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「あの日からずっと来て今年はトレヴだった」TREVE

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82年ジャパンカップで翌年凱旋門賞を勝つオールアロングにインスピレーションを感じてから、やめるはずの競馬を続けてきたから今年も凱旋門賞があったことになったと。

海外競馬に渇望して求めたレーシングワールドビデオマガジンの最初の号で、ジョンダンロップ調教師が言っていた「レースに向かっては、走るフォームを整えるトレーニングをする」の言葉が印象に残ったけれど、それと速い調教をして速く走らせるようにする日本の方法がどう違うかわからなかった。今年9月に旅行して、緩やかなキャンターでさえフォームが乱れずキッチリ足先までを使い切るフォームができる欧州の馬を見ているとなんとなく意味が分かったというか、そうでないと走れない環境なんだと、初めてわかった気がした。

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トレヴは雨の多い8月下旬にレースコースギャロップをしてフォームを整え、調子も上がったが、9月はヴェルメイユ賞まで晴天続き、パンパンの良馬場で、スローを外から差す競馬、整えたフォームは重めの馬場の時のもので、しかも逆風の直線、たとえばラジオニッケイで大外のゴールドシップが直線300のコースでさえ最後止まって、能力下位の馬に負けたように、600ある直線の逆風の中を大外差しでは最後止まるのも仕方はなかったが、逆に最後まで負荷をかけてスピードを出し続けるフォームが整えられた。結果的に次の凱旋門賞には幸運な試走だったし、鞍上を戻して、敵と戦うのでなく自分の競馬をさせたのも大きかったし、馬もスピードが前走後与えられて気分が上がってきたと。

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日本馬は、まず騎手の差が出たのかなと。良馬場の速い時計でも隙間を作らないレースでのスキルは全く持ち合わせていないのがモロに出たと。外国人騎手に冬場勝ちまくられている原因となっている抑え込みすぎることが当たり前になっている騎乗により、ドンドン前に入られ番手を下げた騎手、隙間のない馬群ではバランスが保てないため初めから入らなかった騎手、腰を動かすフォームのため馬は伸びるかもしれないが、馬群の中に入れば機敏に動けないため外を回らなければならない騎手、馬の気性の性にしてギリギリのところを怠ってきた日本人騎手の弱さがまず出たことが好走できなかった原因の一つ。

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もう一つは、競馬、競馬場の特性、直線入って200したらみんなコースを積極的に変えてくる、特に外になればなるほど。だから外側が不利、内をとればまっすぐ走れる分早仕掛けすることができ前に出られる。馬場差は内も外もないはず、特にカタールと名がついてからは。だからコース取りが乱れる外側よりも内側をついた方が有利、だけど騎手にスキルがいるし、ロンシャンンの慣れが馬も含めて必要になる。それが無かったから外を走るしかなかったり、内で押さえすぎて入られまくってから追い出すしかなかった。。(個人的には前半抑えてる時の脚が短いはずの日本人騎手の腰の高さも気にはなったけれど。)

次に思うことは、芝の違いへの慣れだけれど、今年の結果を見ているとメイショウサムソンの方が全盛期を過ぎてブッツケで遠征してレースでも何度も不利があったのにパフォーマンス的にはこの3頭よりも良かったのではないかと。彼はバリバリの欧州血統。だとやはりフォームが整うのも早かったのかもしれないと。今年の3頭はサンデー系、凱旋門に縁のある血統も無かったから、それだとやはり慣れが考えている以上、指摘されている以上に必要でないかと。フォームを整えるのに必要な時間は相当量必要だったと。今回は血統でなく内輪の意見で計画を決め込んでしまう日本の悪い点が全てにわたり出ていたと思う。

写真は相も変わらずヴェルメイユ賞です。

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