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2018年8月

「夢でもなく幻でもなくマサーが世界一」マサーMasar(EpsomDerby winner)

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さて、ヨークのインターナショナルSが終わって、ロアリングライオンが完勝。キングジョージ勝の2着ポエッツワードに3馬身以上の差をつけた。

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ポエッツワードは、たしかレイト1ポンド差で世界第2位のランクであり、3歳であるポンド差を差し引いて3馬身差を加えても多分ポエッツワードを上回ってくる感じになる。そうなると。

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このロアリングライオンに今シーズン3度対決して負けなかった馬が1頭いる。それがダービー馬マサー。たしかに2000ギニーは3着だけれど、枠順そして、馬場の良いところを走れなかった不利、スタートの出の悪さなど、全ての不利が重なっただけ、同じような馬場の位置を通ったロアリングライオンは5着、ギニートライアルでは約10馬身差をつけてロアリングライオンに勝ち、ダービーでは、同じようなところを走って最後で2馬身放した。勝負付けが済んでいる感じになる。

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そうなると、マサーが実際は世界で一番の。。たしかに故障して今年は出てこないのだけれど。。2度見られたことに感謝。(写真は上2枚がダービー、下が2000ギニー)

「ゆるやかにひかりはじめるなら」スティッフェリオ

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 札幌記念は5着ですか、毎年通ってる信州の音楽祭の開演前に知りました。ビュアーで見たパドックだと少しだけ前脚に疲れがあるかなって感じはしましたが、よく頑張って3馬身差まできました。前年3角の強い向かい風の風よけにされて負けたミッキースワロー、2番手の馬にフラフラされて禁断の左鞭を打たれて前々走負けたマイスタイルには決定的な差を付けました。パトロールなどを見返すと4コーナーで一度左鞭を入れています。右手前で手前を替えず、その分伸びきれなかった理由はここにありました。)
 今回も4戦目までの無茶な騎乗でトラウマが残る左鞭を使わない騎乗で直線伸びての好勝負でした。仕方がないとはいえ、もう少し早めに折り合いがついていたらと。気性の成長待ちになりますが。。しかし、最初4戦のトラウマを背負い続けて、はたしてもう少しレベルが上がってそれで本当に戦えるかどうか。。また左回りがこなせるかどうか、不安は残ります。ま左鞭の代わりに鞭を見せることで補える騎手が必要にはなってくるというか、オープンなんでそれなりの騎手にとは思います。
 ステイゴールド産駒ということもあってか、産駒独特のソエの心配もあってか、坂路主体の厩舎に入ったのだろうけれど、結局はグリーンウッドから函館滞在とのパターンの時、4戦までの騎手が調教にも乗らない時に2年続けて一番馬の調子が良いし成長もする、ホント皮肉なもんというか馬は正直なもんです。ひょっとしたら牧場側のこの最初のマッチングミスがトップの牧場との差が開いている原因かもしれません。
 さてこの後どうなるんでしょうか、なんとか秋に重賞2着までに来てもらえると有馬記念っていう目も出てきますが、この馬にとっては、大きなレースで消耗するより、1月から2月の京都や3月の中山の番組を狙った方がなんですが、だけれど有馬で10着で1500万という賞金も魅力が。。。
 写真は4月グリーンウッドです。大分胸前が大きくなってきました。気性も成長が見られました。だけれどまだ肩の部分を中心に成長の余地はあるはず。夏にも成長しているはずで、秋に実馬を見に行くのが楽しみです。
※追伸パトロールなどを見返すと4コーナーで一度左鞭を入れています。右手前で手前を替えず、その分伸びきれなかった理由はここにありました。

「フランケルに出会ってみれば」フランケル見学ツアー

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 7月30日ニューマーケットであった日本語で言えば「世界的名馬見学ツアー」に参加してフランケルなどを見学してきました。(フランケル動画は私のフェイスブックにあります)
 見学者は、観光客というよりほとんどイギリスの馬主さん、馬主さんと言えどもこういうツアーに参加しないと種牡馬が見学できないのがイギリスの事情なんでしょうか。一通りの     見学の後、皆さん必死にスタッドの方に質問されていました。社台スタリオンを気軽に見学できる立場は非常にありがたいもんだと思いました。
 食事の席で臨席だったご婦人は、今年のセリで1億円でフランケル産駒を購入したとのことでした。

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 見学ツアーの最後にフランケル登場で、見てみると、他の馬よりバランス的に体高があるのが特徴かと感じました。スピードの素はここにあるのかなと。ガリレオ産駒でマイラーだったチャーチル、ウィンターも体高はあったのでここがポイントかもしれません。

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 それから印象的なのは背中の強靭さと柔軟性、背は垂れていないんだけれどユッタリ、でも強さは感じる。アイドルに心で熱狂していました。
※すいません、この写真に限り転載禁止でお願いします。フランケルツアーに関しましては、もう一つのザヨーロピアンサラブレッドレビューで展開しますのでご覧ください。

「思い届かぬ街で夢をかなえた人がいた」ポエッツワードPoet's Word(King George VI and Queen Elizabeth StakesキングジョージエリザベスS1着)

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さて、1回限りと決めてアスコットへ行ってきた。一眼レフカメラは誓約書(販売、贈与しない、SNSを含む個人的な使用だけで画像を使用する)を書かされ、入場できた、取り上げられるのが嫌なのと、リュックではさすがにとバッグに入れるためと、長い上り坂を2日間上り下りするために、重いレンズを止めて中京で暑さ対策のために使っている軽いレンズの組み合わせ。。まなんとかなった。

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キングジョージウィークエンドと名付けられた金曜日土曜日の2日間、主だったレースは2歳G3というレースが土曜日にあるだけで、これも含めてあとはホントかって言うレベルのレースではあったけれど、1度限りのアスコットと決めて行くには、ここでよかったと。

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服装規定は、いわばコースに出たけりゃ、上着を着用、階を上がって座りたけりゃタイ着用とか、もうレースではなくアスコットという空間を楽しませようとするのが主になっており、函館競馬場を大きくしたような感じのアスコット競馬場では、なんだかそれが間抜けにさえ見えたけれど、仕方はなかったと。客席はレースを楽しむより酒を飲み、騒ぎたいので、騒げるように競馬も見る感じで、ニューマーケット、エプソムより競馬から人の心が離れているのを感じて、馬が好きなものが来てよかったのかって。

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2日前の予報で当日の朝にまとまった雨が降る予報で、登録だけ残していたクラックスマンが馬場が柔らかくなるのなら出るとの前日のアナウンスで一気に一番人気になったけれど、当日競馬場に行く風景はたまに水たまりを見る程度で、全英オープンでみたように枯れ切ってしまった芝には、生気が戻ってきておらず、競馬場内スタンドの芝生を踏んでも靴に水気さえ着いてこなかった状態では、改めて出走を取りやめても仕方がないところ。

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さて、そうなるとポエッツワードとクリスタルオーシャンの一騎打ちになる公算が大きくて、ドバウィ産駒のポエッツヴォイスの初年度産駒のポエッツワードが勝てばそれなりにドバイミレミアムから奇跡的に繋がったサイアーラインが世界で機能するキッカケを作ることになる、一方クリスタルオーシャンが勝てば、ハービンジャーに行程が似ておりその再来として秋の凱旋門まで見通せることになるというところが注目ではあるけれど、小粒な感じは免れないし、多分プリパレードリングとスタンドの間に造られたビューイングができるスポットは、ガランとしており、見てないけれど先月のロイヤルアスコットと比べれば動員数は多分6割程度だろうという寂しさもあってなんだか気分は乗ってこなかったと。

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しかしながらレースは、激戦となった1ハロン前から血統のようになって、後続を9馬身ちぎっての激闘はさすが本場のグループ1と思わせるもの、これは今まで見た中でも一番のもの、「オイなんちゅうレースをするんやって!」、ゴールではポエッツワードが僅かにしのいで1着、金曜日からキレキレのドイルが笑顔を上げて、そのあとこみあげてきて、いわば宝塚記念の和田ポーズでゴール過ぎの地点の私のところを通り過ぎて行って。。凄いものを見たって。

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考えてみれば、前年はどちらかといえば一年間重い馬場状態が多かった、その中での優劣の差がついた。今年は5月が気温、日照時間で過去最高、6月初めに崩れたがまた晴天続き、その中での優劣がこれだっただけ、この馬場状態の振れ幅の大きい中で優劣を競いいいものが残っていく、だからいろんな個性が残ることもできる、そして真に強い馬ができる、それがまた競い合うそれが競馬、ホンマにオシャレしてシャンパン飲んでレースそっちのけで騒いでいる場合かって思うくらいだったよ、ほんとに。

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写真の撮り方は「わたしの競馬写真術ノート」を見てもらうとして、今回ニューマーケットのフランケルツアーも参加してきたので、その話題を来週になりますが「ザーヨーロピアンサラブレッドレビュー」で書いていきます。また旅行記と案内の中間のような電子書籍を出すつもりで現在画像とシッタモンダやってます。またよろしくお願いいたします。

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