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2010年12月

「常に前へ前へ」ウインバリアシオン(ラジオニッケイ2才Sより)

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常に先手先手で、押し切れなかったけれど、男気のあるレースは素晴らしいというか、馬の見た目とマッチしていてなかなか良いなと思います。

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距離に不安があるかもと思っていましたが、12月の阪神で、北風の強い中でのゆるみ無しのレース振りですから、血統表の字面以上に可能性が大きいかもと。

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「可能性が完成度を上回る時来る」オールアズワン(ラジオニッケイ2才Sより)

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母父ナリタブライアンと言うだけで、グッと来るものがあります。

ガンと大外を無茶にまくってディープ産駒が止まりまくった阪神で、重賞で2着は凄いことだと。

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写真であるようにまくった反動で内に切れ込んだ時にスミヨン騎手の前に入り彼が叫んだために、手綱を押さえたて一度押さえた分だけ、負けた感じで。。。

現時点では勝ったダノンバラードより彼の方が一枚抜けた存在かもしれません。

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安藤騎手の感じと加速の感じが、どこかリンクしているのが心地よくて、それで余計に気になります。パドックの弾けるような歩き方も魅力的。

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「完成品はいつまで完璧かその2」ダノンバラード(ラジオニッケイ2才Sより)

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すっかりオールアズワンの魅力にとらわれ、中心を別にしたので、レースの写真がない状態に。。。パドックでのダノンバラードの足先の非常に軽い捌きは特筆ものですが。。。

ゴール前まで我慢した感じの追い出しで見事に差しきり勝ち、ディープ産駒不得意の内回りでの勝利は特別な意味があります。完成度は今のところ1番でしょう。

「心熱くまでは。。。」グルヴェイグ登場(25日新馬)

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直線に向いて、追い出されるとグッと重心が下がって、さすがの加速を見せるものの、母親ほどけたたましさがない感じがディープ風ではあるのですが。。

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何となく物足りないし。。外回りの1600でなんとか無難に勝った感じあり。。出てこれて勝ったのですから素質馬はそれで十分過ぎるので文句はないのだけれど。もう少し欲しい感じもするので。。。少し太めだったかなー。。。

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走るとマッチョがな感じが全然しないのは素晴らしい一面だと思いますが。。

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「良質のオーラ」クラキンコ(10年道営三冠馬、名古屋グランプリより)

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名古屋グランプリで、クラキンコをみられるので出かけてきました。たしかに馬体は中央勢に適わないけれど、そのレースに対する姿勢というか、気持ちの真っ直ぐさが、こちらにまで伝わってくるのが素晴らしいと。牝馬独特の華やかさもあり。。。結構満足しました。

写真での耳の状態でわかるように、スタートしてすぐにワンダースピードが内側の有力馬には遠慮したものの、好位置を取るために、大外からみた感じ90度くらいの斜行をしたために、隣の枠の彼女は発馬直後に前を大カットされて、発馬約200㍍の地点では馬がパニくってしまっている状態がこれ。。。彼女がこうならずにもっと頑張れていれば。。。レース自体が話題になったのに。。

パドックでは、活気があるものの、嫌みが無く、良い感じに燃えている感じがとても印象に残り、カッコ良いと。。

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小回りコースで仕方が無いとは言え、スタート直後のあまり名古屋でも見ない斜行はホント大いに考え物。。。斜行しても地方馬ならどうせ大差がつくから文句がでないとの考えも馬鹿らしいし。。。と言うよりは逆でないかと。。。

朝日杯でもこの時のデムーロの斜行がダメなのは、当たり前だけれど、外側のスミヨンとデムーロ、この2人の外国人騎手が描くライン取りを日本人騎手達ができずに結構外を廻してしまっているために、この時不利が大きくなったことがわかって愕然とした人も多いはず。。斜行以外でこの差をまず埋めて欲しい。。。と思った人もったいはず。

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(名古屋GP最後の直線)

「季節を飛び越えられるか」ウインバリアシオン

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写真のレースをウインバリアシオンが勝ったのが9月の中頃、まだディープ産駒は阪神で勝てず、成功以上の感触が伝わってこない時期でした。

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そんな中でシッカリとしたレースで1800を勝って、ハーツ産駒の可能性の高さを鮮やかにぶち上げました。

ただそれ以降のディープ産駒は2ヶ月で30勝。。。驚異的ですな。彼の鮮やかなスピードも今は昔状態です。。

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朝日杯に出てくるものと思っていたら、ラジオニッケイの方へ回してきたのですが、おかげでこちらのレースは個性派揃いの面白いレースにさらに拍車がかかることに。。。

季節を超えて目立つことができるでしょうか。。

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「雪が降るまで輝いている」スノーフェアリーSnow Fairy

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香港カップでの彼女の凄いレースをみると、もう一度見たかったと正直思います。

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多分JCへの登録はエリザベス女王杯が道悪だったときの保険だったといまからでは想像できますが。失ったものは大きくて。何をみてもちょっと凄みがない感じがし、有馬記念と言われてもなと。準オープンのレース的な感じを受けます。

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それにしてもパドックでは、関係者の人集りの方へ話声を聞こうと近づいていくし、キャンターの時にはおっとりしていた眼差しがゲートインが始まる直前には、どの馬より鋭いものになっている。ここまでの気持ちの切り替えは日本の馬ではいません。これをもう一度見たかった。。。

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なんとか条件を改善してでもひきとめられるよう努力してほしいと思います。

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ダンスファンタジアと一口馬主の補償制度の全廃について(阪神JFより)

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ダンスファンタジアは、期待されましたが、母も好成績だった東京で淀みのないレースで2連勝して、条件が変わりすぎた阪神で入れ込み、ペースもイーブンでは無かったために、イライラし、初子である馬体の小ささも影響して、馬力負けもして完敗しました。

パドックから入れ込み気味だったのですが、彼女のまわりには、沢山の馬主の方が取り囲んで余計に気合いがのってしまったことも、敗因の一つと言えば一つになりました。

結構社台のクラブの馬も馬主の方が買っている現実は(オーナークラブの方ではなく)私も知っていますが、彼女クラスになるとかなりの数が馬主さんの持ち分に必然的になります。なにしろオーナークラブで少し買ってあとクラブで毎年1頭づつ買えば実績もあがり、優先順位も上がるシステムになっており、新しく入ってくる馬主(お得意さん)は抽選制度を実施することを建前にして今までの実績に関係なく入れることにしていますから、パドック内の人集りも馬が入れ込むほどになってしまうわけです。

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この現象がおきる一つの原因はクラブの補償制度ですが、そのために馬をセリで持つよりも安心して楽しめますから。特にお金持ちであればあるほど、実績で優先され高い馬を買って走らなければ補償されるのですから。。

でも来年度募集からどのクラブでも無くなるそうです。なにしろこれは大きな出来事です。30年ほど前に社台のクラブが出来てから補償制度は大きな一つの柱でしたから。

こうなった大きな要因はセレクトセールの存在です。クラブなら補償があり、一方では同じ商品に補償がないのですから。。補償が金銭でないにもかかわらずこれでは当局がかみついてくるわけです。セールが始まったばっかりに、パドックにも入れない口取りも制限され、騎乗ミスした騎手も乗せ続けられてしまう、システム的に優遇されないが下支えをしている多くの一口馬主が損を一方的に請負うことに現実的にはなるのです。

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さて、あとは社台グループがこの状況をどう考えているか、どれだけ危機だと思っているかです。とにかく夏に募集し、1才の秋に故障した場合にどうにもならない状況だけはさけてほしいと思います。そのために募集時期を10月より後にしてはどうだろうかと考えます。

そうすれば、1才の馴致が済んだところの馬をみて決められる利点、もう一つはすぐに定員になる募集馬の展示会がある程度日数を増やして実施できる点など満足度を上げられる点もあります。またセリで買った馬を募集馬に入れることができて、募集が魅力的に出来る点、毎年のレベルを保てる点、セリ自体を刺激できる点など利点もでます。

もう一つは、時期的に北海道の観光が少し手薄な10月以降に展示会を例えば社台関連の数クラブで実施することによって、観光を刺激する策となる可能性もありますし、道営競馬と絡めてその活性化に繋げることも上手くやれば十分可能性があるのです。後はその企画性が社台にあるかどうか、そしていままで言ってきた地域振興的考えが本当かどうかにかかっているのです。それにより多くのクラブの命運が決まるといっても良いと思います。

「しとやかさあり」アドマイヤセプター(エリカ賞より)

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なんだかもっと筋肉質で男勝りな雰囲気で、体育会系的なムードの馬だと思っていたのですが、意外と色気というか、なにか女馬らしい身のこなしもあるし、テレビで見ていたイメージとは違うのでビックリしました。

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レースはスローで上がりのレースになり、道中難しい面も出したし、騎乗も途中からは後手後手になったのか、ならざるおえなかったかわかりませんが。。。

手綱は張っているけれど、フォームは中途半端な腰高ではなんだか中途半端な気がして。。4コーナーで見ていましたが、どうしたいか他の馬より伝わっていないような気がして。道中折り合いが悪いことよりそれの方が敗因の気がするのですが。

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「新しいスタイルで新しい時代を走れ」レーヴディソール(阪神JFから)

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瞬発力で決めたレースはタキオン産駒らしい決着の仕方ですが、彼女の凄いところはその後脚の大きさでしょう。

特に内股というか、外側でなく腹側の後脚のつくりが大きいです。

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後脚を思い切り、速く使って地面を蹴り、瞬発力をだすタイプのタキオン産駒は、少し頼りないかなと思うくらいの馬が後脚については多いのですが、それはそこを激しく使うから無駄なものが無くなるからでしょうが、彼女はその特徴がありながら、規格外に大きいですから、これは凄いです。まだまだそこを本気で使っていない感じがします。

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あとは、内包している少し神経質なタキオン産駒らしい部分が出てこないかどうか。こちらが緊張しても仕方がないことですが。。

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「やわらかな翼で」レーヴディソール(2010阪神JF)

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素晴らしい末脚でしたが、過ぎてゆくときに感じたのですがまだ全然手綱に余裕があるんです。まだ強めの調教してるくらいの強さでしかなくて、本気のレースモードではない、それでいてあの加速です。差が開かなかったのは、そのせいでしょう。走り方から何回も本気で最高レベルに上げられないかもしれないので。。。牝馬同士ならいまのところこれで良いわけです。

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「幻のウィニングラン2010」ブエナビスタ

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中山が始まると一気にJCが昔のことになってしまいます。

こんなこともあったなと。

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「慣れに負けたかな。。」ピュアブリーゼは4着(葉牡丹賞)

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写真は、前走の未勝利戦のものです。

それにしても、サンデー系の馬の乗り方というか、後300までは貯めてそれで追い出す牝馬であることも加味した見慣れた乗り方でしたが。。結果的には直線前が開いているときに前に出ずに進路は閉まってしまう不利もあり。。

もっとダメなのはこの馬がサンデー系では全くないということを忘れた騎乗であり。。。本当なら後400前後から前に出て行ってもそれなりには持つはずで、切れ味はあまりないはずなので。。。慣れは恐いですな。。。

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それにしても未勝利戦の写真の最後の止め際の内田騎手の慎重さというか、前に重心をうつして止め際にあるかもしれない後ろ脚の故障をケアしている。。。

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みんな頼みたいのがわかります。

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「真っ直ぐ走れば強さ倍増」リベルタス(千両賞1着)

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前回は、相手の騎手が持ち替える際になぜだか急によれてきて、それで最高速に上げようとしたところを邪魔されてその分遅れてしまいました。

マイル短いと言われたけれど兄のローエングリン同様、マイルを一気に走り切れるだけのスタミナを血統的に持っているので2才戦など素質が問われるレベルでは全く問題はないし、今回は外回りであり、しかも前のレースの斜行の事象と同種の件でJCが降着になった次の週のG1前のレースでは、誰もアタックしてこないでしょうし、ルメール鞍上では、父も母父も一番よく知っているし。。。

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案の定、長い直線を一杯に伸ばして危なげない勝ち方。。。この血統でこの12月で2勝。。。いいなぁー。。。羨ましい。。大事に厳しくやられている感じが。。。この大事が貴重な未来を作っていくでしょう。

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「活気ある柔らかさ」ナカヤマナイト(ベゴニア賞より)

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ステイゴールドの産駒なんですが、とにかく全身が柔らかく幅もあって、それでいて男馬の重さもシッカリある感じでサンデー系では異質な感じがしますが。。。JC前のためパドックに並ぶため、返し馬しか見られなかったのが残念。

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しかしJC当日の東京競馬場の場所取りは大馬鹿を通り超してる感じで。。。惨めな感じがします。

「あるがままのあなたはいま輝いているほかのどんなものたちより眩しかった。」シンボリルドルフSymboli Rudolf(2010年11月28日)

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Symboli Rudolf

カンカン場に現れるだろうと思ってそれが見られる場所でルドルフが出てくるのを待っていた。カンカン場にでのルドルフは、懐かしい力強い踏み込みと前脚の早い動きで暗闇の中に現れて。。

いつもと違う場所、人混みに、歓声に興奮して、馬っ気をだしていた。そのまま時間がきてその姿でパドックへ。。。

だけど茶番はそこまでだった。半周もしないうちに、その興奮は消えて、真っ直ぐ歩きながら、その中で余裕をもつ彼の動作に戻っていった。

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現役馬を上回る踏み込み、前脚の捌き、首の動き、それでいながら、周囲のどんなものにも驚き、注意しながら、G1レース並みに集まった観衆のカメラの凄い音の中、真っ直ぐに歩いた。正午秋の陽が一時的に観客の上着を脱がせるほどに強まっていても、その陽の強さに負けない強さを彼は持っていた。

彼はJCのパドックをつまらないものにした。29才だという。トウカイテイオーに少しシルエットが似ていると感じたが、父子だからしょうがないと思うものの、そいうえばテイオーも20才を超えているのだと。。。

この馬の現役時代を私は7度見た。。。

そのころの筋肉のこの上ないちょうどモンジューが持っている最上の柔らかさと強さのうち、柔らかさはやはりずっと減ってしまってはいたけれど。

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84年のJCで連勝が止まったとき、観客さえ黙らせるほどの悲しみの感情表現に圧倒されてしまった。。。「彼は歴史的な名馬、お金的に次の有馬は無理だけれど、今からお金を工面して5才のレースは全て見よう。そうしないと絶対に一生後悔する。」と思った。。。

だから今日、府中に来た。。そしてこの言葉をしまうところをなくした。。。。

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