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2009年11月

「彼女は夢み、旅して、いつか空を飛ぶ」09年JCはウオッカ1着 Vodka

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なんだか関係ないのに涙が出てきていました。

長い長い旅の末にやっと終着点に辿り着いたような、解放されて力がドンドン外に出て行く感じを彼女は与えてくれました。

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超一流馬の参戦、22秒台の決着、ハナ差の歴史に残るジャパンカップ、そして、不世出の名牝を一度にみることが出来て。。

なんだか最初にJCにときめいていた頃のことを思い出しました。

ありがとうウオッカ。

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はち切れんばかりのヴィクトワールピサ(京都2才S)

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もうはち切れんばかりの馬体には圧倒されます。

歩くのも速いです。父ネオユニヴァースも言われないと分かりません。

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ドンドン押してきてそれで押し切ってしまう筋肉系のレースには、迫力があります。

「これぞブリリアントフィリー」サプレサSahpresa(09マイルCSより)

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サプレサのプロフィールを見たときに、まず飛び込んできたのが、サンチャリオットSでガナーティに完勝したこと。

日本ならウオッカをマイルで子供扱いしたことと同等の勝利に注目せざる負えませんでした。

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血統をみると父サームはキングマンボと名牝サルサビルの産駒。サルサビルはアイルランドダービーを勝った歴史的名牝で、父はサドラーズウエルズなので、エルコンドルパサーと同じ組合せ。

サプレサ自身の母父はプレザントタップとリボー系で血統面での日本の馬場への相性も良いだろうことが想像できました。

前走をマイルを34秒台、コーナーのないタイムの有利さもあるけれど、58キロ、馬場の本来の重さ、マイル自体がやや1600より長いことを考えると完調ならば、多分輸送での能力減退分が0.6秒から0.8秒(ディープとウイジャボードの能力比較からJCでの差を勘案するとこうするのが妥当だと。)あっても、55キロで、1秒以上の馬場差などを考えると1分32秒台中盤くらいでは走れるはずであり。。

どのよう馬だろうと。。なにかしら日本の馬にはない奥の深さを感じてしまい、出かけてしまいました。

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パドックでの存在感は、圧倒的なもので他の馬がハッキリ劣って見えました。これぞヨーロッパの一流馬でした。

ただもう3日くらい前に来日していたら、例えばシャラナヤと同じ行程で来て1週余計に滞在していたら、もう少し本数が追える分フォームが安定して来るので、冬型にならず時々雨が芝に自然の力を与えている通年より自然に近い馬場のどこかに適合性を見つけて、有無を言わせず勝ったでしょうが。。。

今回のレースでも、外枠と直前からの雨で滑りやすい芝での初体験のレースでこれだけのパフォーマンスを出せたのは素晴らしいことですが、馬が良すぎたのでとても残念な結果で。。。

輝いているところを生で見てみたい欲望が湧かせてくれる雰囲気を持っていて。。。その欲望が湧いてくることが競馬が延々と続いている理由のような気がして。。。

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「幸せな旅のおわり」カンパニーの秋はマイルCS1着で満願

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最後の秋は何から何まで上手くいった感じはありますが秋時雨の中で幸せな旅のおわりに立ち会わせてもらいこちらも暖かい気分を貰いました。

もう3日、入国が速ければサプレザがひょっとしたら、1分32秒台で突き抜けて有無を言わせなかったのかもしれないことはパドックで感じましたが、これも精進のたまもの、そんなに悪い場面ばかり巡ってくるわけではさすがにないです。そんな考えを入れさせない堂々とした立派な勝利でした。

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マイルCSも26回目だとか、第1回を見たものとしては感慨深いものがあります。父の母グレースアドマイヤもこの淀で見たことがありますが、カンパニーはどちらかといえばこの祖母に首さしなんかは似ているかなと思います。

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心優しきじゃじゃ馬の。。。カワカミプリンセス(09女王杯より)

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絶対無理と言われた中1週でのオークスの勝利など、3才時代の輝き方はブエナビスタを遙かに凌いでいたと思います。

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3才時に女王杯で1着入線からの降着以来勝てずにこのレースが最後となり。。勝てなかった原因は斤量なのかそれとも血統的にクラシックに向けて完成してしまい、そこからの成長力がなかったのか分かりませんが、3才以降の故障がこの馬の柔軟性を奪っていったのは明らかなのではとこの日も思っておりました。

「勝ちに来た美しいアガカーン緑の勝負服」シャラナヤ初戦は4着

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初めて見る憧れの緑のアガカーンの緑の勝負服にはテンション上がりっぱなしでした。この勝負服がまさか淀で見られるなんて。

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JCが始まったとき「日本の馬は耳まで隠すマスクをするなんて。それでは馬とコミュニケーションが取れない。」と海外の関係者が指摘したことがあります。マスコミもそのことを日本の後進性として、それに乗っかって声高に主張していましたが。。

そのマスクをシャナラヤは身につけて登場してきました。目的は、雑音の大きすぎる日本の競馬に飲み込まれないようにとの自衛策であることはすぐに理解できしたが。

同時にそれは後進国としての見ていたときの日本への偏見が消えている事実でもあるなと思いました。

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それだけなんでも後進国のやっていることは間違いだからとの偏見がなくなって、日本の競馬で勝とうとしたら、マスクをし、日本仕様にしないと勝てないとの認識を先進国と言われるフランスの関係者が自分たちの流儀を少し横に置いてでも実行するレベルで持ったということは、日本の競馬の位置が上がった事実として素晴らしいことだと思います。

だから相当な本気でアガカーン陣営は勝ちに来ているのはあきらかです。目標がJCであるなら、一叩きのレースで初めての日本の固い馬場でいきなり33秒5を外を回りながら出してしまう脚は驚異そのものです。

血統もズラリと日本の特に東京が合いそうなラインナップであり、母系は3代shaではじまる馬名で、伝統を感じさせて。

しかもオペラ賞の勝ち馬で。。。凛としている感じ、胸前の逞しさ、どことなくオールアロングが香ってくるのですが。

ちょっとたまらんタイプです。

(JCは辞退だとか。。。。)

覚醒した猛者ダノンパッション(黄菊賞)

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少し弱いメンバー相手ながら、直線での差し足は素晴らしいものでした。

エンジンがかかって、そこから追い抜いて、突き放してそれであと150くらい余裕がある走りはまさにタキオンのものです。

前走は出遅れてしまい、それが決定的となりましたが、これからクラシックに向けて成長するミスプロ系が母系ですから逆にその時に馬群をぬった経験が大きくなるでしょう。

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「女王杯は女王のために」クイーンスプマンテ、エリザベス女王杯1着

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風が強い日であることは、京都駅を過ぎる頃分かりました。直線が向かい風と電車で思い予想して、馬券を長距離血統中心に買って馬場に出たら逆の追い風です。

そうなれば先行する馬有利、道中が向かい風になり、スローペースになりやすく、直線は追い風で3角の坂を下った勢いで持っていけますから。。。少し足りない先行馬が強くなれる京都になりました。

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しかし大レースでの行った行ったは終わった後に、なにか体の力が抜けて、小さなレースでの行った行ったで味わう無力感の中の暗さがない分、スーッとして明るくなれます。

私はクイーンスプマンテのことをグリーンファームの会員でありながら、関東馬であること、タキオンでないことで、いままでジャングルポットの産駒くらいしか、知りませんでしたが、血統をみるとハイペリオンが多く入った血統なのです。

ジリジリと確かな成長をしていたんですね。走り続けながら成長できるハイペリオンの素晴らしさを具現化してくれました。

このまま消えるかも。。。ルミナスハーバー11月は2着

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準オープンに上がっても適距離に近い1400で、しかも大外枠であり、いつも内枠が当たって、そこからかなり外へ何故だか持ち出してわざとコースロスをして1200を走っているので、通常マイナスの大外枠は彼女にとってはこの鞍上ではいつもマイナスなのが±0まで位に前進する幸運であり、やっと運が回って来たと思ったけれど、後一歩で勝てるレースを逃してしまった感じで。。。レース後も制裁はなかったけれど長い審議の対象になり嫌な思いをさせられて。他の馬をこれで半年に2回も妨害してるのは情けなくて。。。気分が最悪で。。。

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ミスプロ系の絶好調の男馬と差し足比べをしていては、力の差の以前にこれくらい負けて当たり前だし、相手は新馬戦等でならべば強い馬であることはわかっているはずだし(上位候補の馬の特徴を頭に入れずに乗っているような問題外の騎手なら別だけれど)わざわざそれを待って追い出していては。。。

しかも3角で斜行したときに、外にいた勝ち馬にコースを開けてしまう結果となり。。。

上がり33秒台のレースで21秒台のレースであるなら、道中はスローでできるだけ前に位置した方が有利であり手綱を引っ張るくらいなら、もう少し前に行けたはず。4角2番手までから、先に先に動いて、最後お互い惰性で走った時に少し差が詰まっていたように、その差を有効に使えば、どんなに下手にこれをやっても後2馬身は少なくとも20秒台はだせたはず。何度も乗っていて何故それができないのか。。。

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しかし、半年に2度も同じ騎手で審議になり、今回は制裁はなかったけれど、迷惑をかけたのは変わらないし、勝つためなら危険なレースを繰り返しても良い的な騎手を何故乗せ続けるのか。。。口取り写真の時に厳格さを求めるように関係者も厳格さや公正さを持って行動すべきだと。

自分としては3年前のJFの騎乗でこういう事が頻発することは確信できたので、意見を言ったのだけれど、おかしな奴で片付けられて。。。結局はこうなった。

「受け継がれた輝きはなにか」ダンスインザダーク

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ダンスインザダークの子供を見ていると子供達はそれぞれが似ている印象を受けるのですが、それがダンスと似ているかというとそれには頷けないような気がして。。。

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彼は気性は荒かったですが、それは橋口厩舎であったからが主原因でしょうし、追い込みが武器であったように思えますが後天的な荒れた気性で前に行き、そこで武騎手によってギリギリのところでタメ殺さずに足を温存して3Fを相当な切れ味で差したからこそ、前に行った分、ロス無く立ち回れた分と素晴らしい素質に成り立っている末脚のコラボが成績がより上げることが出来た部分が多いのだと思います。

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だからホントはどういう馬だったか分からない感じが産駒をみているとするんです。ほんとは逃げ馬だったり、ディープのようにマクリが得意かもしれないし、子供達のように大人しい気性であったかもしれないし、マイルくらいを最初から最後まで圧倒する走りをするのが得意な名馬であったかもしれないし。。。

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「新興か既存か」スリーロールス

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血統表だけ見るとそれほど秋にグッと昇ってくるタイプでは無いような気がするのですが、馬もダンスインザダークで格好いいですし、そんなに足が長いことないから、ムダというか最後で惰性的な伸びが邪魔されることもないし、最後の粘りあいで勝ち抜くタイプでしょうから、今後もそうならないと大きなタイトルは無理かもしれませんが。。。

能力は初めからあって何かで発揮できなかった馬でしょうから、一度壁を抜けると、こういう馬は例えばスーパークリーク的に強いかもしれないと。

それと気になるのは返し馬の時から、口に血が溢れてることで。。。

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鑑賞に堪えられる秋フォゲッタブル

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菊で返し馬とかパドックとかを見ていると、その姿を見ながらはて春に見たときはどんな馬だったかと思い出せなかったのですが、体力がアップして、蹴る力が増してその分、腹回りの後ろがキリッとしまってきて、凄くカッコ良くなっていたんですね。

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たしか春の時はかっこの良い四角い馬だなと思っていた程度で体から重さが感じられましたが、今はありません。

母方はこれから4歳秋くらいまでは成長続けるハイペリオンの血脈が濃いですから、その成長ラインから逸脱しなければ相当なところまで行けても不思議はないかなと。

「長く活躍している馬って結局父ダンスインザダーク。」との10月に社台スタリオンを訪問したときの言葉が当てはまればさらにそれよりもう一歩前に出ているかも。。。

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(春)

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