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「ドイツ式馬名ネーミングついて」パゲーノ、トンボス、ランドなど

Pg01

(パゲーノ)

JCにやってきたドイツの馬達もそうであったようにドイツのサラブレッドで、特徴的であるのが、母方の頭文字を受け継いでネーミングがされていることです。

俗にSの頭文字ならSラインなんて呼んだりすることもありますが、ドイツの少し重厚な感じの馬体というか雰囲気の馬達とこの血統表のラインが何故がマッチして見えて一本筋が通ってるものを感じたりもして、その目で彼らをみるのでより魅力的に何かをもっているような感じをもってドイツの馬達を見てしまいます。

App2258

(トンボス)

他の国でも例えばアガカーンさんなどは男馬もこの方法で名付けられていることを例外的にしてしまうと、母系というか牝馬が代々頭文字を受け継いでいる例はあっても、男馬までやっているケースはドイツが圧倒的だと感じます。

第2回JCのパゲーノは母系が全てPからであり、第3回のトンボスは、頭文字Tの母系です。

徹底的にこれがやられているのが、15回のランドで母系の頭文字がLで、父アカテナンゴの母系は2代だけれどAで、アカテナンゴの父のスルムの母系はずっとSでと、全て頭文字のラインでネーミングされています。ちなみに日本のかつての大種牡馬テスコボーイの母はサンコートはこのSラインの牝系の出身であり、子供のテスコボーイは英国に買われたので、そこで馬名的には終わっているわけです。

App4474

(ランドLANDO)

日本でなぜこの名前が一般的にならないかはハッキリしませんが大きな原因の内、2つは考えがつきます。

一つは冠馬名の存在です。もう一つは社台系馬主の馬達がこの方法を取らずに命名されていることです。

冠馬名の特徴は、冠馬名が名前の主役であり、それに足される名前は識別でしかないことが大きな特徴です。(識別名が認識されるのは有名になったときであり、弱い場合は識別の目的以外は意味を持ちません。)

ファンは識別の方を呼び、愛しますが、馬主にとったら第一目的はずっと冠馬名により自分の名前をだすことが目的ですし、それに3代たったら殆ど血統表の中から消えるのでそれほど名前について残って受け継いでいくという方に重い意識はないのです。日本の競馬にとって馬は受け継がれるものではないんです。

Bj8

(ボルジアは少し変わったBライン彼女以外は男馬)

もう一つは、多くの活躍馬が出ている社台系クラブの馬名の付け方。これも心情的には前者(馬名は受け継がれない)と同じ考えを持って、ただ冠馬名だけは使わない立場で馬名をつけています。

頭文字をとって馬名をつけるという方法は、9文字という制限の元ではとても有効だし、日本語の単語の名前を血統表中に入れ込むことを事前に出来て、そうすることによりネーミングがより文化的なものになると思うのですが、クラブに参加されている方なら知っていると思いますが、父母の馬名から関連づけてくるのを良いとされていて結局は神話からの名前とかで強そうな名前が付いていしまったり、芦毛でもないのに雪関連の名前が平然と付けられてしまったりしたりするのです。

それならば例えば母馬がアドマイヤだったらのAをとってネーミングをして、逆に冠馬名を血統表の中で埋没させ、駆逐することによって文化としての競馬を作ろうとした方が良いと思うのですが。

そんな使命感は誰も持っていないのです。

まぁ貧乏な私が主張しても誰も聞き入れませんけれど。。

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