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「やがてルドルフがここにやってくるだろう」エネイブルEnable(凱旋門賞連覇)Prix de l'Arc de Triomphe 2018

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 パドックに行かずに運よく空いた場所に滑り込んで、ターフビジョンの画面を見ていると、ゴスデン調教師がエネイブルに鞍を付けている場面を映していた、長身なのは以前から知っていたけれど、7月にニューマーケットのフランケルツアーで乗ったバスの車窓から見た彼は、知っているよりも長身と感じたから、その調教師が腰をかがめずに鞍を付けられるエネイブル、彼女自身の体高も感じられた。
 だけれど、背の高さを彼女から感じたことはない、そうなると脚の長さをカバーするだけの体のボリューム、そして足が長いと感じさせない体のバランス、加えて長い脚を素早く動かす脚自体のの力があるんだと。
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 馬場は、ちょうど彼女に都合の良いくらいに朝降って昼には止んでいた、多分固い馬場なら、本質的に時計がない彼女にはトレヴの芸当はできないだろうけれど、時計がかかるのはレースが進むごとにわかったし、前に行く脚質、騎手は早仕掛けのデットーリ、内が伸びる馬場とそろって、しかもひょっとしたら体高が伸びてより、腕力的なものが増しているならば、相当連覇の可能性は高いかなと、なにしろ暑さと日照りの欧州で今日だけが毎年と同じような秋なのだからよほど何かを持っているのかもしれないと。
 レースは圧勝ではなかった。トレヴの連覇が鮮やかなものだったのと比べるとそれは数段落ちるタイムと内容だったと思うけれど連覇は連覇、新しく出て来た3歳勢も前年の上位馬も全て押さえて勝ってしまった。

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 タイムは2分29秒2、そう示している電光板をみて、レースの余韻を感じて思ったことは、ルドルフなら何とかなってしまったのではないかと、確実に、どう思い返しても。5回不利があっても最後にスノーフェアリーの末脚のように切れて見せた菊花賞、早仕掛けした相手と同時に仕掛けて最後は遊びながら走った早朝から大雨降りの重馬場のJCは2分28秒台、たしかに同世代のダンシングブレーブには、そのレースに出走したシリウスシンボリとの差を、辛めにとると0.5秒は叶わないけれど、その時代はヨーロッパの全盛期の時、全盛を極め下り坂に入ろうとしていたサドラーズウエルズの後継が出てこなかった時代はレベルが落ちてあと少しのところまで来た、そしてガリレオの時代、再び差はついたけれど、ルドルフなら。。。

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 彼の走り出すと、丸く見えるフォーム、少し前足を上げるような動き、それでいて目一杯に体を使えて、それでいて道悪でも対応し時計も早い、しかも最後の有馬記念のように調子落ちしていても、押さえて持ったままで最後だけ気合を付けるだけで、キタサンブラックのタイムを上回っている事実、もしルドルフならダンシングブレーブには負けるけれど、エネイブルならと。。。どれだけ振り返っても新装のスタンドを眺めても、レースが終わった後は思えてきて。
 ならば私は幸運な青春だったのか。競馬という言葉で目を背けられ、普通に人に馬鹿と言われたけれど。彼を見ないと絶対に後悔すると思って、貯金を崩し、時間をかけ、親不孝と言われ、馬好きを気取っていると言われ、それでも彼を追いかけねばと。。だからあらためて感謝。。ありがとうルドルフ。

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