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2017年5月

「ブリザードが吹く2017」ウィンターWinter(アイルランド1000ギニー1着)

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写真はイギリス1000ギニーです。チャーチルと同じ、エイダンオブライエン厩舎のガリレオ産駒のウィンター、こちらもイギリス、アイルランド1000ギニーを連勝しました。
100ギニーの時のピンクの勝負服から、濃紺のこの馬主グループの1番手の勝負服で、アイリッシュではムーア騎手騎乗、チャーチルよりももっと楽に連覇しました。

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おかげで、不利があってイギリス1000ギニーでウィンターに負けたロードデンドロンのオークスのオッズが2,1倍程度にジャンプアップ、オッズを動かすほどの勝利でした。こちらもロイヤルアスコットに行くんでしょうが、馬場を問わないので、マイル路線を勝ちまくってくるかもしれません。

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「嵐スイッチオン」チャーチルChurchill(アイルランド2000ギニー1着)

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写真は、イギリス2000ギニーのものです。
道悪になった27日のアイルランド2000ギニーは、ここを狙ってきたサンダースノーを寄せ付けずの圧勝での勝利。英国、アイルランド2000ギニー連覇です。次はロイヤルアスコットでバーニーロイとの再戦となります。バニーロイも筋肉ゴムまりアスリート的な馬なので、果たして、関係者が誉める素質とクレバーさでどれだけ、2000ギニーの差を保つことができるのか今から注目だと。
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「夕陽より早く走ったら」フェイムゲーム(目黒記念1着)

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またルメールかって感じだったけれど、それ以上に馬がカッコよかったんじゃないかなって。
毎年夕暮れが近い感じの目黒記念だけれど、今年は暮れる感じがしない日差しの中、低レベルだったダービーの何かを吹き飛ばす感じの決着。これぞ2500戦といった感じでした。

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「なんだかロングエースに会いたくなった日」レイデオロRey de Oro(ダービー1着Japan Derby)

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ゲート前、あと1頭となったアドミラブルは沸き起こった歓声に一度、騎手と同時に立ち止まりまりました。馬も騎手も後ろ重心のままゲートへ。。あー出遅れと思っていたら、やはり出遅れ、パドックで出来が良くて、4コーナーから早目早目のレースをするだろうとすると、これをマークして進めばと、ほかのジョッキーの事前の計算が空しく崩れてしまい、有力馬に若い騎手、普段馬の性ばかりにして自分を責めない騎手が乗っている関係もあって、そうなると、押さえてのレースになり、前に横山、武騎手がいては追い抜くこともできずに、言い訳ができないから、追い抜いていくと自分が責められるのを避けるのは、ダービーを勝つことより重要だから、結果凄く消極的なスローペースになって。。

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最初の3ハロンが37秒という、レベルの低いレース、強い馬を選ぶんじゃなく、2歳戦の未勝利戦的なになってしまって、みんなが下手に乗っているところで、ルメール騎手が普通に乗って、2歳戦の王者が勝ってしまったというだけの内容のレースだったと思います。だからあんまり感動しなかったな。2着馬も一回寄られただけで差し返せないのだから、これも相当レベルが低いと。
 
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レイデオロは前走の皐月賞のパドックで、いつ走り出してもおかしくない入れ込み方だったので、今回は随分落ち着いていて、これなら走るけれど、距離がなと思っていたら、スローの上がり勝負になり、当面の相手のアドミラブルは出遅れるしで、幸運な面もあったかなと。ルメール騎手は今回は吠えている暇もなく、ゴーグルを外さずに帰ってきて。。

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感じたのは、勝ち時計、たとえば72年のロングエースは2分28秒6、この時はコースも違いますがAコースで、雨が降って内を開けて走っていて、馬場の悪いところをカバーして仮柵を作っている現代のコースと多分4秒弱位のコース差、2秒くらいの馬場差があるとすると、確実に45年前の方が3秒以上は速い。
世界的に2000弱がレベルが高くて、それ以上の距離は、レベルは年々下がっているのは実感としてあるんで日本だけではないんだけれど、なんか疑問というかダービーを2400でやる意味がホントにあるのかって、2400以上なら昔の馬のほうが確実にレベルが上なんじゃないのかって、もう少し2400にガンと立ち誇る馬が出てこないかなと。。世界を席巻しているサドラーズウェルズだってベストパフォーマンスは2000であり、それがオールマイティーに長距離を席巻している時代だから仕方がないんだけれど。なんとかならんかな。

「ギニーダブルかフルハウスか」チャーチルは愛2000ギニーへChurchill

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ロイヤルアスコットか、ダービーかと言われていた2000ギニーの勝ち馬チャーチル。どうやら、まず愛2000ギニー(5月27日)に向かう模様です。
これでオブライエン厩舎は、愛1000ギニーには1000ギニー圧勝のウィンターが向かい、エプソムダービーは、各トライアルを上位独占した馬たちの7頭出し、エプソムオークスは、ロードデンドロンが固い本命、ということで、オブライエン厩舎がクラシックをスィープする賭けが成立していてオッズ21倍(20対1)だそうです。

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なお、読み方でロドデンドロンとするのは間違いです。みんなRの次にあるhとOとを意識して発音していました。ひらがな発音的に言えば、「ろぉおどでんどろん」でしょうか。なのでロードデンドロンとするのが良識だと思います。そこんとこJRAさんよろしく。秋には彼女が大きくクローズアップされているかもしれませんので。

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写真は2000ギニー、チャーチルです。

「オークスは吠えろルメール!」ソウルスターリングSoul Stirring(オークス1着)

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2週連続の牝馬G1の制覇ですが、前回が叫んでいた感じだとしたら、今週は、吠えてましたね。なんとなく野太い感じがした。

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負け続けるわけにはいかんと、周りが思っている以上にジョッキーが感じていたんでしょう。ちょっとミルコもビックリだったと、乗り方はパンパン馬場で、少しゴール前あと150くらいでひどいところがあって、有利なのは先行して、悪いところを避けて良いところを走れば他が知らずに走るのも含めて、悪いところを走ってくれる完璧なものでした。馬も美しい。。。

「逆襲が決まってサンデーが終わる日」ソウルスターリングSoul Stirring(オークス1着)

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オークス、指定席が外れ、30度以上の天気予報、ちょっとどうかなって、遠くから重いカメラをデイパックに背負って行くには、僕は場所取りはルール違反だと思っているためにバッグの重さは堪えるし、写真のためにキャリーケースを引っ張りまわしているのは、スタンドにいる限り迷惑過ぎて競馬場ではマナー違反だと思っているので、重さはもろに体に来るので、その負担が自分の年齢では大きすぎるんで、行けるのかなって気がしたんだけれど。

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パンパンの固い良馬場ならフランケルの持ってる弱点というか、日本には入ってこない良質なガリレオ産駒よりは、背が少し短くて、それが欧州の馬場では加速した後、その加速に惰性がより多く足せなくて、5月のギニーでへこたれてしまったから、その感覚をもう一度確かめたいっていうか、だから惰性がすぐになくなってしまう時計のかかる阪神の馬場だったら、へこたれてしまって、サンデー系の馬にさえ先を越されてしまったけれど、惰性が保てる良馬場だったら、それが何とかなるはずで。。
そういう自分の見立てが早いところ確かめたかったというか。。たぶんガリレオ産駒が日本ダメなのは、この惰性が日本で最大で最適のサンデーより大きすぎるためで、つまりフォームを小さくしないと走れないわけで。

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毎年オークスに行っていると、ダービーを盛り上げようとすればするほど、オークスは普通のレースになってしまって行って、大雨が降って持ち馬のピュアブリーゼが2着したオークスの方が遥かに混んでいたような感じになっていて。。行ってみたら空いているというか、普通というか、確かに今回もそれほど苦労せずにポイントが探せたというか。。

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レースは、直線の坂を上がって後150くらいからの内側が急に悪いので、そこを通らない乗り方をしようと思ったら、内枠で先行して最後に外に出す方法が良いわけで、それをキッチリできたソウルスターリングが惰性が消えない良馬場で、その有り余る良さをプラスさせて、すごく強く勝ってしまったと。
それで最後に悪いところを知らずに通った2着馬が、食い下がったけれど、その分差がついたと。

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結果は、1、2着馬がサンデー系が入っていない馬。ハービンジャーは、4着馬も出しているけれど、非サンデー系の方が2着に来たと、欧州血統であり、溜めて溜めて一気に差してくるとレースではなく、若手騎手が大嫌いな、ジリジリ先行させて、押さえてもポジションを下げず、それで直線どころかあと800前から先頭を意識して追いまくってくる疲れるレースをしなければならない血統。。。それだけに勝とうとしたら、派手な騎乗アクションではなく、馬と相談しながら最後まで進めなければならない。
ひょっとしたら一気に競馬が変わってくるかもしれません。

「合言葉はエクセプショナル」チャーチルChurchill 2000ギニーより Two Thousand Guineas Stakes2017

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2000ギニーの写真をもう少し、チャーチルです。ラチ沿いとはいえ、早目に先頭に立って押し切ってしまいました。

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ただ、ダービーに出走するかどうかは2000ギニー終了時点より、各地のトライアル戦で所属厩舎のオブライエン厩舎が1着どころか上位独占が続いている状況では、なんとも言えません。
ダービーでは、厩舎の中でチャーチルはオブライエン厩舎の8番手なのだそうです。しかしマイルから2000までくらいでは、秀でているとのこと。その部分で勝ち続けたいのだそうです。
 

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いまのところの私の予想では、固い馬場を条件に出てくる可能性が残されているくらいかなと思っております。

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2000ギニーのムーア騎手の鞭捌きというか、それは素晴らしいと感じます。あと300からで、ずっと右鞭をかざして何らかのアクションを付けているけれど、打った鞭の数は3発程度、後は見せたり、音をたてたりして、励ましたり、リズムを取らせたりしています。それで伸びている。

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日本でも、この騎乗で、バテかかっている馬で、明らかに脚色優勢で、日本人上位騎手が鞭を思い切り打ちまくって先行している馬を、ゴール前追い詰めていたりする。マジックとか天才とかではなくてそれが基本なんでしょう。。このことは例えばヴィクトリアマイルの1着馬と他の差だったりもするわけで。。

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それにしてもライアンにチャーチルはピッタリフィットしている。それが良いと。

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「輝いくという夢は遥か」ジュールポレール(ヴィクトリアマイル3着)

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不安は道悪と、初めての東京コース、古馬のレース、大舞台になって、初コースはやはりハッキリマイナス。。午前中順調に乾いてきていた馬場も午後はもう一つが乾かずに、内側が荒れる結果となり。
パドックでは、細くは映るものの、それなりのデキで、活気もあるし。返し馬は、何度か足元を確かめながらの返し馬、道悪を気にしていたんでしょう。。

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レースは、この道悪を気にしているために少し馬場を選ばなければならず、その分少し消極的にはなって、それでも伸びてこい。。。。あーーーー。3着???

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なんともないかホントに心配したレース後。。あとは分からないけれど。。一番になってほしかった。。。

「叫べルメール!」アドマイヤリード(ヴィクトリアマイル1着)

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愛馬の応援に行ったので、負けたのは悔しんですが、勝利は鮮やかすぎるもんでした。
輸送しても体重があんまり減らず、落ち着いており、可能性を感じて、やっぱり来たかって。

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上手くハマったんでしょうね。道悪が上手いのを最大限に生かした。9Rではほとんど乾いてきているのに内側を通らなくなっていたので相当悪かったんでしょう。そこを行けたのは大きい。。

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いわゆるエリートコースを行っていた馬だけれど、本格化が遅れて今までが少し地道な道になっただけなんでしょうねぇ。。目覚めるときは鮮やかなもんです。
ゴール前がないのは愛馬の位置を確かめるため、カメラをやめてとっさに目で確認しようとしたためです。

「微笑んでいた2017新しいヨーロッパのヒロイン」ロードデンドロン Rhododendron (5月7日1000ギニーより)

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2歳戦の圧倒的なパフォーマンスもあり前評判が高く、馬体も雰囲気があって勝つ確率が高かったですが、前の馬に多分ワザとフラフラされて、そこで勝ち馬と差が決定的になったので、勝てはしなかったですが、急な坂を上りながら進路変更して、再度加速して、そんなに差のない2着に来た力は凄いなと思いました。

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ファウンドは見たことないけれど、写真で見たファウンドは3歳春のころもっとガリガリであり、それと比べると馬格もあるし、距離は持つでしょうし、斤量の軽い混合戦に夏以降出てくるとかなりの確率で勝ち負けしてくるのかなと思います。

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(真ん中の黒系統の勝負服がロードデンドロン、赤青勝負服の左の馬が何度も抜けようとする方へフラフラしたので、思い切って右へコースを変えて追い込もうとしています。あと250地点、左に行っていた進路をふさいでいた赤青の馬がまた気づいて右に寄せてきますが何とかすり抜けて2着まで来ました。)

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印象に残っているのは、レースが終わっての引き運動で凄く余裕があるんです。なんだか微笑んでいるような気がするし、競馬場が好きな感じもする。。一歩の切れ味もあって、無駄がない動きで、オークスのオッズが少し上がったのがわかります。
 
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また出会いたい存在でした。

「2017マイル路線の主役」バーニーロイ(2000ギニー2着)

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なんとなくですが、ゴドルフィンはマイルに向いた馬しか、このギニーには使わないのかなという感じがして、マイルがいかにもって感じの馬が出てくるなって。。
バーニーロイは、マイル適性を感じさせてくれますけれど、少しカッカしすぎている感じで、それがって見ていたらそれはあまりレースには関係なくて、良いレースをしたと思いますがオブライエン厩舎の作戦にやられたというか、多分チャーチルと競り合おうとしたのだと思いますがオブライエン厩舎の2頭のチャーチルとの間に作った縦のライン阻まれて一度進路を変えており、それが着差にはなったかなと。

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それが無ければは、わかりませんが、進路を変えてからも再び加速しているし、競り合ったら負けないとの自信があるのなら、意外とマイル路線ではこの馬の方が主役まで行ける素質が、多分チャーチルはダービーをどうするかはわからないけれど10ハロン路線に進んでいくような気がするので、そうなると主役はバーニーロイだと。。

「プリティポリーの名の下に2017」ホースプレイ プリティポリーステークス1着

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このレースはリステッドレースですが、2年前に訪れた時の勝ち馬も秋のオペラ賞まで3歳牝馬戦線を戦いましたし、この勝ちによってオークス5番人気まで来ていますので注目すべきだと思います。

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このレースは10ハロン戦。本命は11対10(11儲けるのに10かかるということで単勝2.1倍)でデットーリ騎乗のリダウツチョイス産駒で母父はガリレオだったけれど、いかにも父の産駒って馬体だったので、今からでもこの本命外して馬券買おうかと思ったのですが、何しろこのレースがゴールした途端にシャトルバスのところまですぐに歩き始めなければならない事情があって。。。ウーン。。。
勝馬はケープクロスに母父レイモンドドロップキッド、固い馬場では渋とそうな感じです。
 
 

「ダーリアと呼ばせてほしい」サムハウ 5月7日ダリアステークス1着

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さて5月7日は、まず1000ギニーの1時間前にG2牝馬限定のダリアステークス。。このレース多分キングジョージを何度も勝った名牝の名前にちなんでいるはず。。当時はダーリアと言っていたけれど。。。それで覚えたもんで、どうしてもそう呼びたくなります。

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勝ち馬はサムハウ。あと600以上前から気合を入れられて追われ、それで最後まで伸び続けて勝ちました。ファストネックロックに母父サドラーズウェルズ、そういう競馬が向いている血統なんでしょう。
この血統でも日本の若手騎手だとジックリ300まで押さえて最後切れずに終わり惨敗、全部馬の性。。その感じはどこにもありませんでした。牝馬路線を行くでしょうから、海外馬券には関係ないですが、こういう血統まで走れる可能性の広さ、それを引き出す騎乗術があるのが嬉しいところです。

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もう一つ感じたのは、この歩き方で日本だと前脚が伸び切って、後ろ足が連動する感じがあるのですが、どの馬も前足が伸び切るのには余裕があって、それで後ろ足が蹴り込んでくるというか、少し日本とその辺が違うかなと。。

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なお、たとえばブリンカーとか、フランケルがしていたノーズバンドとか、競争のためにしていたものは、レース後すぐに外されていたのが印象的でした。日本だともう少し時間かかるかなと。。

「春のガリレオコレクション セブンスヘブン」5月6日ジョッキークラブステークス1着

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ジョッキークラブステークスは、5月6日2000ギニーの直前に行われたレース、日本と同様に直前のレースは見ないことにして、パドックだけになりました。
この体のなんだかまだらな感じというか、これはチャーチルとかもそうだったので、アイルランドからの直線飛行機輸送のためか、ガリレオ産駒の特徴かはわかりませんが。

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歩きの特徴は、クッキリクッキリ歩く感じで、日本のように後ろを蹴ってから余韻というか合間というかそれが少ないけれど、走る意欲がこちらにも伝わって。。
それにしてもがこのブログの常套句ではあるけれど、こういう形も含め走る形をしたガリレオ産駒は日本では見たことがなく、やっぱり日本には良いガリレオが入ってきていない感じもして。。
 

「サニースペルズインウィンター」ウィンター 1000ギニー1着 Winter One Thousand Guineas Stakes 2017 

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ロンドンは寒かったいくら待っても気温は上がらなかった相変わらずの13度程度どまり。。ただし、曇りがちの空からは雨は落ちてこなかった。5日間の滞在期間中、雨に合わなかった。これだけ雨の降らないのはロンドンでは珍しいと月曜日に行ったグローブ座の見学ツアーの案内の人が言っていた英語をやっと捕まえて、ほかの見学者より後から頷いていたけれど。

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さて、天気予報では、北風が吹き続けている関係で気温が上がらないが、そのために、暖気とぶつかる前線が南に位置している形になるため冬の空で気温は上がらないが、雨も降らないと、それで日曜は風向きが少し変わった関係で、Sunny spells (その時は晴れ間が続くと思ったけれど、後で調べたら晴れ間がある天気)だと言っていた。

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とにかく天気であろうと、まず傘をホテルにおいて、地下鉄で、ロンドンのリヴァプールストリート駅にむかう。土曜日とロンドンから出る駅が違うのは、キングスクロスからの便が途中で工事を行うためにバス輸送区間があるため。こちらのルートの方が時間はかかるが聞き分けられない英語でバス乗り換えの際、右往左往するのが面倒なので、キングスクロスから以外でケンブリッジに出ている線がリヴァプールストリート駅からあるので、そこからケンブリッジへ。昨日の1時間ほど前に着いて、今度は空いていた3両の汽車に乗ってニューマーケット駅、シャトルバスで昨日より50分くらいはやく競馬場へ。。。

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驚くほど空いているというか静か。。。30分ほどして人は増えてきたが、飲みながらやってくる人は少ない。。。場内で飲んでいたことは変わりがないが、前日からするとやっぱり宗教上の安息日の関係もあるのか、今日の方が正気の方が多い気がしたし、女性の比率も高かった。印象に残ったのは時間つぶしにスタンドに何台かある椅子に座っていると、関係者が馬場をずっと歩いて足を使ったりして確かめていたこと、特に馬場の真ん中あたりを時間をかけて確かめていた。

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日曜の1000ギニーデイの方が番組の並びが良い。ダリアステークスがあって、1レースおいて1000ギニー、また1レースおいてプリティポリーステークス、この3レースは牝馬のレース。
この3レースを中心に見て回ったけれど、レースが終わって観客が少ないと思って振り返ると、スタンドは2000ギニーと同様に一杯の人。これには少し驚くというか。嬉しいというか。前日はプレミアエンクロージャーは売り切れって書いてあったから、ゴール前のプレミアエンクロージャーにいれば、さほど逆に昨日ががマックスで今日が9割以上なら変わりがないのかもしれないけれど。。土曜日と比べると飲む量が少ないとこうも人が合理的に歩けて空いているように見えるかって。。。

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1000ギニーは、前評判の高かったムーア騎手騎乗の本命馬ロードデンドロンと4月の前哨戦圧勝のデットーリ騎乗のダバンの対決と思っていたが、直前のオッズではウィンターがグンとその位置を上げてきていて、なんやこの馬、、でも冬みたいな天気やから、ウィンターが勝ったりして。。。と言ってはやっぱり、ムーア、デットーリの勝負かなと。。ムーアが出ようとしたところを少しファーサイドから切れ込むようにデットーリ騎手がやってきて対決するそんな予想を立てていた。

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レースは始まってみると、前日程スタンド側の馬場を意識したレースではなく、先行馬のオブライエン厩舎のコースの真ん中をハイドレイジアが先行して、まったく前日の2000ギニーと違ったレースになった。
ハイドレイジアの直後に入るはずだったのだろうロ-ドデンドロンだが、間にビュイック騎乗の馬が入ってしまい、これが多分故意的にフラフラしたため抜けるコースが仕掛けどころでことごとく塞がってしまい、すり抜けてくるのが得意のムーア騎手だけれど、思い切ってコースを変えてきた、やっぱりここでもビュイックが寄せてくるのだけれど、これををなんとかすり抜けはしたけれど、その前にダバンが仕掛けられて伸びていてこれはと思っている途端にウィンターが抜けてきて。決定的な差がロードデンドロンと開いてしまって。。ちょっとズームレンズのリングを回しながら右往左往して。。。結局はオブライエン厩舎の3頭だしの勝利。。。凄いね。と思っていたら。届かないと思っていたロードデンドロンが2着に来ていて、ゾッとして。

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1000ギニーが終わって、ショップにグッズを買いに行った。2年前QIPCOのジャンパーを買い損ねて、今度は買おうと思っていたら、この関係がなかった。変わってニューマーケットのミュージアムのショップがあってここで、同等品としてジャンパーを買った次第。。。
それにしても疲れた。2日間でたった4レース見ただけ。競馬場にいた時間も、機材の重さも日本にいる方がハードなはずなのに。。。夢って疲れるもんだろうかと思いながら。

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PS ひょっとしたら凱旋門の強敵ロードデンドロンとほかのレースは来週アップする予定です。また、ニューマーケット観戦の旅日記は、同じペンネームの別のブログで来週以降アップしますので、考えておられる方は御覧ください。
 

「やがて君はもっと優しいひとになる」チャーチル 2000ギニー1着 Churchill  Two Thousand Guineas Stakes 2017

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なんだか、前年2歳戦のパフォーマンスをみていると、この春ニューマーケットに行って、なにかを感じるチャーチルを見なければならないような気がして。
 
前回の2015年には1000ギニーに行ったけれど、その時ちょうど良い時間にロンドンから往復していたバスは、さすがに乗客が行きも帰りも6人ほどじゃ動いているわけもなく、電車での2日間ギニーレースの見物となった。

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2015年の時、1000ギニーの大変な盛り上がりに興奮していた私の背後で、物販のスタッフが「昨日の2000ギニーの込み具合は凄かった」と言っていたのがずっと気になっていはいたけれど。。。
案の定。。。ロンドンのキングスクロスからのニューマーケット行の中継点のケンブリッジまで向かう人が多分12両ほどあった車両に争うように乗っていたのに、ケンブリッジからニューマーケットまで向かう列車はローカル線のため3両。。。しかも、そのローカル線のホームに群れとなった半分くらいの人がビールでこの時点で出来上がっているし笑っている。。。昔の日本の競馬場とかの騒ぎじゃない。飲んでは馬の話。また飲む。笑う。超満員なので乗り込むのに時間がかかり列車は発車できない、発車すれば安全のためノロノロ。。車内はみんな大汗。。1時間早い列車にしとくんだった。。
 
やっと着いた小さな駅のニューマーケット駅前からはシャトルバスが十分あってホッとしたけれど、13時ころ到着し、1レースが始まるのが、13時50分の場内に入ると、競馬の祭典じゃなくてビール祭りやってるのかっていうほどみんな飲んでる。。。笑ってる。。。
 
飲めるから来ているのかもしれないけれど、年に一度のお祭りだとしてきている大多数の人は、一番のオシャレしてくる。つまり薄着、気温13度なのにノースリの女子、ワイシャツにジャケットのみの男子。。。いくら何でも寒すぎる。。。そうなると酒。。。ホンマに飛ぶように売れてる。。
いったい何個ジョッキークラブのマーク入りのプラカップ作ったんだって。仮設の馬券売り場はないのに仮設のビール売り場はドカンと作られているし。。。馬券売らなくても十分に儲かるってか。。そうなるとトイレ大混雑。多分京都競馬場のグランドレベルよりトイレの箇所は多いのに大行列。。赤い顔大行進。。。。行ったり来たりがより大きな大混雑を生んでいた。

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レースは50分ほど前にプリパレードリングを、裸馬のまま周回し始めて、ウィニングサークルを兼ねているパドックでの前のレースの勝ち馬たちへの日本でいう表彰式があり、それが終わると入れ替わりでパドックに装鞍をして出ていくこれがレース15分前、何周かまわって、騎乗し、コースに出て行って、直線のコースを逆に走ってスタート地点にむかい、レースが行われている。
 
そのために、発走が15時35分なので、この大混雑を考えて、50分前にはまず2000ギニーのプリパレードリングを観て、そこから15分前には埋まり始めるだろう最前列に25分前に移動してレースを僕は見ようと思った。。つまり、前のレースは見ることができない。2000ギニーのパドックも見ることができない。
 
前のレースはジョッキークラブS。海外馬券の発売のおかげで日本でも名前が知られているセブンスヘブン出走、小頭数でかなりの確率で勝利が期待できる。。写真を撮るものとしては、大本命チャーチルがこけて、話題のフランケル産駒も負けて、なんだかなの結果になった時の保険としては是非とも押さえたい所ではあるけれど。。。なにかを感じた自分に賭けてみることにしてみようと。

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「チャーチル。。」隣のおばさんが、出てきた途端につぶやく、裸馬の小さな星を持つ馬がチャーチルだよなとの疑問は3秒ほどで終わった。同じ厩舎のランカスターボンバーを前に歩かせて、その後ろで、少しカッカしながらも快活に歩いている。馬体は丸い形で、飛節から下が下が少し短い感じがするが、回転が良い歩き方は効率の良さを感じた。
丸い形はガリレオ産駒には珍しいかなと思うけれど、総じてガリレオ産駒は背の長さというか背から腰にかけての長さは、その丸い形のチャーチルも例外なくて、拳一つから一つ半長い感じがする。逆にここがそれほど長くなかったのがフランケル産駒。。
 
今日の馬場はグッドトゥファーム、風は向かい風気味、この中では多分フランケル産駒はドンと弾かせた差し脚の勢いに惰性を付けるのが多分ガリレオ産駒より、この背中が短い分劣るだろうと思った。。
 
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25分前までいるはずのプリパレードリングは35分前を待たずに切り上げることになった。シャッター音に明らかにイラついてアクションが大きくなるチャーチル。歴史を変えてしまうのは御免。それならばゴール前の2年前から決めておいた場所に早めに行こうと。
 
前のレースがちょうど終わってドッとパドックへ繰り出す人を避けながら、ゴール前へ。もうかなりの人がゴール前には来ていて。。だけど場所取りは絶対ない。椅子席でも絶対場所取りはない。だからみんな座れるし見られる。スタンドは立つという意味。立っていることに邪魔な場所取りはない。それが素晴らしい。だからシルバーシートが必要ない。これが凄い。昔の競馬場に帰ってきた。それが嬉しい。早く来たものから自分の好きなところを選べる。ただし場所取りは絶対ない。

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レースは、途中からスタンド側へ広がるコースが馬場が良いのでそこをめぐっての位置取りになるのだけれど、オブライエン陣営の2頭が前後でラインを作って他を入れさせず、チャーチルを内側に入れて、かなり有利な展開を作って、そのままその優位を生かしてチャーチルが押し切ってしまう。
スタンドはチャーチルの大合唱、カメラを覗いてホントは全体を見ながらシャッターを切ろうと決めていたし、しかもこのレース最初にこの位置取り争いをしたときに自転車のスプリント競技みたいに牽制しあうためにユックリと最初を走ったのでかなりのスローペース。。ということは欧州ならでは以上の上がり勝負。。ということは差はあんまり開かない。。でもこの声を信じてみるしかない。山ほどのビールよありがとう。大合唱はやまない、彼にフォーカスして。迫ってきて。過ぎてゆく。ゴール。凄いぃぃぃ。。。

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レースを終わった後の彼は穏やかだった。彼は成長していたが太目だったのかもしれない。加えて4月の前哨戦を戦ってきたメンバーが強力でどれも状態が良かったのに、それを押し切った。力は本物だろう。
後で写真を見るとラインを上手く作りすぎて彼は結局誰とも競り合わずラチだけを頼りに急な坂を上らなければならなかった。次の日には、このスタンド側のコースを通る戦法をオブライエン陣営はじめ、だれも取ろうとしていなかったことを考えると、2000ギニーの時点までに馬場が案外痛んでいたのかもしれない。そのことを考えると、ひょっとしたらこちらが思っている以上、結果が示している以上に何かを持っているのかもしれない。。。

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最後に、ニューマーケットにこの集まった騎手は、昼間サイン会を行っていたピゴっと騎手を神様というか筆頭として、敗因を馬の性ばかりにしている日本の若手がよく行う鞍より横に乗り出して鞭を入れたりしていなかった。馬に合わせての上下動はあるものの、鞍の上から重心が大きくズレることはなかった。これが差なんだわ。馬の性にする前に自分の騎乗フォームをもう一度見直してほしい。
 
PS タイトルは、高石ともやさんの「君はランナー」からの引用です。バルセロナの有森さんのように感動的にはいかんかったけれど、使ってみると自分を確かめられる感じがして嬉しい言葉なんで使わせていただきました。お許しください。
 

「日本競馬史が詰まっているブラック」キタサンブラックKitasanBlack

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血統表をみると、ズラッと日本のリーディングサイヤーが並ぶ血統。そして父はディープの兄ブラックタイド、これが日本的だと。

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なにしろ40年ほど前は、名馬のあんまり走らなかった弟とかを欧米から買ってきて、それで成功したら、その系統の本場で種牡馬で成功していないが、競争成績は立派な馬を買い叩いて持ってくるってことがよくあって、それがバクシンオーの父のユタカオーの母父ネヴァービート、この馬名馬の弟だったかな、これが成功して、ネヴァーセイダイ系の馬たちがゴッソリやってきた。
ユタカオーの父は、テスコボーイ、これはイギリスにあるテスコのオーナーが成功して買った馬で田舎で走っていてばかりだったので強かったのに安くて買えて、空前の大成功、でプリンスリーギフト系の馬たちがゴッソリ入ってきた。ノーザンテースト、サンデーも一緒のこと、サンデーの場合は強烈すぎたことと、子供たちの成功、受胎技術の向上により昔より倍以上の数多く成果を得られるようになったので、持ってくる隙が無かったので、そこまで行っていないけれど。

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それで、父ブラックタイドはサンデーの産駒でディープの兄。。この兄ってところがなんとなく日本っぽいなぁって。何年もやってると思うわけで。。
天皇賞のパドックはすし詰め状態、全身の姿は映せません。それで、顔だけを撮ることになるのだけれど、なにかに似てるなぁっていうか、ブラックタイドが体型には出ているけれど。。もう一つ入っているような。。流星はネヴァーセイダイが綺麗な流星だったけれど。

「風のような舞い」キタサンブラックKitasan Black(天皇賞春1着)

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何もかもが、この馬に勝ってくださいと言っているのがとても羨ましかった。直線追い風になる南風が強くて良馬場、この時期この条件の京都なら、大柄のサンデー系の先行馬が断然有利。加えて、土曜日の1瞬の雨で少しだけ痛んだ馬場は、内側が芝が他より短くなった分、2頭分ほどが凄く走りやすい。加えて枠順、道悪にならない限り、外枠が断然不利なこのレース。。レースが近づくにつれて、南風は強くなってくるし、馬場は乾いてくるしで。。間違いないよなぁ。。って、熱く語り合い予想する人には悪いけれど。。
 
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パドックでキタサンブラックは、先週イスラボニータに似た馬体の色、強い日差しに、いつもは黒く見える馬体がやや鹿毛色に見えて、好調なんだろうなぁって。。

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レースは、逃げ馬をスタートで少し行かせるようにしてペースを速くさせて長目の隊列にしてから2番手、早仕掛けで、内側を絶対に譲らず、追い風を味方に、圧勝してしまう。。これは見事な騎乗でした。
 
それにしても腰を落とさずに、低い姿勢からのこのフォームができる騎乗は凄いですね。若手が腰を落としてしまって結局馬の首が上がってしまったりしているのとは大違い。。この真似を若い人が誰もやろうとしていない現状、それでいながら馬の性に敗因をしているのがいまのところ日本競馬の一番の弱点。一番暗いところ。
 
上位に来た3頭は凄い実力だと。サトノダイヤモンドもディープを上回る時計で走っているし、内側を一度も走らずにこの時計をマークしている。パドックでは去年秋の出来まではと思っただけに、それでこれが出来てしまうのは。凄い馬だと思います。
 

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