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2013年8月

「来るか新世紀ゼンノロブロイ産駒」サンテミリオン、ペルーサ

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第一世代が予想を上回る大活躍、そのあとはディープ、ダイワメジャー、円高なのにそれ以上の海外不況のためか海外一流馬がスタッドインし、その影響をもろに受けて産駒数も激減、繁殖の質も下がって、いまでも第一世代が稼いでいる成績になっているゼンノロブロイ。

生まれて育成をはじめて仕上がるまで走る感じのしなかったサンデーにしては角ばった感じの馬体が嫌われてもいて。。

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今年は第一世代の成果を受けての産駒数の大幅アップ、ディープの次のランクと思わせる繁殖牝馬の質があって、第一世代がどちらかといえば秋後半から爆発してきたのとは違い、早いうちから産駒が目立つ活躍と、やっぱり走るなという感じで。

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特徴的なのは、まず毛色の良さ、綺麗だなと感じさせる馬が多いと思う。それと母系により、いろんなタイプがいること。これは面白い。ダート走る馬は他と共通しているかもしれないけれど芝を走るほうはいろんなタイプがいると。

写真のサンテミリオンはどちらかといえば産駒としては多いタイプかもしれないけれど、綺麗な黒の毛色に細マッチョ的な体。父の影響が大きく出ているタイプ。長く脚を使えるタイプかなと。

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もう一つのタイプはペルーサ、美しい毛色は共通点、しかし丸い馬体少し太目の首、深くて範囲の広い胸、前足は共通点かもしれないけれど、切れ味で突っ込んでくるタイプ。。

牧場見学で見た時のゼンノロブロイは砂浴びが大好きで、綺麗な毛色は土まみれだったけれど、柔らかくてそれでいて体のシルエットの線がハッキリしているタイプで、現役の時の張りつめていて少し堅そうな感じとは違うなと感じたから、これが伝わるとどうなるのか。。わからないからこれから見るのが楽しみ。

「新しい名門の可能性」アーヴェイ AVE

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写真は09年エリザベス女王杯来日時のもの。この後日本で繁殖に。13セレクトセールでディープ産駒が高値で取引され。。これが走ったら。。

女王杯の時は、英国、アメリカでそこそこの成績を収めた準一流馬という感じだったから期待はしていなかったけれど、パドックで彼女を見たときに、そのバランスの良さ、馬体のまとまりなどの素晴らしさに逆に不意を突かれた感じで大いに感心したことを憶えていて。。同時に長距離輸送の疲れも感じたし、他の馬よりも小柄で迫力という点ではないなと思ったけれど。

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写真をみると、キャンターのフォームも素晴らしくて、胸前も大きい。。産駒にもこれを確実に伝えていそうだし。。新たな名門になるかもと。

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「ボタモチ3つ目、味は上手いかしょっぱいか」トーケイヘイロー

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写真は、鳴尾記念、ここから2か月で逃げ切り重賞3勝、サマーチャンピオン。。。上手く行き過ぎの中で馬が成長して、鳴尾記念の時より筋肉がゴツくなってきてるなと。

自分はそれほどでもないけれど、逃げ馬好きにはたまらんでしょうな。。

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「進む勇気もあれば選ぶ勇気もある」フェルメッツァ(12年8月)

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5月の牧場見学の時に、もうトレセンへ旅立っていて、新馬は仕事と、見られず続きだったフェルメッツァを見学に、8月のはじめ、信楽へ。

馬はとっても体調が良さそうで、うるさい面が暑いからかなく、体も後躯の上のほうから尻の先に厚みがあり、芯も通っていて、胸も大きくて、首と他との付着も無駄がなく、柔らかいけれどしっかりしていて素晴らしいと。姉のイリュミナンスより体自体の強さ(力とかスピードとかとは関係ないかもしれないけれど)があるかなと。

写真を見返してみると、まだ前足が張り切ってなくても支えられるほどなので、まだ成長があるのは明らかかなと、申少し背の高さが伸びてくるまでは、レースとかの強い負荷は避けたほうが、新馬を勝ったから期待されて使われてそれで伸び悩んだ兄姉を考えると少しだけでも我慢したほうが良いのでないかなと。

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写真を見るまでは、去年未勝利馬が多く出てきた9月中ごろの阪神のOP特別を使って勝てれば、ラブリーデイがそうだったように、あとが走りやすいと考えていたけれど、成長をいま促して、少し涼しくなる9月中ごろまで成長を促してから、強めの調教をして、それで腕試しでデイリー杯を使って、そこから徐々に距離を伸ばしていったほうが良いのかなと。5月の牧場見学の時に伺った話では、今年は札幌開催がなく、仕上がったので秋にデビューする予定の馬が札幌でデビューするというのも函館開催で減るだろうとのことだったから、例年の札幌からデイリー杯へ向かってくる有力馬も数は例年より少ないだろうから、いつもよりはレベルが少しだけ下がっているはずなので、馬の成長と今後の展望という点ではそれのほうが良いかなと。

「天からの雫」トウショウボーイ産駒編その5終わりBMSなど編(ワンダーパフューム、シャコーグレイド)

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BMSトウショウボーイとして、もう一頭は、ワンダーパフュームです。淀での桜花賞を勝ちました。その前のシスタートウショウがトウショウボーイ産駒なので、過去2回の桜花賞は、それぞれトウショウボーイの血が入った馬が勝ったことになります。両馬とも直線でのグンと来て後をバテない感じの勝利でした。

しかも、シスタートウショウはノーザンテースト産駒を、ワンダーパフュームはサンデーサイレンス産駒を破ってのものだから、平坦の直線の長い野芝のコースならそれなりのパフォーマンスがあったと思いますし、トウショウボーイ自体が世界クラスの馬であった(遠征してどうこうではなく、その絶対値がですが)ということも言えるのかなと。それだから同じテスコボーイのバクシンオーの産駒がサンデー系隆盛の時代にも活躍できていたのかなと。。

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もう一頭はシャコーグレイド、写真は菊花賞の一枚だけしかありません。シービー産駒だけどその父にもトウショウボーイにもあまり似ていないなという感じを持っていたけれど、弱弱しかっただけでそれなりに後躯とか似ているのかなと。皐月賞2着が主な成績だけれど、いまだに語る人がいる、それほどミスターシービーの人気が凄かったし、トウショウボーイへの尊敬もあったのだと。

今思うことは、テスコボーイ系の馬をディープと組み合わせたらどうなんだろうと。ディープには相性の良い一応ドイツ出身の系統であり、日本の競馬にもあっていてダートもこなせ、スピードもある。。これってストームバードと同じじゃないのかと。

「天からの雫」トウショウボーイ産駒編その4BMSとして(コスモバルク)

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どちらかといえば超エリート的なイメージが、馬体からも成績からもしたトウショウボーイ、BMSの代表産駒はコスモバルク、野性を代表するような存在とは相反する感じもするけれど、押さえきれない手ごたえで先行し押し切ってしまう脚、最後まであきらめないレースっぷり、ダートも行ける体質と共通点は意外と多いのかなと思います。

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馬体的には首が似ているかなと、そこから体にかけての線、首はもう少しトウショウボーイのほうが軽い感じがしたかな。。

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時代を超えて愛された馬の血統表に青春時代のスターホースを見つけるのは快感です。写真は07年大阪杯、08年JCです。

「天からの雫」トウショウボーイ産駒その4牝馬編(アラホウトク、ダイイチルビー)

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(アラホウトク桜花賞)

シスタートウショウ以外での牝馬でトウショウボーイ産駒で代表といえばアラホウトク、ダイイチルビーでしょうか。パッシングショットは写真がありません。

やはり2頭とも直線でガツンとくるタイプの馬でした。当時華麗なる一族と呼ばれた母系出身のダイイチルビーは途中まで折り合いが難しかったような記憶がありますが、折り合いがつくようになってというか短い距離で折り合いがついて末脚に鮮やかさがましました。

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(ダイイチルビー、忘れな草賞)

こうやって写真を並べてみるとトウショウボーイの産駒の時代は、競馬ブームとリンクしており、このブームの下地はトウショウボーイの素晴らしいパフォーマンスとテンポイントとの名勝負を競馬ファンが幸せな顔で競馬にそれまで関心のなかったの人に語って、それにより心のどこかに関心が芽生えたことがきっかけになって、産駒のシービーが出てきて、その下地が大きく厚く、熱くなっていったのだろうと。そこにきて84年から、マイル路線の整備などの整備があり、産駒の目立つだけの舞台が整えられたのも大きくて、化学反応する条件が一気に整っていったのかなと。

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(新馬)

それにしてもトウショウボーイの神戸新聞杯の栗東のダートのDコースでの追切での最後の1ハロンが10秒台、しかもたしか1マイルからビッシリいってのもの。これが伝わらないわけないかと。。

「天からの雫」トウショウボーイ産駒編その3(シスタートウショウ)

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写真はチューリップ賞のもの。牝馬最強世代と言われ、スカーレットブーケもいた世代の最強馬はシスタートウショウでした。

フォームをみても、胸の容量も大きくてしかも大きく動く前肢、無駄な肉のない後躯、直線的に力が伝わる感じのする馬体、そして収縮力のある筋肉とすべてそろっていたと。

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トウショウボーイに似ている点は後躯が似ているだろうと。ハロン棒は当時設置があった後100のハロン棒です。

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「天からの雫」トウショウボーイの産駒編その2(牡馬、ダイゼンキング、サクラホクトオー、ヤエノダイヤ)

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(一番外がダイゼンキング)

天馬と言われたトウショウボーイの産駒を並べてみて、思い返してみると、直線でズドンとくる馬が多かったかなと。その分、コーナーの曲がり方が劣っていたのかもと、ホクトオーも末脚は鋭いけれど、コーナー回ってから少しして追い込んでくるというか。馬場のスピードが上がってコーナーを無駄なく回ってくる能力も大事になっていく時代の変化、それはくしくもシービーが開拓して注目を集めて底辺をブームという化学反応を起こす環境をつくったから、環境改善が劇的に進みそうなった側面が大きいけれど、その変化に2世が種牡馬としては少しついてゆけなかったかなと。

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(サクラホクトオー)

それから、体系的には走るタイプは、細身のアスリートタイプと、少しゴツイめで武道系とでもいうべきタイプとに分かれていたかなかなと、どちらも気性は激しいほうに属していて、前足のアクションの大きさというより鋭さがあったかなと。アスリートタイプはシービーやホクトオー、武道系がヤエノダイヤやダイゼンキング。

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(ヤエノダイヤ)

「天からの雫」トウショウボーイ産駒編その1(ミスターシービー)

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(ミスターシービー)

トウショウボーイは驚異のスピード、素晴らしい馬体、レースっぷりに才能を感じるほどの魅力と、現代のスーパーホースよりもずっと多くの魅力を持っていたのではないのかと。

代表産駒はミスターシービー、中山の皐月賞を勝った初めての三冠馬、雨が嫌いだと言われていた父の産駒が、雨の中の皐月賞を勝ち、ダービーでは舌をつる用具が破損するアクシデントも、菊花賞ではロングスパート、これでもかというほど印象に残るレースっぷりでの三冠でした。

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(ヤマニングローバル)

ミスターシービーは、種牡馬成績が悪かったというか3代目になったら、全くトウショウボーイ父系の産駒が走らなかったので仕方がないかなと。残念だったのはヤマニングローバル。

2歳の時に予後不良的骨折。その前のレースっぷりは、他を全く寄せ付けないが正しい表現。復活しても骨折の影響大で、そこそこのオープン馬、調べてみるとそれでも2億5千万くらい稼いでいるすごい成績、無事ならこの凄かったがさらに3倍くらいにはなったろうなと。

今思うことは、ミスターシービー産駒がいまの外厩の環境があったらどうだったんだろうと。消耗度が激しい産駒たちは、結果が全く違っていることも中にはあるだろうから。

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