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2008年12月

「軽やかな前進」ラジオニッケイ杯2才S、ロジユニヴァース1着、トゥリオンファーレ3着など

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ロジユニヴァースをパドックで見ているととても軽い歩き方をします。音がしないくらいに軽いんです。それでいてリーチザクラウンと同じくらいこの日は後ろ脚が運びがありました。とてもフレッシュな状態で、具合は良いのが誰でもわかる出来でした。それでいて単走で楽に坂路を上がった時計が併馬をしたリーチザクラウンの時計と変わらないのだからこれは相当強いんだろうなとは思いました。

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ネオユニヴァースの産駒で間隔を開けずに使われた馬が伸びきれなかったりダンダンと元気が無くなってしまう馬が多くいて、レースごとの消耗度が他よりも大きいのだろうなと想像ができるなかで、その逆のローテ(3ヶ月に1走)で抜群の好成績をどちらかと言えば、その時点では長距離となる距離で上げているのですからネオの産駒の特性は、彼の成功例に集約されるのだろうと思います。ただこの後どうなるかはほんと霧の中ですが。。。。。

サンデー系の影響が少し薄いリーチザクラウンの最後の1ハロンでの失速の度合よりも、この馬の方が伸びられたのはこの時点ではこの馬の方が力があること、そして瞬発力を使った後の惰性がこの馬の方が大きいのだと思います。この馬の方がサンデー系の特徴が色濃くあるのだと思います。

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3着に入ったトゥリオンファーレは、新馬で見たときは頼りない感じがしましたが、急速にその部分が消えてきていて逞しい部分の方が優勢な馬に変身していました。

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こちらの方がスペシャルウィーク産駒らしい感じがします。

まだ1勝馬なので、状態が良いと使ってしまうでしょうが次を勝つと、この馬が中心で回る可能性だってあると思います。

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イグゼキュティヴはチーフベアハートらしい産駒で軽くて無駄なくバランス良くまとまっていていかにも瞬発力がありそうな良い馬ですが、この方法ではこの着順が限界かなとなんとなく思います。

いよいよ2才ステークス。。

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(91年ノーザンコンダクト)

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(95年ロイヤルタッチ)

91年から馬場改修された阪神競馬場で行われるようになったラジオたんぱ杯2才Sは2000㍍であること、そして重賞であり、2着までに入るとかなり賞金面で有利にクラシック路線を戦えること、またクラシックの距離にいち早く適応した事実により距離面での不安がなくなること、この時期に遠征して激しいマイル戦の朝日杯を戦うことが、主観的な観点からだろうけれど、その消耗度の問題や、距離が長くなってからマイル戦のスピードが抜けずに道中押さえて行きづらくなる感じがし、遠征の逆効果の面が感じられるため、それならばクラシックの距離に近い別のレースを走らせたいとする思いがあることとか、

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(96年メジロブライト)

いろんな要素が重なって出走馬を集め、このレースと同時期に現れたサンデーの産駒がここを経由してダービーなどを何度も勝ったために、2才の重賞としては、大きく注目されるレースとなってしまっています。

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(97年ロードアックス)

私にとっては、90年代には観客が多くなり、大レースに行っても満足な写真も観戦も出来なくなって、疲れるだけなので大レース観戦をあきらめ、有名になる前の2才時に、土曜日とか、朝のレースとか、新馬戦とか、冬のレースとか、人が集まらないレースに出かけていっては十分に馬をみる観戦スタイルに変更しており、この2才ステークスは、土曜日で、寒い時期で、2才戦でしかも良い馬をまとめてみられる、まさに恵みのレースとして存在感が大きいレースでした。

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(98年アドマイヤベガ)

競馬ブックを買って歴代勝馬をみると、確かに勝馬からダービー馬などは出ていたり、タキオンの年のように恐ろしくレベルの高い年はあるものの、勝馬でその後、芝の日本の中長距離で主役として活躍した勝馬はメジロブライトくらいであることに気づきます。他の路線で活躍している馬も多くいますが、主流になるためにこのレースを使いながら、この結果には唖然とします。2着馬ではアドマイヤムーンくらいでしょうか。でもブライトもムーンも逆にクラシックでは不振でした。

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(00年アグネスタキオン)

最近は、勝ち馬から春の活躍馬も出ておらず、サンデーの子供達には格好のレースであったのでしょうが、サンデー系の馬も含めてここで勝ち負けをすることは後々、負荷として成長に影響がでてくるのかもしれません。

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(06年フサイチホウオー)

98年JC「夕陽も夢も溢れていた日」エルコンドルパサー1着El Condor Pasa

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JCでの3才馬で日本馬の初めての優勝、日本馬の1着から3着までの独占した結果は、日本馬のレベルが確実に上がり、そしてなにかしら世界と共通した因子を確実に日本の競馬が持っていることを初めて結果的に表したものとなりました。

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エルコンドルパサーは、史上最高レベルのG2レースだったと言われるこの年の毎日王冠でサイレンススズカの2着に敗れましたが、さらにそこから成長して、このレースに勝って、次の年に大きな夢を描くことになります。

パンパンに張った鋼鉄かと思わせる固さの筋肉が躍動する迫力は今まで経験したことない力感でした。

今でも良く憶えています。

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(チーフベアハート)

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(カイタノ)

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(ルソー)

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レースは、日本馬の上位独占でしたが、前年のBCターフを勝ったチーフベアハート(上)、ドイツの一流馬カイタノなどそれなりのレベルがあったので、それに先着したエアグルーブ、スペシャルウィークも相当強いことになります。

それなのに2400を初めて走った彼は全てに完勝してしまったのです。

しかし、これだけの強さがまだ彼の能力の一部であることだけは確かでした。引き上げてきたときにも余裕がありましたから。。。

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成績上で言うならこの馬が日本最強馬であると言えます。

父キングマンボで母父サドラーズウエルズの血統の馬がこの時代に日本で成功し、世界でも立派に通用した現実は、とても重要な出来事です。

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「最上級の風景」08年阪神JFはブエナビスタ1着

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圧倒的な一番人気で圧倒的にブエナビスタが勝ちました。これまでの相手の中には敵はおらず、これから出てくる馬の中から相手が決まるだろうと思います。

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初戦で大きな馬の中に入っていたからか小さく弱く見えた馬体でしたが、それは今回は感じませんでした。

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これだけの力の差なのに4角などは慎重に、ふくらませずに外に出されたりして安藤さんもきわめて丁寧に楷書でもしたためるように乗っていました。

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ダノンベルベールはタキオン産駒らしいタキオン産駒です。そうなると阪神1600など外回りとは相性が良いはず。結果もそうなりました。2着であることが大きいと思います。この馬は春は早めに関西に来るでしょう。

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逆にジェルミナルはタキオン産駒らしくない部分がある馬。長い末脚は使えるものの、速くはなく、タキオン産駒らしい押さえにくさもあり、メリハリをつけやすい京都の方が有利かなと。。

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ミクロコスモスは、何でもない馬ですが凄い推進力のある馬だなと思いました。

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メイショウボナールには期待してたのですが、前回よりも大人しくて、レースは外外を回って後ろからで、もっと先行するために哲三騎手だったのでしょうが乗り替わりで追い込みの幸四郎くんでは仕方がなく。。4角でもなかなか前を向けない態勢でレースをしており、期待はずれでした。

08年JCダートその2、カジノドライヴ、サクセスブロッケン、ヴァーミリアン、メイショウトウコン、ブルーコンコルドなど

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カジノドライヴは、一見芝の馬かと思わせるくらいの柔らかさがありました。少しづつ何もかもが弱くて斤量が古馬と1㎏差では仕方が無い敗戦ですが、持ちタイムが物を言う阪神の1800で、ひょっとしたらと感じさせるレースをして一流馬の走破タイムを帰国後40日ほどでマークしたのですから素晴らしい素質だと思います。

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兄姉はベルモントS勝ちがありますが、この馬はマイル付近ではじめから押し切るレースの方が良いかもしれません。

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ライバルとなるサクセスブロッケンは勝ちに行くレースをして踏ん張れずに退きましたが直線一旦先頭はこの記念すべきレースを一段高いものにしたと思います。

一流馬が直線ビッシリ競い合う素晴らしいレースとなりました。

3才2頭がライバルとなって、全国の競馬場で何度も対決すると盛り上がるし面白いだろうなと思います。

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ヴァーミリアンは、JBCの時は反応良さも馬体も素晴らしかった感じがしましたが、それと比べて前進はないかなと感じました。

返し馬、ゲート前でも他馬と比べてそんなに目立っているとは感じはしませんでした。

4角では着外かと思われたのですがそれでも3着。

それでも岩田騎手は謝罪。。

馬の性にしないのがトップジョッキーのプライドであり、このプライドが一流になるべき理由でしょう。

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メイショウトウコンは、口がでかいですねぇ。。。顔も。。

時々ハ虫類っぽい横顔になるのが不気味です。。

この馬は直前長距離輸送が駄目なので、今回は面白いと誰かが言っていましたが、そのとおり馬もピカピカしている感じで体調も良さそうでした。

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ブルーコンコルドは、JBCの時より良かった感じはしましたが、相手なりに伸びただけに終わったかなと。。。

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(フロストジャイアント)

外国馬はよく来てくれたと思います。なにしろ東京でさえ短期間に2回動くためにかなりの負荷があるのに阪神へ白井から来るのですから3頭のうち1頭取り消しも仕方がないと思います。

東京に比べて調教する環境も不足していますし、何とか調教用のWコースなどを整備してほしいと思います。

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一番早くに来日した格下のティンカップチャリスが一番具合が良かったのですが、初めての右回り、大きな疲労感を残したままのレースではなんともなりません。

せめて1日から2日分の疲労は施設の整備で快適さを作ることで短縮してやって欲しいと思います。

「振り返り、頭を下げて、熱くなりたい。」08年JCダートはカネヒキリ1着

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はじめて彼を実際に見ましたが、肩とかも柔らかくて馬っぷりも良くて、テレビでは少し安っぽく見えた栗毛の馬体も風格をたたえており、良い馬だなと思いました。

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前走、武騎手が乗って2年以上の休養があったのに負けはしたけれどある程度のタイムで走れたこと等も含めて感触が悪くないことを興奮しながら喋っているのをテレビでみましたが、天才を興奮させるほどの感触はやはり本物だったんですね。

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返し馬もシッカリやって、実力通りの走りを見せてくれました。

とはいえ実況で名前を聞くだけでレースは終わってしまいましたが。。スタンドの傾斜の緩い阪神でダートのレースは必要以上に悪条件でした。

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WSJSとは違い、ダートはいえジャパンカップが関西で行われるとあって、会場の盛り上がり方が違いました。

馬が良いと競馬場は色が変わります。花が咲いたときに花が咲いていない場所でも、その華やかさが伝わって花が咲いていると感じるように。

3才との斤量差が1キロであること以外は素晴らしいレースでした。

2度の屈腱炎を克服しての復活に涙して感動していた方も多いとか。。

でも馬は関係ないのかもしれませんね。所詮は勝手な人間の思いこみなんでしょう。。。

夏負けしたシンザンを秋にトライアルに無理矢理使ってなんとか本番に間に合わせて三冠をとった感動の夜、厩舎では打ち上げをしてみんな苦労を分かち合って盛り上がっている時にふと調教師の武田文吾さんが馬房を見たら、馬房でぐったりしている疲労困憊して立つのがやっとのシンザンの姿が見えた。。

「三冠なんて人間の欲のためだけに走らせて申し訳ない。」と頭を下げたそうです。

感動して心を熱くするのはやめてそうしたい気分ですね。

「ゆめか。それとも。」リーチザクラウン千両賞1着

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未勝利戦の大楽勝も素晴らしいけれど、ゴール後凄い速さで走り続け3コーナーの坂の上りくらいまで走り続けたのにも驚きました。加えて帰ってくるスピードも相当なもので、まだ余裕があるどころか走り足りないのか暴れていました。

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今回は後のレースがJCダートなのでパドックに行くためにゴール後は見ませんでしたが、後でビデオをみると相当な速さで走り続けていました。

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今回はガッといくクセはつけたくないので先行はするけれどその中でガッチリ押さえてレースをされましたが、直線よられるとフォームが変わるところもみせており、サンデー系の特徴である瞬発力とその後の惰性で速い上りをだして相手を上回る特徴も、このレースでは追われた時ラスト400から1ハロン10秒台を出したものの、その後の惰性はそれほどつかずに、押さえられていたとはいえ最後の1ハロンは12秒であり、サンデー系の馬だとラスト2ハロンで追ったときに11秒前半、押さえられても最後の1ハロンは坂を上りながらも11秒後半に収まるものが、それに前走も含めて当てはまっておらず彼がサンデー系の特徴が薄い馬であるとの個性を伺うことが出来ました。そのためやはりこの馬はガッチリ押さえるよりももう少し先行させて最後の1000あたりからスパートして58秒台程度で上がって勝負をつけるタイプだと思います。

血統中でも一番似ている母父のシアトルスルーやマルゼンスキーなど逃げて圧倒的に強かった馬がおり、その脚質になっても不思議ではなく、それを無理に押さえ込もうとするとこのレースのようにあまり押さえ込まなくても持ったままの前走より、追ったのにもかかわらずタイム的に1秒以上落ちる結果となったりするなどし、やはり一流の騎手で無駄なく逃げることベストであり、いかにマイペースで先行できるかががまた想像を超える先行力を持っていた場合、それをどう考えてレースをするのかが今後の課題になってくると思います。

千両賞を使った理由は中2週でラジオニッケイ賞に勝って除外なく出走したいとのこの厩舎独特の意志なのですが、そのために段々体重も減っており、馬もカリカリとしてきて、なんだか何年か前のこの厩舎の期待馬とパターンが似ているなと思いそれが一番嫌な気分です。

幸いクラブの馬でないので馬を壊して平然としてるような騎手はこれだけの馬には乗せられないのでしょうが。。

橋口厩舎は輝かしい実績はあるものの、春のクラシックではこれだけの素質馬を毎年揃えながら勝ったことがないという不思議があります。こういう使い方が駄目だと結論がでているのにやめられない、そのために馬が結局故障して。。。を繰り返しており、その暗雲の一端がレースに見られただけに心配です。

「王冠はどこにある?」リーチザクラウン、カネヒキリ、カジノドライブ12月7日JCダートなど

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JCダートはカネヒキリの見事な復活劇。2度の屈腱炎を克服しての勝利は燃え残る秋の紅葉がなんだか言葉を発して燃えているように感じるのと同様に、鮮やかでした。

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千両賞はリーチザクラウンが圧勝。押さえつけられて窮屈な走りながらなんとか勝ちました。弱点も見えました。

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カジノドライブの挑戦も面白いもの、直線あわやのシーンもサクセスブロッケンには先着しました。詳しくはまた。。。。

「便乗だけれど。。」トーセンジョーダン、トゥリオンファーレ

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トーセンジョーダンは、京都の新馬戦で見たとき、良い馬だと思いましたが、なぜか走らなくて。。内回りの2000でこの結果だと、何か欠点があるのかなと、それを見られなかったのを後悔もしたのですが、その後2連勝です。

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セレクトセールで1億7000万の高馬だとか。。

新馬戦の画像をどうぞ。ファミリズムの勝った新馬戦はほかにもヤマニンウィスカーが勝っておりレベルが高いのかもしれません。

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トリオンファーレは、とっても柔らかい感じが新馬戦の時しました。ワールドプレミアがでてきて話題になり、結局スローの前残りになったレースでしたが、追い込みの中では最先着しました。今回も大外を回して開幕週に勝つのですからレベルはある程度高いかもしれません。

08年JC「フレッシュな状態とは?」マツリダゴッホ、オーケンブルースリ、外国馬たち

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G1前の金曜日の馬体重が発表されていますが、なぜかJRAのHPからは直ぐに消えてしまいます。当日の馬体重との比較で一番印象に残ったのは、マツリダゴッホでした。

輸送の方法は違うとはいえ、関西馬の栗東を出る前との減り方よりも彼の体重の減り方は大きかったのでないでしょうか。プラス2キロでしたがそれでも金曜日とは6キロ以上減らしていたはずです。ウオッカは4キロ減でした。

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ひょっとしたら、輸送で気を遣ってしまうことが、彼の東京嫌いの原因かもしれないなと思いました。

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(オーケンブルースリ)

マツリダゴッホ、オーケンブルースリの2頭は、激戦の天皇賞を戦わずに出走してきましたので状態がフレッシュであることは確かでしたがそれでも勝てなかったのですから、東京では少し足りない面があるのかなと思いました。

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(パープルムーン)

外国馬は、総じて一回り小さく見えました。馬体に勢いがないというか、覇気がまだ上がってこないままレースに出てきていること、動作が小さくてぎこちないことが小さくみえる原因の主なものになると思います。

結果も今ひとつでした。

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(ペイパルブル)

日本馬のレベルが上がり、最上限が上がったと言うより確実にある程度強い馬の数が確実に増えましたから、外国馬が負けても8着までくらいには来て外国では考えられない着外なのに高額賞金にありつけた時代でなくなりました。

2400のレースで1秒の間に何頭も入ってしまうレースをされては、来日して体調が整わないままでは10着ですら危うい状況になってしまい、外国勢が感じていた当初のJCの魅力の一つが現在では完全になくなってしまいました。

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来日して2度輸送しなければならない(特に東京に輸送するのは相当厳しいのが中山開催のJCの結果で明らかになったように、なにが一番の不安かを外国勢が知った後では)そしてなぜか全然改善されないこの輸送環境を受け入れてまで、来日する外国馬は皆無になっても仕方がないと思います。

結果にあぐらをかかないで、改善し、それで今の結果を出すことに今のサークル内が努力しないと、サンデーの産駒を走らせるための調教法や施設ばかりの国は直ぐにおいて行かれると思います。

08年JC「3頭のダービー馬の秋」ディープスカイ、ウォッカ、メイショウサムソン

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3頭のダービー馬の出走が目玉となった08年JCは、それぞれに苦しい部分がありながらなんとか圏内まではやってきた結果となりました。

主な敗因は疲れでしょう。一番若いダービー馬が先着した結果がそれを物語っています。

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ディープスカイは、天皇賞のデッドヒートを体験してここに出てきましたが、パドックでみていて、前足の運びに凄みが無いかなと感じました。

気のせいかもしれませんが少し首も高かったような。。もっとぐんぐん前足が掻き込んでそれに身体が乗っていったのですが。。

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結果は上がり33秒台ながら最後は追い込み切れませんでした。パドックで前のレースなどの各馬の返し馬をみていると案外外側もボコボコしていて、馬が気持ちよく走っていないのが気になりましたが、最後の場面で影響していたせいでした。ドバイなんて言わないで休養させてあげて欲しいと思います。

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ウオッカは、日本の1600、2000、2400で日本で最高のレースを勝った歴史的な牝馬です。そんな馬がまだ燃え尽きずに勝ち負けをする姿には心底感動します。

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もう結果はどうでも良いでしょう。勝っても負けても彼女の価値が下がるものでも批判されるものでもありません。

彼女の存在とレースを彼女が競馬場にいる限り楽しめるこれはとても幸運なことです。

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今回は彼女独特の踏み込みがすこし流れているように感じました。それは全て前走の疲れでしょう。それで折り合いに苦労してそれでも3着です。凄いです。。。

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メイショウサムソンは、私には彼は、ヨーロッパ遠征で少し走り方が変わったのでないかと感じました。やはり血統的にヨーロッパの主流血脈を持った馬ですから、条件反射的にその辺が開花してしまったのでないでしょうか。

もっと後ろ脚がトコトコと運んでいたのですが明らかに踏み込むのに力感が増していましたし、全体の歩くフォームも大きくなったと感じました。

その方が自然なんでしょうが。本場へ遠征して変わらない方が日本的過ぎるだけでなんでしょう。彼には日本的でない国際的な因子が備わっていたのだと思います。

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サムソンの前を歩くオーケンブルースリーが小走りでドンドン歩いていって、直ぐに最後尾の馬に追いついてしまったのですが、サムソンは一度も走ることなくそれと同じ速度で歩いていました。

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負け方も馬場の悪いところを通ったこともありますが、まさにヨーロッパのチャンピオンが負ける負け方でした。

ふたたびの石橋騎手騎乗には少なからず感動しました。本場場入場の際には何年ぶりかでカメラを持つ手が震えていました。

「まさか君が空を飛べたなんて。」08年JCスクリーンヒーロー1着

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素晴らしい勝利でした。パドックでは重厚な感じの馬のなかで軽い感じがして見劣りすると思ったのですが、逆にそれが好調の証でした。

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グラスワンダー産駒としてもとても大事な勝利となりました。

ミルコダンスは長い間記憶されるでしょう。

写真は、少し失敗でした。。。

それにしても激戦の天皇賞の疲れは相当なものであったのでしょう。ウオッカもディープスカイも本来の輝きはなく。。。馬は機械ではありませんね。

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