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2013年5月

「オンオフしたプラスアルファ」ロゴタイプLogotype(ダービー5着より、皐月賞馬)

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ロゴタイプのことをある解説者が抜けて素晴らしいと言っていたから、その人はマイルから10ハロンまでくらいを偏重しているので、ひょっとしたら距離に壁があるのかなと。

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あとは騎手との相性。どうもミルコの時は、ほか騎手の時よりパフォーマンスが高い気がしてそれが気になり。。たしかに名手のほうがいろんなチャンネルを持っていて、それでうまくいくことが多いけれど最後は生き物通しの相性だろうと僕は考えているので。弟がいくらスプリングステークスを勝たせているとはいえ、パフォーマンスは確実にさがるだろうと。

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これが事前のこじつけの予感だったけれど、パドック見たら上位3頭で仕方がないなと思える3頭の出来で、ロゴタイプの活気と体の力強く太いしっかりとした線、完成されたといえる馬体は、この馬が勝っても文句は一切いえないなと思っただけに、予感のほうが当ってビックリしたというか。

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「ないてもええよ」エピファネイア(ダービー2着)

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78年今の京都新聞杯の時期に施行された京都4歳特別を勝って、ダービーに出てきた福永洋一騎乗のカンパーリ。父ハイハット、ハイぺリオンの2×4、社台ファーム産、ぐんぐん上がってきているのが感じられて勝てそうだとドキドキ理由もなくときめいたダービーは直線の坂で武邦騎手のインターグシケンに斜行されて立て直して追い込んだため届かず3着。。ゴール後50メートルも行かないうちに先頭を抜き去って突き放した脚は幻のダービー馬と呼ばれる中では最高のものだろうと。もちろん今の降着制度があれば、ここで斜行しようとしなかったはずで。。

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直線でエピファネイアの前が開き、ロゴタイプを見ながら追い出されたとき、あーやっぱりあの時斜行がなければ勝っていたんだと思って、ジーンときたんだけれど。伸びないはずの外を通ってきた馬にまとめてやられるとは。。。

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後で聞いたり映像を見返したりしていると、前半、確かに馬の後ろで落ち着いているのは良かったかもしれないけれど、前があいているのに進んでいかないダービーとしては悔いが残る騎乗を伏兵でしている後ろでは少しリズムが崩れ、躓くことにつながったかもしれないことは、伸びない外側をキズナが通ったことより差し引いても少し不運だったかと。

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ジャパンカップのウォッカなみに、1コーナーまで下がってからのゆったりとした返し馬。これには少しジンと。なんでも考えられることはやって何が何でも。。伝わってくるものが大きかった。。。大きなレースの間延びするインターバルの退屈を感じずに済んで幸せなダービーだった。。とにかくこれからの無事を祈って。。

「5月に咲き10月に赤く染まるならば」キズナ Kizuna(ダービー1着)

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まさか、全7走の内、6回も見た馬がダービーを勝つなんて思ってみなかったと。なにしろダービーに行くことすら30年ぶり2回目のことなので。なんだか不思議な気分というか、あんなすごい足を使ってダービーを勝利するのに淀の秋から半年と少しでこうなってるわけであり、すごい成長をサラブレッドは短期間でするんだと。あらためて。

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私の血統論というか、たしか大川慶次郎さんが、ラジオ短波で毎週日曜昼休みになると、競馬談義を渡辺正人さんとしておられたのが30年前以上にあって、その際にやっぱり父親が勝ったレース、その系統が勝ったレースというのは大事で、その距離も大事だけれど、その時期も大事だと、こういうクラシックとかになるとやはり勝った馬というのはそれに向かって成長して完成していった馬がやはり勝っているので、その特性も産駒には遺伝していると。そうでないと70年代にあったケンタッキーダービーをボールドルーラーのかかった馬が何年も連続して勝つわけが説明できないと言っておられて、それから血統表を読む楽しみが距離とか得意コースとかだけでない部分で人より増したままいままで来たけれど。

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キズナは、いわば血統表通りというか、ディープにファレノプシスの近親に、母父がセクレタリアートを持っていたり、しているから、ひょっとしたらこの5月にグンと来るかなと思っていたけれど、それにしても京都新聞杯からの成長の上がり方も上限を超えてる感じさえして。。

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そうなると、血統表的には3歳秋までは順調に伸び続ける予想もできるわけで。。コーナーワークが上手いとか、レースが上手いとかで成績が良いという存在ではなくて、直線で目標を定めたら一気に追いついて引き離してしまう特質に磨きがさらにかかって、直線が長く斤量が軽ければひょっと以上の可能性が世界最高峰のレースでもあるのかなと。。

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「ベストを尽くしたさ、だけどベストを尽くした奴がもう一人いたんだ」キズナ Kizuna(80回日本ダービー1着)

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ダービーの追切後の様子を伝える画面の角居調教師には、いつもと違いシーザリオが制したアメリカンオークスのキャプが。。(それだけでそう感じたわけではないけれど)自分の育てた母親の子どもで何としても何をしてでもダービーをとらせるんだとの気迫、張りつめている波がない時の朝の湖の凛として張りつめた緊張感がインタビューの言葉でなくて伝わってきて、今年はこの気迫がダービーのハイライトになるだろうと思ったけれど。

パドックから返し馬では、歩かせれば鹿毛の明るさが目立ち、走らせれば黒く感じるエピファネイアが暮れにかけて見せた個性があって、馬体は減っているけれど、バランスは一切崩れていないすばらしいものだったと。

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双璧だったのはキズナ。パドックで数回まわった後、落ち着いてからは静かにゆったり軽く歩くのだけれど、その速度はほかの懸命に歩く後続数頭と同じ速度になっていて。。明らかに個体の能力が違っていたのが印象的だった。

ロゴタイプが仕掛けているのを見ながら、坂を上がってから仕掛けたエピファネイアが完璧な騎乗だと感動して、勝ったと、願いが叶ったと思って撮りはじめたけれど。。完璧な奴がもう一人いたんだと。

それにしても指定席が当たってびっくりして出かけて6階から見たコースの緑は内が淡く、外が深い緑だったから、内が有利なのに外から来て、差し切ってしまうとは。。さすがは武豊と言って物語を閉じれば日常に戻れるけれど。

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それが如何に非日常的で感動的だったかは、引き揚げてきた鞍上の表情が物語っており。。しばらくは競馬に感動したって思いに浸っていてもよいのかなと。

(まだまだ続きます。タイトルは今も最高とされる77年全英オープンで、敗れたジャック・ニクラスが語った言葉の日本語訳。)

「飛びたいなら走って鍛えろ」ジェラルド(500万下を7着)

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NF信楽に伺ったときに、コーナーが少ない1800を試したいとのことだったので、なるほどと思い楽しみにしていました。とにかくその時も馬は素晴らしかったけれど、レース経験の豊富な同世代からするとキリッとしたところが馬体にないなと。

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パドックでは立派で良い馬体に見えたので、こういう時は私の場合は太目があるときにそう思うのでやや太めであったと思います。返し馬も軽さは少し感じないなと。。わくわくするような感じはなかったなと。

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レースで感じたことは、この馬、気を抜く癖があると言われているのだけれど、常に先頭を目指して走っていないとその気が起こらないんじゃないのかと。いい位置に落ち着かせてキレを生かすレースをしようとしていると、目標がなくなって相当白けてしまってレースをやめるんじゃないのかなって。虎の子の1勝もダートで道悪で小回りだから、前残り決着が見え見えなので、早め早めに追いかけていかないとまずいから、常に先頭を追いかけるレースをすることになり上手く走れたんだと。

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その面では4コーナー手前で鞍上が、自分のレーススタイルがそうだからと、行き脚がついているのに、不用意に押さえてしまってその後、減速してしまい、伸びきれなかったのがとても大きいかなと。結局それが5着内をとれない結果を招いてしまったので。。この馬を成長させたければ最低でも次走の権利をとって、レースの厳しさが馬体に反映されてはじめて大きな成長があるはずなので。そのための起用のはずなのに。1勝馬で文句は言えないけれど前にいく鞍上で再度と。

「輝いている場所がどこであっても」アサクサティアラ(5月19日3歳500万以下1着)

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平場のレースというのに春の評判馬で、成績が振るわなかったために、表舞台に立てなかった感のある馬たちが出てきてレースの質が高かったこのレースを鮮やかに勝ち切ったアサクサティアラ。相手筆頭のイリュミナンスがため過ぎたとはいえ、印象に残る勝ち方でした。

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なんだか春の評判馬が少し疲れとか、成長がまだあって形が崩れていたりとか、気性が遠距離輸送が堪えて酷くなっていたりとかするのとは逆に状態はフレッシュで毛艶の良いのが走っていてもわかるくらいで。。京都の内回り克服で、ディープ産駒。。秋がというか秋こそ楽しみだと。

「大きな声では言わないけれど久しぶりにこの名前が強いのが嬉しい」ニホンピロアワーズ(平安S1着)

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メンバーが揃って、土曜日、久しぶりにゆっくりと強い馬を眺められる嬉しいメインレースでした。しかしニホンピロが強いと昔から知っているからだけれど冠馬名がどうこう言う前に嬉しいのが良いなと。

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馬体も黒いしなんだかウイナーと間違えてしまいそうな感じもあるけれど、前走といい、このレースと強さをはっきり感じられるが良いなと。英雄の時代から群雄割拠時代のダート戦線の一頭として頑張ってもらいましょう。それにしても結構酒井騎手、女性に人気があるようなのが。。

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「シュタルケ君の罪と罰のための乗り替わりダクダクのオークス」

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(乗り代わりといえばこの2頭)

乗り代わりが有力馬で多くなったオークス、果たしてどうなるんだろうと。とくにシュタルケ騎手が乗っていたトーセンソレイユがどれだけ化けられるか。通常は挽回はないけれど、道悪になるかもしれない府中の馬場で少しはと。

彼は、期待されてやってきて、それで有力馬にのって勝てなくて、最後は焦っているのがわかるほどで、その焦りが不振を大きくしたようなところが成績的にはあったけれど。

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原因の一つは追い出すときの遅さ。コースを見つけて、体制を整えているうちにほかにそこに入られてしまい、まっすぐ走れないこと、もう一つはスタートの遅さ、ほかの馬が引っかかるくらいに行くところで、それがないこと。それで慣れない日本で後手後手になり少しかわいそうな感じになった。

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(忘れな草賞)

ただしこの欠点は利点でもあるというか、たしかに追い出しに機敏さはないがその後、崩れないフォームはさすがにドイツの重い馬場の長い長い直線で鍛えられたなと感じさせるし、スタートは遅いかもしれないけれど、道中折り合いを欠くようなそぶりはほかの騎手よりはないような気がして、もし日本の騎手でこれを身につけられたら格段に進歩するだろうなと思わせてくれた。いけないのは欠点がハッキリしたのに重賞の有力馬に乗せ続けた関係者サイドでなかったかと。

コネで乗っている感じになって競馬が白けたと思うし、彼が2月3月乗ってその後、G1に出てくる馬がいない人為的なミスにも近い現象はちょっとした悲劇だと思う。

「雨に走り風に走り積み上げて積み上げて」ヴィルシーナ(2012の秋より)

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(秋華賞)

やっと勝ったなと思いながら、写真をみていると、いつも静かな返し馬の写真はいつも同じで、天候がちがっても、馬体重が増えても減っても彼女のフォームは変わらなかったんだなと。彼女はいつもこのフォームですべてを受け止めて走ってきたんだと。

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(エリザベス女王杯)

ひょっとしたらこの日のヴィクトリアマイルカップのように、軽い性質の良馬場で前に言って最後まで切れ負けないような中距離までのレースが一番得意なのかなと思うけれど。まずはおめでとう。これからもどうぞよろしく。

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(ローズS)

「ひょっとしたら1回休み?」フレールジャック(2月洛陽Sより)

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真っ直ぐ直線は走りたい馬と最短距離をジグザグしてでも走りたい騎手、鞭を入れられたらまっすぐ走りたい馬と鞭を入れてから進路を決めてしまう騎手、生き物通しだから仕方がないけれど水と油だなと感じさせた2月の三浦騎手とのコンビ、これで春シーズンは半分アウトになったのに。。。。

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5月18日また同じコンビだということで。。。NF信楽に見学に行って好調なのを確かめたから鞍上さえ確かならと思っていただけに、遠征して合わない騎手は痛い。。。この1回休みが致命傷にならなければ良いけれど。。。もう少し彼の走るところを見たいので。

「4連勝は偉大だね。でももっとビッグになろう。」ホッコータルマエ(アンタレスSより)

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地震があった4月18日、電車がなんとなくはつながっているらしいからと、こんな時どうなってるんだろうが知りたいのと、その理由をつけて指定席とってある競馬に行きたいのとで。出かけてしまって。

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結構後ろめたい感じだった日をなんとかしてくれたホッコータルマエの存在は自分にとっては偉大だったと。

あまり目立たない感じの存在だったから、もっとゴツゴツしているだけかと思ったけれど、そうではなくて、綺麗で力強くてとダートの新星というのがふさわしかった。

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そして、かしわ記念では堂々の押し切り勝ち。。これからどんどん強くなっていく予感もあるから。秋の金沢で待ってるとしか言いようがないけれど。

「喜び、悲しみ、やがて晴れる日がくる」キズナ Kizuna(京都新聞杯1着)

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余裕残しの部分もあっただろうけれど、3月の毎日杯の時より立派で各部位がゴツクなった馬体に成長していると感じ、どんな走りをしてくれるんだろうとパドックで久々にドキドキというか高揚感がありました。

天皇賞の時に刈り込んで高速化し、その1週後のため前残りばかりが続く馬場で最後方からいっても力の違いで差し切れるとわかっていてもギリギリそうなるだろうと思っていたけれど、予想をはるかに超える鮮やかすぎる末脚での大楽勝。久しぶりに味わう競馬でしか味わえない快感。これは嬉しい勝利だと。

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直前の雨やそれにり風が強まって、いやな条件が増えた中で、2分12秒台での勝ちタイムを大外回って、楽勝で出せるのだからこれもすごいと。

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あとは、左回り、それと府中の坂を上って、勝ち目がなくて、馬が力尽きていてもダービーの思い出つくりのために騎手が外に出して追ってくる馬が前にいると、前でフラフラされて真っ直ぐ走れない場合がでてくるのでそれをどう捌くかでしょうが、3月からの成長度合いの大きさ、アユサンなどで母父ストームキャットのディープ産駒がみせる東京との相性のよさで凌駕してしまいそうな感じもして。。。

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そういえば史上最高のダービーと言ったら大外一気のヒカルイマイの時のダービーと、昔、大川慶次郎さんが言っておられたことがあったけれど、今年はその再現になるかなと。。。

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「答えは一陣の風の中に」レッドカドー(春の天皇賞3着)

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同じ厩舎のスノーフェアリーの調教が全く首を動かさない固いものだったから、レッドカドーの調教を見たときに、それよりはアクションが大きいと感じたから、JCよりはやれるだろうと思ったけれど。

パドックでは、JCのときのゴツさがなくて、それが疲れから来たものか、JCの時が太目で、今回が本来の形になのかはわからなかったけれど、歩き方とかからは疲れは感じられなかったというか。

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彼の母父パントレセレブルは、日本では産駒が特徴である大きなストライドを日本の馬場では発揮できず重厚なだけに終わったけれど、彼自身はそれがないような感じもレースが終わってからだけれどするかなと。

直線は写真を見ていると4コーナーの生垣からのラチのない部分に視覚的にひょっとしたら戸惑っていたかなと思うけれど、いきなりの高速決着に対応できるのはさすがというか、これより強い馬がゴロゴロ確実にいると思うとそれを見てみたいと。

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あと思ったことはやはり直線が平坦なコースが国際レースには向いているかなと。レースでの慣れを必要としない分と現地で調教するときも府中のように坂を気にして調教をしなければならないデメリットは、馬場がJC創設当時より良くなって早い時計が出やすくなった分、大きくなっているのではないかとボンヤリと感じる分が現実であれば、やはりフェアではないと思うから。。淀はコース幅を広くして、直線をあと50メートル延ばせれば国際的なレースをするのにふさわしい舞台になるのではないかと。

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