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トピックス2008

「軽やかな前進」ラジオニッケイ杯2才S、ロジユニヴァース1着、トゥリオンファーレ3着など

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ロジユニヴァースをパドックで見ているととても軽い歩き方をします。音がしないくらいに軽いんです。それでいてリーチザクラウンと同じくらいこの日は後ろ脚が運びがありました。とてもフレッシュな状態で、具合は良いのが誰でもわかる出来でした。それでいて単走で楽に坂路を上がった時計が併馬をしたリーチザクラウンの時計と変わらないのだからこれは相当強いんだろうなとは思いました。

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ネオユニヴァースの産駒で間隔を開けずに使われた馬が伸びきれなかったりダンダンと元気が無くなってしまう馬が多くいて、レースごとの消耗度が他よりも大きいのだろうなと想像ができるなかで、その逆のローテ(3ヶ月に1走)で抜群の好成績をどちらかと言えば、その時点では長距離となる距離で上げているのですからネオの産駒の特性は、彼の成功例に集約されるのだろうと思います。ただこの後どうなるかはほんと霧の中ですが。。。。。

サンデー系の影響が少し薄いリーチザクラウンの最後の1ハロンでの失速の度合よりも、この馬の方が伸びられたのはこの時点ではこの馬の方が力があること、そして瞬発力を使った後の惰性がこの馬の方が大きいのだと思います。この馬の方がサンデー系の特徴が色濃くあるのだと思います。

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3着に入ったトゥリオンファーレは、新馬で見たときは頼りない感じがしましたが、急速にその部分が消えてきていて逞しい部分の方が優勢な馬に変身していました。

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こちらの方がスペシャルウィーク産駒らしい感じがします。

まだ1勝馬なので、状態が良いと使ってしまうでしょうが次を勝つと、この馬が中心で回る可能性だってあると思います。

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イグゼキュティヴはチーフベアハートらしい産駒で軽くて無駄なくバランス良くまとまっていていかにも瞬発力がありそうな良い馬ですが、この方法ではこの着順が限界かなとなんとなく思います。

いよいよ2才ステークス。。

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(91年ノーザンコンダクト)

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(95年ロイヤルタッチ)

91年から馬場改修された阪神競馬場で行われるようになったラジオたんぱ杯2才Sは2000㍍であること、そして重賞であり、2着までに入るとかなり賞金面で有利にクラシック路線を戦えること、またクラシックの距離にいち早く適応した事実により距離面での不安がなくなること、この時期に遠征して激しいマイル戦の朝日杯を戦うことが、主観的な観点からだろうけれど、その消耗度の問題や、距離が長くなってからマイル戦のスピードが抜けずに道中押さえて行きづらくなる感じがし、遠征の逆効果の面が感じられるため、それならばクラシックの距離に近い別のレースを走らせたいとする思いがあることとか、

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(96年メジロブライト)

いろんな要素が重なって出走馬を集め、このレースと同時期に現れたサンデーの産駒がここを経由してダービーなどを何度も勝ったために、2才の重賞としては、大きく注目されるレースとなってしまっています。

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(97年ロードアックス)

私にとっては、90年代には観客が多くなり、大レースに行っても満足な写真も観戦も出来なくなって、疲れるだけなので大レース観戦をあきらめ、有名になる前の2才時に、土曜日とか、朝のレースとか、新馬戦とか、冬のレースとか、人が集まらないレースに出かけていっては十分に馬をみる観戦スタイルに変更しており、この2才ステークスは、土曜日で、寒い時期で、2才戦でしかも良い馬をまとめてみられる、まさに恵みのレースとして存在感が大きいレースでした。

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(98年アドマイヤベガ)

競馬ブックを買って歴代勝馬をみると、確かに勝馬からダービー馬などは出ていたり、タキオンの年のように恐ろしくレベルの高い年はあるものの、勝馬でその後、芝の日本の中長距離で主役として活躍した勝馬はメジロブライトくらいであることに気づきます。他の路線で活躍している馬も多くいますが、主流になるためにこのレースを使いながら、この結果には唖然とします。2着馬ではアドマイヤムーンくらいでしょうか。でもブライトもムーンも逆にクラシックでは不振でした。

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(00年アグネスタキオン)

最近は、勝ち馬から春の活躍馬も出ておらず、サンデーの子供達には格好のレースであったのでしょうが、サンデー系の馬も含めてここで勝ち負けをすることは後々、負荷として成長に影響がでてくるのかもしれません。

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(06年フサイチホウオー)

「最上級の風景」08年阪神JFはブエナビスタ1着

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圧倒的な一番人気で圧倒的にブエナビスタが勝ちました。これまでの相手の中には敵はおらず、これから出てくる馬の中から相手が決まるだろうと思います。

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初戦で大きな馬の中に入っていたからか小さく弱く見えた馬体でしたが、それは今回は感じませんでした。

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これだけの力の差なのに4角などは慎重に、ふくらませずに外に出されたりして安藤さんもきわめて丁寧に楷書でもしたためるように乗っていました。

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ダノンベルベールはタキオン産駒らしいタキオン産駒です。そうなると阪神1600など外回りとは相性が良いはず。結果もそうなりました。2着であることが大きいと思います。この馬は春は早めに関西に来るでしょう。

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逆にジェルミナルはタキオン産駒らしくない部分がある馬。長い末脚は使えるものの、速くはなく、タキオン産駒らしい押さえにくさもあり、メリハリをつけやすい京都の方が有利かなと。。

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ミクロコスモスは、何でもない馬ですが凄い推進力のある馬だなと思いました。

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メイショウボナールには期待してたのですが、前回よりも大人しくて、レースは外外を回って後ろからで、もっと先行するために哲三騎手だったのでしょうが乗り替わりで追い込みの幸四郎くんでは仕方がなく。。4角でもなかなか前を向けない態勢でレースをしており、期待はずれでした。

「ゆめか。それとも。」リーチザクラウン千両賞1着

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未勝利戦の大楽勝も素晴らしいけれど、ゴール後凄い速さで走り続け3コーナーの坂の上りくらいまで走り続けたのにも驚きました。加えて帰ってくるスピードも相当なもので、まだ余裕があるどころか走り足りないのか暴れていました。

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今回は後のレースがJCダートなのでパドックに行くためにゴール後は見ませんでしたが、後でビデオをみると相当な速さで走り続けていました。

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今回はガッといくクセはつけたくないので先行はするけれどその中でガッチリ押さえてレースをされましたが、直線よられるとフォームが変わるところもみせており、サンデー系の特徴である瞬発力とその後の惰性で速い上りをだして相手を上回る特徴も、このレースでは追われた時ラスト400から1ハロン10秒台を出したものの、その後の惰性はそれほどつかずに、押さえられていたとはいえ最後の1ハロンは12秒であり、サンデー系の馬だとラスト2ハロンで追ったときに11秒前半、押さえられても最後の1ハロンは坂を上りながらも11秒後半に収まるものが、それに前走も含めて当てはまっておらず彼がサンデー系の特徴が薄い馬であるとの個性を伺うことが出来ました。そのためやはりこの馬はガッチリ押さえるよりももう少し先行させて最後の1000あたりからスパートして58秒台程度で上がって勝負をつけるタイプだと思います。

血統中でも一番似ている母父のシアトルスルーやマルゼンスキーなど逃げて圧倒的に強かった馬がおり、その脚質になっても不思議ではなく、それを無理に押さえ込もうとするとこのレースのようにあまり押さえ込まなくても持ったままの前走より、追ったのにもかかわらずタイム的に1秒以上落ちる結果となったりするなどし、やはり一流の騎手で無駄なく逃げることベストであり、いかにマイペースで先行できるかががまた想像を超える先行力を持っていた場合、それをどう考えてレースをするのかが今後の課題になってくると思います。

千両賞を使った理由は中2週でラジオニッケイ賞に勝って除外なく出走したいとのこの厩舎独特の意志なのですが、そのために段々体重も減っており、馬もカリカリとしてきて、なんだか何年か前のこの厩舎の期待馬とパターンが似ているなと思いそれが一番嫌な気分です。

幸いクラブの馬でないので馬を壊して平然としてるような騎手はこれだけの馬には乗せられないのでしょうが。。

橋口厩舎は輝かしい実績はあるものの、春のクラシックではこれだけの素質馬を毎年揃えながら勝ったことがないという不思議があります。こういう使い方が駄目だと結論がでているのにやめられない、そのために馬が結局故障して。。。を繰り返しており、その暗雲の一端がレースに見られただけに心配です。

「王冠はどこにある?」リーチザクラウン、カネヒキリ、カジノドライブ12月7日JCダートなど

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JCダートはカネヒキリの見事な復活劇。2度の屈腱炎を克服しての勝利は燃え残る秋の紅葉がなんだか言葉を発して燃えているように感じるのと同様に、鮮やかでした。

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千両賞はリーチザクラウンが圧勝。押さえつけられて窮屈な走りながらなんとか勝ちました。弱点も見えました。

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カジノドライブの挑戦も面白いもの、直線あわやのシーンもサクセスブロッケンには先着しました。詳しくはまた。。。。

「便乗だけれど。。」トーセンジョーダン、トゥリオンファーレ

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トーセンジョーダンは、京都の新馬戦で見たとき、良い馬だと思いましたが、なぜか走らなくて。。内回りの2000でこの結果だと、何か欠点があるのかなと、それを見られなかったのを後悔もしたのですが、その後2連勝です。

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セレクトセールで1億7000万の高馬だとか。。

新馬戦の画像をどうぞ。ファミリズムの勝った新馬戦はほかにもヤマニンウィスカーが勝っておりレベルが高いのかもしれません。

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トリオンファーレは、とっても柔らかい感じが新馬戦の時しました。ワールドプレミアがでてきて話題になり、結局スローの前残りになったレースでしたが、追い込みの中では最先着しました。今回も大外を回して開幕週に勝つのですからレベルはある程度高いかもしれません。

「ラストトレイン」08年ジャパンカップはスクリーンヒーロー1着

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終わってみれば、ジャパンカップのセオリーである状態がフレッシュな馬が勝ったり好走したりするとの習わし通りの結果でした。

ちょっと写真を撮りすぎたので何度かに分けて進めることになります。

夢の超特急と言われた0系の新幹線がもう映像の中でしか見られなくなる日、最終列車に乗ったのはスクリーンヒーローでした。

11月23日「彼らは何を見つけたか」ヤマニンウィスカー(未勝利戦)ジョーゲルダ、セイウンアレース(新馬戦)など

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2000の未勝利戦はレベルの高いメンバーが集まりました。

勝ち時計もまずまず速く、しっかりとしたレースでした。

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断然人気はリバティーフローでした。デキは変わりませんでしたが外外を回られて伸びずに敗れました。兄が長距離馬であるものの本当にこの馬がそちらに適性があるかも疑問です。

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メダリアビートは、少し小さめの馬ですが、かたちは良いと思いました。ルメール騎乗で2着ならこれが一杯でしょうが時計が速い中を正攻法ですので、もう勝つでしょう。

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(新馬戦のウィスカー↑)

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勝ったのはヤマニンウィスカーです。16番枠からの差切ですから見事です。初戦で良い馬だと思いましたが、全く人気がなく、母系がサドラーズウエルズにクラシック血統で、父はサンデー以外は、ヨーロッパの中長距離以上の血脈ですから、こんな重い血統がものになるはずがないと思っていたのですがここで勝ちましたからこれは大きいと思います。ステイヤーファンにとっては、たまらん存在になってくれるかもしれません。

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つづいて、行われた新馬戦では大きな落馬事故があり、武騎手など3騎手が大けがをしました。

断然人気で故障してしまったセイウンアレースは、パドックに出てきたとき、なるほどと思える良い馬でした。全体的なシルエットは、スマートなんですが、近づいてくると、筋肉モリモリの頑強な馬体でした。ただ返し馬に行くときに意外と進んでいかないのでおかしいなと思ったのですが写真を処理してみると武騎手が砂を前の馬に掛けさせてキャンターをして、どれぐらい嫌がるか試していた感じさえ見て取れます。嫌がるので、それで先行するより、逃げようと決めてレースをしたんだろうと思いますが。。。その常道が不運になってしまいました。

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勝ったジョーゲルダはオペラハウス産駒ですのでここからどう成長するかが問題でしょう。いまはどうなのかは何も感じることが出来ないまま、唖然としたままレースが終わりました。

「晴天から混沌へ。。」マイルチャンピオンシップ

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(マイルCS)

マイルCSの京都へ。小春日和を通り越して日本晴れの快適な日でした。

マイルCSは、ブルーメンブラッドお見事でした。それにしてもコースは外へ外へとラチが動いているものの内が伸びるのは相変わらず、枠順やスタート時の位置取りなどが勝敗の大きな要素になったまま京都は終わりそうです。

リーチザクラウン「ほんまにシャレにならんで!まさにワンホースレース」11月16日未勝利戦

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16日の未勝利戦はリーチザクラウンのまさにワンホースレース。2秒もの大差を持ったままでつけて競馬場に興奮を生み出してくれました。

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この日の黄菊賞より1.3秒、11月1日古馬オープンのカシオペアSと同タイム、31日の2才オープンの萩Sより0.3秒速いタイムでの持ったままです。11月はじめから随分馬場は痛みが進み、しかもダートはやや重の中でのレースですから1秒弱のビハインドはあったものと思いますので、もの凄いパフォーマンスでした。

パドックでは、前走と違い気合いが乗ってきていて、2人引きになっていました。歩き方も全身をゆっくり使ってのっそり歩くところは父の動作と似ている部分もあり、前回よりは馬体が細く見えました。

武騎手が乗っての本場場入場では、大いに気合いが乗ってきて走る気満々になり返し馬へ向かいました。

レースは先行逃げ切りのような形になりました。考えてみると母父は無敗のアメリカの三冠馬シアトルスルーであり、逃げて三冠を制しました。シアトルスルーの写真と比べて見てみると全体的な雰囲気も含めて、彼はよく似ています。

レースの時の荒々しさもどちらかというとこの母父に近いのかもしれません。

レース振りも母父の影響が大きく出ているのかな思われます。

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日本でのシアトルスルーの代表産駒はタイキブリザードで、これも中距離以上では先行逃げ切りタイプの馬でしたから、この馬も先行して抜け出すレースが血統的にもこの日のレースからも向いているのだろうなと思います。ただしこういうレースは一流の騎手でないとなかなかできないと思います。誰もが乗ってこの結果がでるとは限らないのが競馬であり、この血統この脚質の難しさであると思います。タイキブリザードも岡部騎手が乗っていました。大いに騎手を選ぶタイプの馬だと思います。

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さて付け加えると厩務員さんは愛馬ルミナスハーバーの厩務員さんであり、彼女は昨年の屈腱炎に続き今回競争能力を半減させる故障を発症したのを金曜日にグリーンウッドで確認したところですので、不運続きであったのですが、これだけの勝利によりそれが払拭されたことは他人事とは言え良かったと感じています。

それにしても一杯に追われた前走を、馬なりで4秒5自身のタイムを一気に短縮しました。

一杯に追われていたら、馬場状態がもう少し乾いていたらあと1秒くらいは最低でも縮まったでしょうから、前走との騎手の差を1秒以上は考えないと説明ができない感じがします。騎手が乗ったときの反応にしても全く違いますし、血統的な面がそうさせている部分もあるでしょうが、これほど違うとは。。。私は超一流とリーディング20番目位の差は0.5秒~1秒弱くらいと考えていましたので、それ以上の差が2つのコーナーしかまわらないのについてしまうこと、その面でも驚きでした。

もし前走の騎手が乗ったらどうだったでしょうか。行こうとしている馬をロデオ状態になりながら、力づくで引っ張って押さえようとします。勝つでしょうが、引っかかることが課題とされ、無茶に押さえることを毎回繰り返します。スポーツ紙のその騎手自身のコラムにもこの課題が弱点のように書かれます。そしてまた繰り返します。自分のフォームで走れなくなった馬はルミナスハーバーのように故障します。

それで終わりです。駄目な馬だったで片づけられて、この馬は終わったのです。もちろんこの圧勝も存在しません。。

考えてみればこれほどの圧勝をできる馬を負けさせるのも大きな罪だと思います。初戦、騎手はその時、スローなのにわざと仕掛けを遅らせて負けたのですが、スローを見越して先行させて勝った馬にはじめからなにかアドバンテージがあったように言ったのです。自分が無策で負けただけなのにです。先に行った馬は外枠の馬でしたから少しは脚を余計に使ったのにです。

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