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「The Sound Of Silence 」サクソンウォリアーSaxon Warrior(2000ギニー1着)2000Guineas Stakes

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 5月5日三度目のニューマーケット、ギニーフェスティバルへ。今年は気温が24度、天気予報を見ていると、日本のフェーン現象的な晴天になっていて去年の13度止まりとはエライ違いであり、ビールだけが売れていた前年と比べ、レモネード、アイスクリーム、水と冷えているものなら手当たり次第に売れてく感じだった。
 さて、2000ギニーは、馬場状態はグッド、日本では稍重と訳すけれど、稍重より若干乾いているかなという状態だったと思う。南風でレースは向かい風になる。
 最初の頃のレースを見ていると馬場の中央くらいが良さそうな感じで、過去はいつも外ラチ沿いか、中央より外の争いになっていたけれど、それより内側での馬場のホントに真ん中を通っての争いになっていた。

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 こうなると2000ギニーは、向かい風で力が必要で、馬場状態も合わせて走破タイムが遅くなるだろうから、4月に前哨戦を叩かなかった、サクソンウォリアーもそれなりに勝負になるのかなと、なにしろ馬場が固く速くなるとなんとなくだけれど、前哨戦を叩いている方が有利な感じは2度ほどだけれどニューマーケットまで来てみて感じているだけに、どれを応援するかって問われれば、見たことはないけれどデイープ産駒だし一応日本産馬だからサクソンウォリアーって思っているものにとっては、期待できる当日の条件だと思った。
 約50分前に、ボチボチ、プレパレードリングに2000ギニーの出走馬が出てきた時点からプレパレードリングは結構な人だかりだった。2000ギニー直前のG2のレースが15分後に発走だったけれど、なにしろこのG2レース、10日前の登録馬の状況は、出走が現実味のある有力馬、多分出てこないだろうっていう超有名な馬まで合わせると凱旋門賞も真っ青っていう凄いラインナップだったのに、それが1頭も出てこずに知らない馬5頭のレースになったんでは、日本から来たものでなくても面白くないらしく、ほんとイギリス人には珍しくレースをスキップしてしまってプレパレードリングに集まってしまっていた。

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 レースの直前までの1番人気はグスタフクリムトだけれど、前哨戦を9馬身圧勝したマサーの出来が誰が見ても素晴らしくて、これなんじゃないのかって、何しろ毎年オブライエンってそんなに上手くいく筈がないって自然に思えて来た。レース直前には最終的にマサーが1番人気、サクソンウォリアーが2番人気、グスタフクリムトは当日までの1番人気のため、テレビカメラが歩いている前に入りプレパレードリングを約1周歩くという窮屈な思いをさせられたのに直前は3番人気。

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 気になるサクソンウォリアーは、10日ほど前にレーシングポストのサイトの動画で見た印象はスピルバーグ的な馬体かなと思っていたけれど、もう少し胴が長い感じで、マカヒキを逞しくしたような感じかなと。
 カプリを担当していた厩務員さんが引いていたけれど、この人にかかると馬がノホホンとしてしまうっていうのか、ホンマにディープかいな、君切れ味って知ってるって、馬に問いかけたくなるくらいに凄く落ち着いて。
 
 馬場に早目に移動して返し馬をみて、そのころから段々イライラしてくるっいうか、レースを予想してみると中央に固まった馬群で行われるというより、多分前走のようにマサーが先行するけれど、その先行する前に無理してでもオブライエン陣営のペースメーカーが引っ張るというか、外ラチ沿いの枠順に入ったマサーを一番良い中央からやや内側を通らせないように引っ張っていって、その内側からサクソンウォリアーとグスタフクリムトが勝負してくることになるということは、有力馬がバラけるゴール前になる。
 そうなると大変写真は撮りにくい状況になる。どの馬のどこにあわせたら良い?設定は?ズームレンズを回し込むタイミングは??場内が盛り上がってきたのに、それとは逆になんだかイライラしてきていつも頼りにしているゴール前のビジョンはなぜか設置されてなくて、遠くに1か所あるだけで。。

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 レースは、マサーが出遅れ、オブライエン厩舎のペースメーカーが引っ張って予想していた通りのバラける展開、そこからサクソンウォリアーが抜け出して、最後の坂と向かい風では無理もないが外側に少し寄れながら駆け上がってくる、誰かが叫んでる「マサーじゃないジャパニーズホースだ!」。
 あまりの完勝に、主戦のムーア騎手が同日のケンタッキーダービーに騎乗しに行ったため騎乗したオブライエン騎手の手が、いつもデットーリがやるより早く上がって、駆け抜けていったと。
 感動したかって、ジワっとは何度も上がってきた、いつか来る日がちゃんと来た時の感情はこんなもんかと、拳を握って、何度かガッツポーズ、ここまで競馬を見に来る変な日本人っていう少し感じる人当たりと視線、そんな人が周りにいつもいたけれど、その視線はなぜか感じず、だからかわからないけれどなんだか見えている世界が大きく感じられて。
 
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