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2018年5月

「まるでかくれんぼでいきひそめて」ワグネリアンWagnerian(日本ダービー1着)

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 今から40年前のダービー、私が注目していたのはカンパーリという馬でした。関西の4月の初めのオープン、そして京都4歳特別という5月初めの重賞(いまの京都新聞杯よりはレベルは下でした。)と2000mのレースを連勝して、福永洋一騎手のたっての願いでダービーに出走してきました。
 血統は父ハイハット(社台ファームが輸入するもほとんど失敗、チャーチル英国首相の持ち馬)でハイペリオンの3×4×4の25%配合。ハイペリオンの伝説的な成長力が確かなら大川慶次郎さんが言うように血統には完成する時期も遺伝しているはずで、当時少年だった私はなんだかそーっと、全く人気のないカンパーリだけに注目しながら、かくれんぼで鬼が行き過ぎまで静かにしているように、息をひそめてレースを見ていました。

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 結果は、直線一度加速するところを寄られた大きな不利があり、そこから再度追い出されて3着、ゴール後20メートルほども行かないうちに勝馬を交わしていました。多分不利がなければカンパーリが勝っていたでしょう。
 この後私は不利があった場合は、この時突き抜けていただろう分0.3秒を不利分として、大小関わらず考えるようになりました。
 それから40年です。なんでレース前にこれを思い出したかというと、国歌斉唱がさだまさしさんでした。彼の歌の中に題名の文句が出てくるんですが、曲の内容とは全く整合しないものの、言葉がこの時の自分の状態にほぼ近かったんで、憶えていて、国歌斉唱と同時に思い出していました。

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 馬場が東京も京都も特殊な馬場というか、砂を入れたりして内側が固まってしまっているため、内側は草丈も低くてまばらだし、内側を通らないと特に京都なんて追い込み馬が外を通ったら、他の競馬場なら追いつけるのに0.5秒は遅れるような馬場だし、東京にしても、そこまで酷くないものの内側を通らないと伸びないので、先行して内側を走る感じでないとのレースになってしまったので、不利を受けるのは当たり前のようになっていて、それで不運な馬もいたかなと思うけれど、レースは好騎乗で決まった感が強いレースだったので、スッキリした良いレースだったと思います。

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 残念なのはやはり福永という名前は競馬ファンには特別な名前ですから、勝利騎手インタビューは現場に杉本清アナウンサーが国歌斉唱の時の司会として出てきてるわけだし、なんとか彼にお願いできんかったかなと。1日たっても思います。
 今週は関西の競馬場はお祝いムードが強いのでちょっと競馬場に行きたかったなと思うんですが、ちょっと予定が先に入っており。。

「優勝の文字はなぜだろう優しいと書くんだね」ワグネリアンWagnerian(日本ダービー1着)

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日本ダービーは、ワグネリアン1着、福永騎手初のダービー制覇、おめでとう、声が枯れました。
※タイトルは「君はランナー」からの引用です。

「まだ歴史は始まったばかり」ジュールポレールJour Polaire(ヴィクトリアマイルから)

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今日、祝賀会の案内が来て、随分費用を執るもんだと思ったけれど、そう思えるのも勝ったおかげではあるんで、早々に秋のローテも決まって、もしマイルCSを勝つなんてことがあると、今の情勢だと、年度古馬牝馬まで手が届きそうなんで。。。

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今のところ当確なのがスタリオンブックのディープの欄に前年の活躍馬としてサクソンウォリアーの次かその次くらいに扱われるはずで。なぜか緊張しますね。

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ただ、送ってきた写真が良くなかったので、ちょっとぬか喜びついでにもう一度飾ろうと。

「5月は拍手の花吹雪舞う季節」アーモンドアイAlmond Eye(オークス1着)

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 毎回同じところから撮っていると、馬場の具合とかがわかるんですが、今回は、いわゆるダービーの時に現れる馬場というか、なんとなく芝生の丈が短くて、内側は多分目土を入れて踏んである感じの馬場と、加えて馬場の芝の部分がなくなって根の部分だけが残る11月の内ばっかり来る東京の馬場とをミックスしたような馬場で、内側何頭分が有利であることはハッキリしていると。

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 長丁場になるとそれが大きく影響するだろうと見ていたら、桜花賞上位組がそこに早目に少し前に行って入って来て、1コーナーの入りのところで勝負が見えてしまったというか。他は何とかならんかったのかって。
 外を通っている馬は芝を走っているけれど、内側の馬は走ると土が上がっているので、これだけ違うとダービーにも影響が大きいっていうか。

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 もしかの確率があったサトノワルキューレは馬体が緩んだ感じもして、きつい牡馬とのレースの後に、緩い牝馬のレースを使って、気が緩んで、その後の調教も馬体重のこと気にして緩んだかもしれないし。その出来で桜花賞組より外を回ってはといった感じで。

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 アーモンドアイは強さは完璧で、抜け出した時に場内が納得しているのがとても感動的で自然に拍手できるがとても嬉しかったと。

「白鳥だったジュールポレール」

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 2歳秋までまともなトレーニングが始められず、これから順調に行ってもギリギリかなって思っていた時期は結構悶々としましたね。
 だから、2歳秋にまだ牧場にいたので、見せてもらい歩かせてもらうと、馬がこちらに歩いてくるときに、脚を外に振るもんで、いままでお客さんをヨイショしていた牧場の方が下を向いてしまって喋らなくなってしまったのは面白かったな、なにせこの母親は募集馬ビデオの中でもっとひどい歩様でしたから、自分はその時それでサラリーマンでは買えんなと思ってやめた思い出があるんで、それでも走ったんだからって、思ってあるキッカケがあって余った馬しか実績がないもんで売れ残っている、多分それは歩様の性だろうけれど買ったと。

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(1歳秋)

 3歳の3月に山元で他の持ち馬もいたので見せてもらおうとしたときに、なぜか入厩のためにすれ違ってくれて、山元の担当者の人に歩様の話をしたら、母がそういう馬だったってことは誰も知らなくて、やっぱり流れ作業式にやってるとたくさんの人の手がかかるんで良い面が多いけれど、馬本体の個性までは手が届かんのかなとその時知りました。
 1年遅れの桜の阪神牝馬Sでは、ようやく出来上がってきた馬体に感激して涙が出たし、17年ヴィクトリアマイルでは4コーナーで勝てると思ったんで、なんか写真撮らずに叫んでしまったり。。

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(2歳秋)

 今回は前走の阪神牝馬Sがフックラしたある意味理想的な感じだったし、ゴール前大きな不利になったのは、馬を引っ張っているのにそれでも鈍くだけれど馬が伸び続けていたからで、それが成長の分としたらって。。
 だから今回は接戦だったけれど冷静に見ていられたと。一息り叫んだりしたけれど。ガンバレ馬券もすぐに換金してしまったし。。ここを入着したら小倉記念かなって思っていた夏の予定も変えなけりゃならないしで。。
 ここを勝ったんで逆にローテが難しいというか、脚の曲がった醜いアヒルの子は白鳥になったけれど、脚はそのままだから、だから、あとは彼女が何とか無事でと。。

「だけど私にだってこの冷たい雨を止める力があるかもしれない」ジュールポレール(ヴィクトリアマイル1着)Jour Polaire

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12時ころ府中に着くと雨はまだ降っておらず西の方まで富士山は見えないもののスッキリしており、何とか一安心して、観戦し始めて。

 私の予想では、1時30分まで降らなければ良馬場であり、しかも少しタイムは雨で少しかかるくらいになるので、1分31秒台では多分走れない愛馬にとっては凄く良い馬場条件になるのになと。

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雨が降り出したのは1時45分ごろ、雨が降ったとたんに前が止まらない馬場が少しは差し届く馬場に変わっていって、しかも内側馬が走るところは掘れている状態に。。東京も去年秋の大雨での馬場ダメージがまだあるのかと。

 馬体重が出てマイナス6キロほぼ数字では仕上がっている感じ、雨がけっこう降っているし、10Rのダート3歳オープン戦を見た方がキャリア上良いのは重々理解できているけれど、10Rの返し馬を撮ってパドックへ猛進。
 ジュールポレールは完璧に見えた。まず馬体が前走のフックラしているところが上手く研ぎ澄まされているし、歩く速度がいつものように遅くない。普通に歩いて隊列についていけている。これはひょっとするとが大きくなってくる。

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 枠順だって恵まれた。内枠の偶数、しかも有力馬の一頭がこういうレースで内枠にはいると必ずヘグる騎手をのせて枠順の段階で消えてくれたこれが大きい。前年の勝馬だって、3週連続府中G1を取る騎乗をした騎手を乗せてのものだからこの出来なら怖くない、前走邪魔された相手は今回はしてこないだろうし、前走の大きな不利だって他の馬だったら止まっているからなんでもないことだったのに、ジュールポレールが止まりそうで止まらなかったから被害が大きくなっただけで、これが最後が平坦な東京では逆にそれが生きてくるはず。
 レースは、最後伸びてきてくれて、ここから伸びると勝つなってなんだか冷静に思えて、外から来たけれど、ここから止まりそうで止まらないから大丈夫、しかも外から来た騎手は2度も彼女に乗りながらその彼女の最大の個性をつかめなかった、結局は馬の特性をハッキリつかめないのに日本のトップだってことが日本のレベルなんだけれど、だからそのレベルだから絶対差せないだろって。。
 レース後は大変というか、上がってくるものを奇声にしないと自分が変になりそうで。。ありがとうって言葉が出てくるまで机叩いたりしてた。。。

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※タイトルは「雨に消えた音楽会」(北山修作詞)からの引用です。私の青春時代の歌です。(CDは出てません。コンサートで歌われていた歌です。)

「馬を中心に競馬は動くもの」サクソンウォリアーSaxsonWarrior

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  サクソンウォリアーの動画は私のFacebookをご覧ください。

 さて、日本産馬のサクソンウオリアーが英国クラシックを勝って、しかもグッドの状態で優勝して、いろいろ疑問が出てきたのはホントのところ。

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例えば日本と欧州では走るタイプが全く違うんだっていう日本側関係者が言うことも、なんだか父、つまり半分は必ず同じわけで。しかも向かい風でずっと重い馬場の坂を上る競馬。それを一番こなしている。

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レースの仕方はどうなの?スローを貯めてドンが日本のやり方ディープのやり方サンデー系のやり方だけれど、この日はペースメーカーあり、ペースは緩みがない、そこを抜け出し方も早仕掛けに近いし全く違う競馬で勝っている。

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 馬体も小さくないし、何より少しも入れ込んでおらず、気性が凄く穏やか。他の馬たちより、パドックなんて日本より多い人数が日本より近い距離で取り囲んでいるのに何も影響がない、日本だったら気性がきつくて大変で、大きくならない馬がいて。。
 これって、単純にかかわっている人間の差、馬に対する接し方、職業意識があまりにも違い過ぎてるんじゃないの。いつもクラブの募集馬ツアー行くと、素晴らしい馬ばかりなんで、やっぱり人がこの素質をダメにしてる部分があるなといつも思うけれどそれが本当だったと。

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 ジョッキーは、日本では負けたら全て馬の性にして何も自分は変えないし、関係者はこの子って言って絶対一番下の身分しか与えないし、レース前に必死に馬の状態を確かめるとか、日本みたいに使い込んだ馬場を歩いて確かめるんじゃなくて、一番いいところを使ってレースをやっているのに、必死に歩いてみて馬場を確かめて、直前まで親身になって考えてるなんてレベルで仕事やってる人なんて関係者にはいないといった方が良いし。
 返し馬だって、こっちは絶対馬場状態とか風向きとかも考えて馬の負担を減らそうとしているし、最後まで馬のフォームが乱れないとか、疲労感をできるだけ与えないとか懸命にやっているし。。。
 日本じゃそんなもん関係ないんだって、馬鹿かそんなこと気にするなんてって多くの関係者が言っているし。ディープ産駒は、気性が荒くて貯めなきゃダメで、それが出来ない奴は馬が原因で走らないんだって、全部馬の性なんだって。ひょっとしたら世界的G1をこいつらの性で20個以上撮り損ねているかもしれないと、感激から覚めれば覚めるほど感じる次第。

「駆ける娘は光の中笑っていた」ビルスドンブルックBillesdonBrook(1000ギニー1着)1000Guineas Stakes

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 さて、5月6日日曜日は1000ギニーがあり、再びロンドンからニューマーケットへ、地下鉄のトラブルなどあったけれど、何とか時間にたどり着いて、また高温の晴れ。。暑い、上着は止めてワイシャツで。風があるから何とかなったけれど、ロンドンで日焼けするとは思わんかった。

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 11時30分頃に着いた時には馬場状態はグッドだったけれど、日陰のベンチでホテルで作ってきた緑茶を飲んでいたところ放送があり、グッドトゥファームに変更するということ、理由はほとんどの部分が昨日より乾いてきたんでみたいなことを言っていて。これは少し昨日と違うかもと。

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 ニューマーケットに来ると年間入場証のアニュアルバッジをつけて歩いている人がとにかくカッコよく見える。今回はそれに加えて勝負服のバッジみたいなものを付けて何人かが歩いていて、レースカードをめくってどの馬主さんだろと見ると、読めない馬名。。びるっそどんぶるっく?嫌だな勝ったら、人気ないからいいけれど、ブログに載せるのに読み方調べるだけで半日かかりそう。。

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 1000ギニーは前評判ではゴドルフィン対オブライエン陣営の2対2の対決に17年ニューマーケットの2歳G1勝ちのローレンスが加わる構図。

 日本的見方をすれば、2歳の牡馬相手にG1を勝ったオブライン厩舎のハッピリーが断然だけれど、牡馬相手ということは斤量が牝馬は軽くなる、それに比べて牝馬同士のレースだと1000ギニーもそうだけれど牡馬と同じ斤量を背負う1000ギニーの負担重量は126ポンドこれは昨日の2000ギニーの負担重量と一緒、まずこの斤量増がどうなのか。

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 そして馬場状態、ハッピリー、ゴドルフィンのワイルドイリュージョン、ローレンスは2歳戦からブッツケでいきなり良馬場はどうなんだろうと、いわゆる速い馬場を走れるフォームをシーズン初めの3歳牝馬が作れるのかっていう点が不安があるのでといったところで、なんだか焦点が定まらないなと。
 前走マズマズの競馬で人気が上がってきたオブライエン厩舎のアイキャンフライにしても道悪専門のファストネットロック産駒だし、4月のネルグインS勝のゴドルフィンのソリロクイだって、人気が伸びないということはそれほどでもないかもしれないし。。

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 パドックというかプリパレードリングに馬が出てきて、一目でわかったのは前年ロンシャンで見たハッピリー、ワイルドイリュージョンで、2頭とも成長しているなという感じで良いデキだに感じたけれど、そうなると経験則から少し重めかもしれないと。あと気になったのはハッピリーってこんなに歩くのが遅いかったかっていう点。あとは感じんかった。ゴドルフィンの馬だと思って余計な馬撮ったなって思った程度。
 
 ただこの日も1番人気のハッピリーはプレパレードリングを歩くうちの1周はガッチリ歩く前すぐ近くにテレビカメラが入って、馬の顔面を中心に撮り続けており、日本のパドックのシャッター音の嵐より、1番人気1頭だけにやってしまう行為だけに酷いんじゃないのかって。
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 さてやや向かい風が弱まって始ったレースは、昨日に続いて中央で固まる馬群、先行するローレンスをマークする展開、オブライエン厩舎は2頭ペースメーカーを出したはずが全く機能せずというか、早い流れについていけなくてハッピリーがワイルドイリュージョンと一緒にローレンスを追いかける展開、つまりレースは先行勢が垂れたところを後ろからビルスドンブルックが差してきて、何にも予想してないのにやっぱり来たかって。。
 レース後は関係者の喜びが凄かった。もうニコニコしっぱなし、朝にすれ違っただけの人たちもそうなんだろうなと思って、オーナーの欄を見てみるとどうもクラブ馬主的な共同馬主らしい、日本的に言えば地方競馬オーナーズの馬がこうりゅうG1で勝つくらいの感じかもしれないが。。
 勝ったビルスドンブルック、彼女の名前の表記も今後二転三転するかも。このブログでは、実況放送から聞いた名前の響きに一番近いカタカタ表記に。
 写真ではわからないが凄く小さな馬、420キロ以下は確実でひょっとしたら300キロ台かもしれない、小さな馬がこれから大活躍するかもしれない。良い夢を競馬場で見られたのが幸せ。
 ※これ以上の詳細は、ブログ「ザヨーロピアンサラブレッドレビュー」をご覧ください。来週にかけて掲載していきます。
 また旅行記は再来週くらいに「ザハミングジャーニー」に掲載する予定です。よろしくお願いします。
※タイトルは高石ともやさんの「春を待つ少女」から引用しました。
 

「The Sound Of Silence 」サクソンウォリアーSaxon Warrior(2000ギニー1着)2000Guineas Stakes

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 5月5日三度目のニューマーケット、ギニーフェスティバルへ。今年は気温が24度、天気予報を見ていると、日本のフェーン現象的な晴天になっていて去年の13度止まりとはエライ違いであり、ビールだけが売れていた前年と比べ、レモネード、アイスクリーム、水と冷えているものなら手当たり次第に売れてく感じだった。
 さて、2000ギニーは、馬場状態はグッド、日本では稍重と訳すけれど、稍重より若干乾いているかなという状態だったと思う。南風でレースは向かい風になる。
 最初の頃のレースを見ていると馬場の中央くらいが良さそうな感じで、過去はいつも外ラチ沿いか、中央より外の争いになっていたけれど、それより内側での馬場のホントに真ん中を通っての争いになっていた。

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 こうなると2000ギニーは、向かい風で力が必要で、馬場状態も合わせて走破タイムが遅くなるだろうから、4月に前哨戦を叩かなかった、サクソンウォリアーもそれなりに勝負になるのかなと、なにしろ馬場が固く速くなるとなんとなくだけれど、前哨戦を叩いている方が有利な感じは2度ほどだけれどニューマーケットまで来てみて感じているだけに、どれを応援するかって問われれば、見たことはないけれどデイープ産駒だし一応日本産馬だからサクソンウォリアーって思っているものにとっては、期待できる当日の条件だと思った。
 約50分前に、ボチボチ、プレパレードリングに2000ギニーの出走馬が出てきた時点からプレパレードリングは結構な人だかりだった。2000ギニー直前のG2のレースが15分後に発走だったけれど、なにしろこのG2レース、10日前の登録馬の状況は、出走が現実味のある有力馬、多分出てこないだろうっていう超有名な馬まで合わせると凱旋門賞も真っ青っていう凄いラインナップだったのに、それが1頭も出てこずに知らない馬5頭のレースになったんでは、日本から来たものでなくても面白くないらしく、ほんとイギリス人には珍しくレースをスキップしてしまってプレパレードリングに集まってしまっていた。

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 レースの直前までの1番人気はグスタフクリムトだけれど、前哨戦を9馬身圧勝したマサーの出来が誰が見ても素晴らしくて、これなんじゃないのかって、何しろ毎年オブライエンってそんなに上手くいく筈がないって自然に思えて来た。レース直前には最終的にマサーが1番人気、サクソンウォリアーが2番人気、グスタフクリムトは当日までの1番人気のため、テレビカメラが歩いている前に入りプレパレードリングを約1周歩くという窮屈な思いをさせられたのに直前は3番人気。

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 気になるサクソンウォリアーは、10日ほど前にレーシングポストのサイトの動画で見た印象はスピルバーグ的な馬体かなと思っていたけれど、もう少し胴が長い感じで、マカヒキを逞しくしたような感じかなと。
 カプリを担当していた厩務員さんが引いていたけれど、この人にかかると馬がノホホンとしてしまうっていうのか、ホンマにディープかいな、君切れ味って知ってるって、馬に問いかけたくなるくらいに凄く落ち着いて。
 
 馬場に早目に移動して返し馬をみて、そのころから段々イライラしてくるっいうか、レースを予想してみると中央に固まった馬群で行われるというより、多分前走のようにマサーが先行するけれど、その先行する前に無理してでもオブライエン陣営のペースメーカーが引っ張るというか、外ラチ沿いの枠順に入ったマサーを一番良い中央からやや内側を通らせないように引っ張っていって、その内側からサクソンウォリアーとグスタフクリムトが勝負してくることになるということは、有力馬がバラけるゴール前になる。
 そうなると大変写真は撮りにくい状況になる。どの馬のどこにあわせたら良い?設定は?ズームレンズを回し込むタイミングは??場内が盛り上がってきたのに、それとは逆になんだかイライラしてきていつも頼りにしているゴール前のビジョンはなぜか設置されてなくて、遠くに1か所あるだけで。。

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 レースは、マサーが出遅れ、オブライエン厩舎のペースメーカーが引っ張って予想していた通りのバラける展開、そこからサクソンウォリアーが抜け出して、最後の坂と向かい風では無理もないが外側に少し寄れながら駆け上がってくる、誰かが叫んでる「マサーじゃないジャパニーズホースだ!」。
 あまりの完勝に、主戦のムーア騎手が同日のケンタッキーダービーに騎乗しに行ったため騎乗したオブライエン騎手の手が、いつもデットーリがやるより早く上がって、駆け抜けていったと。
 感動したかって、ジワっとは何度も上がってきた、いつか来る日がちゃんと来た時の感情はこんなもんかと、拳を握って、何度かガッツポーズ、ここまで競馬を見に来る変な日本人っていう少し感じる人当たりと視線、そんな人が周りにいつもいたけれど、その視線はなぜか感じず、だからかわからないけれどなんだか見えている世界が大きく感じられて。
 
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35年やってきた我流写真術を電子書籍にまとめてみました。「わたしの競馬写真術ノート」です。是非ご覧ください。
 

「怪物に女王のカクテル」タニノフランケル

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あんまり売れないけれど、やりはじめたもん仕様がないとういことで、第3弾の電子書籍を発刊しました。ダービー、イヤリング、POGに絡めて、更新版を作製したのですが、最後までだ書こうかどうか迷ったのが、タニノフランケルの扱い。

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なにしろ血統は凄い、前走圧勝、キッチリ間に合いそうだけれど。。。あえなく断念はしましたが。。

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PR)2017年10月に発刊した「わたしの競馬写真術ノートver1.0」の更新版「わたしの競馬写真術ノートver1.1」が5月3日発刊となりました。どうぞよろしくお願い致します。

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