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2009年7月

「過去と未来をつないで」ボールドルーラー系ロイヤルスキー編

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(アグネスフローラ)

ボールドルーラー系の種牡馬として忘れてならないのが

ロイヤルスキーでしょう。早熟、短距離、マイルが得意な

感じが産駒にはありましたが、アグネスフローラ、ワカオ

ライデンは、繁殖として、種牡馬として大活躍しました。

桜花賞馬として強烈な印象を放ったアグネスフローラは、

アグネスタキオン、アグネスフライトの母であり、特に

タキオンを通じてボールドルーラーの血脈は日本に

薄いものの根付いたと言っていいでしょう。

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ワカオライデンは、競走馬としても息長く優秀な走りを

してその後、地方のリーディングの常連種牡馬となり、

ライデンリーダーを出しています。

この2頭に共通しているのは、父だけでなく、母父が

ヨーロッパ血脈のリマンドであること、そして母系に

ハイペリオン系の要素があることです。

日本の芝でアメリカ血脈の父がヨーロッパ血脈のどちら

かといえば古くさい血統と組み合わされてそれが、他とは

ちがう強烈な個性を現代に生み出す原因の一つになって

いるなんて血統表を眺めて面白いなと。。。。

「非主流ながら圧倒的カリスマ」ニチドウアラシ

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ニチドウアラシを中距離に専念させた時の強さは、現代であればスターホースとして十分通用した実力とカリスマ性を持っていました。

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父は社台が輸入したボールドアンドエイブルであり、快速馬ばかり出していたイメージもありましたが、アラシはそれらと違って凄みもありました。

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80年代のはじめにこれだけの馬がいたことが奇跡的であり、またそういう馬を何代めかに生み出せるのは父系のもっている不思議な力の一つだと思います。

中距離で負けるときは貯めすぎて切れ負ける等のいわば明らかな乗り間違いか、道悪かのどちらかであったので、まず中距離では無敵でした。

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(アイドルマリー)

見た回数は、ごく僅かですがキリッとした筋肉系の格好良い馬でした。

速さは産駒にも伝わってアイドルマリーを出しています。

「不器用だけど野暮じゃなく」カツアール

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ボールドルーラー系の馬が沢山輸入された70年代終わり、種牡馬ステューペンダスからはダービー馬ラッキールーラとカツアールがでます。

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カツアールは地方の一流馬でその後中央で活躍した馬です。

カツアールは、追い込みの脚質でしたが、粘りがあるわけでなく、切れ味が他よりも光るわけではないですが常に一生懸命追い込んできて、差し足を持続しながら相手をゴール前でくたばらせてしまう感じのレースをする馬でした。

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そのためにどれにか一頭は先着されてしまうレースが多くて、勝ったのは宝塚記念だけとなっています。スタイルもさすがに地方の強豪というごつさがあるのですが、その中に逆に軽さももっていて、今の馬に通じるような格好良さもあわせて持っていました。

写真は一番上が京都記念だったと思いますが、そのほかは81から83年の宝塚記念です。

ツクモオダマキ、ボールドエーカンは同じ馬。。。

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ボールドルーラー系がケンタッキーダービーを連勝していた

78年にボールドルーラー系のボールドビダー産駒として

マル外としてツクモオダマキという名前で走り、2歳戦を連戦

連勝で圧倒的な強さで走りまくり、なぜか阪神3歳Sの前に

ボールドエーカンと改名し、リュウキコウの差しに敗れて、

その後はスピード馬として3歳はそこそこの成績を収めます

が、最初の活躍とアメリカでの大きな波の起こり方からすれば

期待していたほどのわくわく感は後になるほど無かったかなと。

一応自分が競馬場でみた最初のマル外馬でもあります。

そんなにセリで高くはなかったはずで。。。一応彼はいまどき

まで続くトレンドの先頭みたいな役割もしたのかなと。

写真は79年7月のもの。。2000のオープン1着の時のもの

サンデー系と母系のボールドルーラーの組合せで強烈な

馬が出てきているので。。。少しまとめてみようかと。。。

「血統レッスン1としてのカツラノハイセイコ」79年ダービー馬

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ハイセイコーで中学生時代に競馬に興味をもちハイセイコーが母父が短距離馬であり、そのためか長距離では持たずに大柄で迫力のある彼が、なんでもない冴えない小柄な長距離血統といわれる馬に惨めな負け方を繰り返して、血統に気づかされ、気づいたときには、血統に、はまっていた感じで競馬が好きになってしまった私にとって、カツラノハイセイコは、実はあまり好きではなかったので冷静に血統表をみていられたのかもしれませんが、最初からその血統構成の奥深さを感じさせてくれる馬でした。

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父であるハイセイコーにしても距離のカベがあったにせよ2歳から連戦連勝できた馬が、古馬になっても宝塚記念大差勝ちとかすること自体が彼に流れているハイペリオン系の成長力の証でしたし、母父ジャブリンは当時の日本お得意の血統は良いけれど競争成績は二流以下の馬でしたが、なにしろ名馬タルヤーが父で20世紀の名牝の1頭のサンチャリオットが母という構成であり、クラシックとかここ一番では力を発揮する、とんでもない馬が出てきてもおかしくはない感じが血統表からは感じられて。。。

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サンチャリオットもハイペリオン産駒なので成長力および長距離で自分のペースで立ち回ったときのハイペリオン系のとんでもない強さも想像できて、そのころは関東の方が遙かに強い状況で他の馬がレベルが上がるにつれて辛くなってくるのがとくに春のクラシック路線では見ていてわかる状況であったなかで、そのハードルを意外と軽く越えていった感じがあり、これが血統の底力なのかなと思って当時見ていました。

そしてダービー勝ちまでいってしまいました。

ダービーの次の日、関西久しぶりの勝利と言うことで当時家庭用ビデオなどない時代なのでリプレイが見られる大阪本町のPRコーナーは、その時はじめて訪れたのですが大盛況でした。「もう一回みせましょうか。」終始笑顔の室長の最上さんに言われて何度もレースを見たのがいまでも思い出です。

写真はカラーが宝塚記念、モノクロがマイラーズC、大阪杯

「永遠のアイドル」ダイナカール

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セレクトセールやサラブレッドクラブの募集があるとどうしても彼女が母系にいる馬達に惹かれてしまう時があります。「ダイナカール=走る馬」的な条件反射がもうすでに出来上がっているのです。

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彼女自身は小さな馬で、毛色ももう一つで、派手な馬が多かったノーザンテーストの産駒の中では、目立たない存在ではありました。

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ノーザンテーストのハイペリオンの影響による成長力と母父ガーサントの伝わる激しい気性が、彼女の個性であり、走る原動力でもありました。

その個性が子供達に伝わって、様々な化学変化を毎年のようにおこし続けているのは、競馬場で彼女を見た人間としてはとても面白いことです。

(写真は83年桜花賞トライアルです)

夏女と言えばラフォンテース

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80年頃の夏女と言えばラフォンテースでした。

夏といえば関西人の私には小倉のイメージが強いので、小倉で活躍した牝馬を夏女としたいところですが彼女はまさにそれに当てはまった存在でした。

2歳時小倉でレコードでデビューし、次に小倉3歳Sを勝ち、連戦連勝で2歳王者になります。このこと自体が今よりもずっと珍しいことでした。

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クラシックシーズンは400キロそこそこの体に疲れが溜まって

振るいませんでしたが、古馬になって夏の小倉で復活して、小倉記念等を勝ち、朝日CCまで、牡馬を一蹴しています。

夏でメンバーが弱かったとはいえ、牡馬に勝ち続けた実力は相当のものがあったと思いますが、それも小倉でのことです。

ただ、その夏の写真がないのが残念。季節的に一番近いのが82年の宝塚記念の写真ですが、これが彼女の最後のレースとなりました。騎手は岩元現調教師です。

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「振り向いたら原石は輝いて」テスタマッタJDD制覇

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どこでどうダート路線になったのか、ダービー戦線と持ち馬ばかり追っているうちに、2度見ていたテスタマッタがG1を勝ってしまい。。

アメリカ型の筋骨隆々のサラブレッドである印象は強力でしたから驚きはしないですが、それにしても時の経つのは速い感じがして。。。

「ガツンともう一度」マイネルキッツ

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是非彼にはもう一回くらいはガツンといってタイトルをとって欲しいですね。欧州では主流のダンチヒ系の中長距離馬として、彼みたいなタイプが海外遠征する方が得られるものが多いというか日本と海外の違いそして日本の方が上回っていることは何かなどが分かるのではと思うのですが。

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「同じ地図、違う目的地」サクラメガワンダーとスクリーンヒーロー、宝塚記念より

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父がグラスワンダー、母父サンデーサイレンス、母母父

ノーザンテーストと似通った血統構成でありながら、

毛色、距離適性、レース振り、成長期、そして走るフォーム

も違うのはとても面白いなと。

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それだけグラスワンダー自身にいろんな要素が詰まって

いるのかなと。両方とも元気系である感じはしますが。。。

それにしてもどちらとも遠距離輸送されてのレースは

あんまり得意じゃなさそうなところは似ていそうですから、

その辺が買いどころかなと。。。

みせよK点超え!ディープスカイ完成へあと1歩か。09宝塚記念

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以前より体は、完成された感じがするのですが、逆に前足を大きくグッとだしてから目一杯引き込む感じで、体が歩いていても浮いているように歩いていた感じは少しなくなりました。

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多分弱かった部分が強くなって、前足の動きが目立たなくなったのだと思いますが、それならもう少し重厚感というか周囲を圧倒するものがもう少しほしいかなと。

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ストライドをのばして勝負するタイプだけに、少し重くてストライドをのばそうとすると相当スタミナがいる馬場になった今回は、条件戦で最後の1ハロンが遅くなっていたように、この馬自身も最後の一ハロンは、しんどくてバテてしまいましたが、もう少し自身の特徴を超えるくらいの力強さが、多分もう少しだろうと思いますが、身につけてほしいなと。。。

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