「軽やかな前進」ラジオニッケイ杯2才S、ロジユニヴァース1着、トゥリオンファーレ3着など
ロジユニヴァースをパドックで見ているととても軽い歩き方をします。音がしないくらいに軽いんです。それでいてリーチザクラウンと同じくらいこの日は後ろ脚が運びがありました。とてもフレッシュな状態で、具合は良いのが誰でもわかる出来でした。それでいて単走で楽に坂路を上がった時計が併馬をしたリーチザクラウンの時計と変わらないのだからこれは相当強いんだろうなとは思いました。
ネオユニヴァースの産駒で間隔を開けずに使われた馬が伸びきれなかったりダンダンと元気が無くなってしまう馬が多くいて、レースごとの消耗度が他よりも大きいのだろうなと想像ができるなかで、その逆のローテ(3ヶ月に1走)で抜群の好成績をどちらかと言えば、その時点では長距離となる距離で上げているのですからネオの産駒の特性は、彼の成功例に集約されるのだろうと思います。ただこの後どうなるかはほんと霧の中ですが。。。。。
サンデー系の影響が少し薄いリーチザクラウンの最後の1ハロンでの失速の度合よりも、この馬の方が伸びられたのはこの時点ではこの馬の方が力があること、そして瞬発力を使った後の惰性がこの馬の方が大きいのだと思います。この馬の方がサンデー系の特徴が色濃くあるのだと思います。
3着に入ったトゥリオンファーレは、新馬で見たときは頼りない感じがしましたが、急速にその部分が消えてきていて逞しい部分の方が優勢な馬に変身していました。
こちらの方がスペシャルウィーク産駒らしい感じがします。
まだ1勝馬なので、状態が良いと使ってしまうでしょうが次を勝つと、この馬が中心で回る可能性だってあると思います。
イグゼキュティヴはチーフベアハートらしい産駒で軽くて無駄なくバランス良くまとまっていていかにも瞬発力がありそうな良い馬ですが、この方法ではこの着順が限界かなとなんとなく思います。