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トピックス2009

北風で泣き笑い。それも競馬。(プレミアムボックスの京阪杯)

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11月28日土曜日の競馬は冬の北風の中でのもの。直線は逆風になります。結果をみると最後の1ハロン11秒台を出せたレースは超スローレースばかりで、それでも11秒後半でしかありません。それだけ風が影響していたのは明らか。。。。

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こうなると、スピードで押し切るタイプよりも急にグンと加速できるタイプや根っからの追込馬的な馬の方が馬群にいられる分、逆風になっても少しは和らぐため有利です。

逆に悲惨な結果になるのが、先行馬でありながら、先行争いを避けた馬でしょう。追い風の時に押さえ、逆風にむかって追っても伸びるはずはありません。

この日の勝利ジョッキーをみても上手な人が勝っている。

競馬も小さなことからコツコツとですな。。。

はち切れんばかりのヴィクトワールピサ(京都2才S)

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もうはち切れんばかりの馬体には圧倒されます。

歩くのも速いです。父ネオユニヴァースも言われないと分かりません。

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ドンドン押してきてそれで押し切ってしまう筋肉系のレースには、迫力があります。

覚醒した猛者ダノンパッション(黄菊賞)

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少し弱いメンバー相手ながら、直線での差し足は素晴らしいものでした。

エンジンがかかって、そこから追い抜いて、突き放してそれであと150くらい余裕がある走りはまさにタキオンのものです。

前走は出遅れてしまい、それが決定的となりましたが、これからクラシックに向けて成長するミスプロ系が母系ですから逆にその時に馬群をぬった経験が大きくなるでしょう。

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「女王杯は女王のために」クイーンスプマンテ、エリザベス女王杯1着

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風が強い日であることは、京都駅を過ぎる頃分かりました。直線が向かい風と電車で思い予想して、馬券を長距離血統中心に買って馬場に出たら逆の追い風です。

そうなれば先行する馬有利、道中が向かい風になり、スローペースになりやすく、直線は追い風で3角の坂を下った勢いで持っていけますから。。。少し足りない先行馬が強くなれる京都になりました。

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しかし大レースでの行った行ったは終わった後に、なにか体の力が抜けて、小さなレースでの行った行ったで味わう無力感の中の暗さがない分、スーッとして明るくなれます。

私はクイーンスプマンテのことをグリーンファームの会員でありながら、関東馬であること、タキオンでないことで、いままでジャングルポットの産駒くらいしか、知りませんでしたが、血統をみるとハイペリオンが多く入った血統なのです。

ジリジリと確かな成長をしていたんですね。走り続けながら成長できるハイペリオンの素晴らしさを具現化してくれました。

「新興か既存か」スリーロールス

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血統表だけ見るとそれほど秋にグッと昇ってくるタイプでは無いような気がするのですが、馬もダンスインザダークで格好いいですし、そんなに足が長いことないから、ムダというか最後で惰性的な伸びが邪魔されることもないし、最後の粘りあいで勝ち抜くタイプでしょうから、今後もそうならないと大きなタイトルは無理かもしれませんが。。。

能力は初めからあって何かで発揮できなかった馬でしょうから、一度壁を抜けると、こういう馬は例えばスーパークリーク的に強いかもしれないと。

それと気になるのは返し馬の時から、口に血が溢れてることで。。。

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鑑賞に堪えられる秋フォゲッタブル

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菊で返し馬とかパドックとかを見ていると、その姿を見ながらはて春に見たときはどんな馬だったかと思い出せなかったのですが、体力がアップして、蹴る力が増してその分、腹回りの後ろがキリッとしまってきて、凄くカッコ良くなっていたんですね。

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たしか春の時はかっこの良い四角い馬だなと思っていた程度で体から重さが感じられましたが、今はありません。

母方はこれから4歳秋くらいまでは成長続けるハイペリオンの血脈が濃いですから、その成長ラインから逸脱しなければ相当なところまで行けても不思議はないかなと。

「長く活躍している馬って結局父ダンスインザダーク。」との10月に社台スタリオンを訪問したときの言葉が当てはまればさらにそれよりもう一歩前に出ているかも。。。

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(春)

「菊が咲かぬ菊花賞」スリーロールス1着、フォゲッタブル2着

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このレース以前の11月施行であったらどういう結果になったんでしょうね。1,2着馬がもっと他を離していたとか、リーチがもっとユッタリとしたローテーションでもう少し落ち着いていたとか、全然違う結果というか風景が違っているような気がして。。

よれた馬が一着でそれを少し躊躇して追えなかった馬が2着で。。。なんかこの時期に菊花賞やると燃え残るものがあるような気がしていて。それにこの斜行が、かけ算になってしまって。。最後のクラシック、淀の3000㍍の菊花賞という非日常を求めにきたのに、レースはいつもと変わらない感じがして。。。

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フォゲッタブルのこういう負け方ってスピードシンボリの2着以来かも。。。

ちょっと次の対決というより各々の次走をみてみて、それもあわせて菊花賞としたい気がするのですが。

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スリーロールスの血だらけの口も凄いものですな。。

「完成度か成長か」秋華賞レッドディザイア、ブエナビスタ、ブロードストリート

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秋華賞では、レッドディザイアの成長が、春から完成されていたブエナビスタに追いついた印象のレースでした。

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(レッドデイザイア)

結果もそうですが、大外をまわって差し切られていたものが同じ位置を回ってハナだけ残ったのですから春から縮まった差は春の着差分ではなく、5馬身程度の力差が詰まったと考えて良いでしょう。この2頭、牝馬の中にいるときは気にしなくてもよいでしょうが、牡馬と混合ではどうかなと、斤量も重くなるし、次走となるだろう女王杯でも勝ち負けすると、その後の斤量も重たくなるし。。。そんなに最高到達点は高くない気が、一流牝馬の域は出ない気がするのですが。。。

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(ブエナビスタ)

ブロードストリートは、他のタキオン産駒と比べると軽さのある感じがしました。それだけ筋肉自体に力があって細い割には地力はあるのでよりアスリート的に見えるのかもしれません。

先週牧場訪問でよくしていただいたので、贔屓目もありますがマイルくらいでこの後も相当強い時があるかなと。。。

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(ブロードストリート)

最後に文句もなんですが。。。秋華賞パドック、返し馬編レッドディザイア、ブエナビスタ、ブロードストリート

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(レッドディザイア)

こんなこと思ったらアカンのでしょうが、何でこのレースフルゲートになってしまったんでしょう。もはや勝負付けが済んでいる馬が多くて着にも来ないのが確実なのに。。(そんな馬が少なくとも8頭くらいはいるような。。)

たしかに3歳牝馬最後の大レースで出したいのは分かりますが。。。今回は上位3頭と他の馬の差はパドックからハッキリあるのがわかって。。なんでハッキリ負けるのがわかっていて出しているのかと。。。

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(ブエナビスタ)

もう新しい方向を与えてやって無理をさせず長く楽しめた方が、まずは馬にも良いし、馬主経済的にも良いし、このレースも紛れがなくなるし、良いことだらけのような気がするのですが。

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(ブロードストリート)

例えば準オープンをオープンに編入して、レース数を増やして(1000万を1割弱程度取り込んで)オープン特別の数を増やして、オープン特別、牝馬はGレースよりも軽い斤量で出られるようにするとか、大レースの登録料をもっと上げて、とにかく賞金とらないと損になるようにするとかして歯止めをかけないと今回のような紛れの中で着順が変わってしまうなり、不利を受けるなりのモヤモヤが残ることになると思うのですが。。。

写真を開けてみてビックリしたのはレッドディザイアの返し馬がユッタリしたものだったのですが、大きなストライドとして写っていたことです。それだけムダのないフォームが完成していたのですね。

まさに高等馬術!四位騎手白眉の騎乗でレッドディザイア秋華賞1着

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これほど感動する騎乗も久しぶりです。最後にブエナビスタに馬体を合わさせていおいてからムチを入れ二の足を使い、被さってくる相手の少し前でやや外にだして相手を真っ直ぐに走らせずに勢いを弱めて、(斜行ではないのです)ハナだけ残してしまう。スタンドにいて、久しぶりにジーンと来る一か八かの騎乗。。。

昔この方法を武田文吾さんは高等馬術といって超一流騎手だけが出来る技としましたが、これほど鮮やかな高等馬術を見たのは多分スペシャルウィークの春の天皇賞以来だと思います。

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とにかく不可能を可能にしようとする人間の英知の素晴らしさそれに応える馬、これが競馬です。

三冠がどうだとかは関係ない価値に思えるほど素晴らしいと。。