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パドック百景「彼はナタかカミソリか?」リーチザクラウン

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彼の最大の魅力はその母系でしょう。母父はシアトルスルーで逃げ切りで無敗のままアメリカ三冠馬となりました。未勝利戦のド迫力の圧勝はシアトルスルーとはこんな馬だったかと思わせるレースでした。

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母方にはアメリカ三冠馬で最強馬でスポーツ全体の最優秀選手として選出されたセクレタリアートとその当時の牝馬チャンピオンのクリスエバートの間に生まれたシックスクラウンズが母方におり、ボールドルーラーが色濃く存在します。ミスタープロスペクターの名前もある輝くアメリカ血統です。

ボールドルーラー系の産駒がケンタッキーダービーを何年も連続で勝った70年代にその影響を受けて日本に大量にボールドルーラー系は輸入されたけれどあまり成果が上がりませんでした。

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今思うと70年代は徒弟制が存在していて良い馬に良い騎手が乗れなかった頃であり、アメリカの名馬であるサンデーサイレンスの産駒でも結局、大きな成果を収めた馬は一流のョッキーが乗っていないと成果が大きくならなかったように、アメリカ競馬の特徴である10頭前後の競馬で全て良い騎手が乗ってしまう状態の中で淘汰も起こっている中で育まれた血統は良い騎手でないと良い結果が生まれない因子が何かしら余計に内包されているのでないかと思います。たとえばボールドルーラー系のロイヤルスキー産駒のアグネスフローラが河内騎手が乗るとその系統の特徴とされた勝負弱さは全く無縁の存在だったようにです。

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(これより上が11月16日未勝利戦、下が10月26日新馬戦)

多分彼は先行逃げ切りのタイプになるでしょう。そうなると力配分が大事で、馬を励ませるだけの騎乗技術が必要でと日本でならリーディング5位までの騎手が持っている技量が血統面を引き出す面も加えると最低限必要となります。

いまは自身の力が2才でつききっていないので、早めに行かせなくても良い時も時にはあるので、好位差しも可能に思えるかもしれませんが、血統的には春に向かって成長していくでしょうから、それだけに刻々と競馬のスタイルが先行逃切に変わって行くと思います。どううしても押さえ込んで差して勝とうとするスタイルを押しつける騎手では、持ち味が発揮できずに無惨に敗れてしまうケースも出てくるでしょう。

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この強さを考えると、自由に走って圧勝する名馬をファンも現代社会も待っている時ですし、日本競馬の中長距離最高の結果も逃げ粘ったエルコンドルパサーの凱旋門賞2着だったり、トゥザビクトリーのドバイで逃げての2着もあったりと海外にも通じるのは先行押し切り型であるので、その面でもこの脚質を育てられる騎手が乗るべきだと思います。

余計ですが不安があればもう一つ、暮れのラジオニッケイ賞の存在です。サンデー産駒のクラシックの権利取りのために存在価値を持ち続けてきたこのレースも、サンデー系の馬やサンデーを母父にもつ馬たちにとっては少し負荷が大きすぎるレースとなっています。このレースを勝ち負けしたたサンデーの孫達は、そのため春に苦戦を強いられています。後にJCを勝つアドマイヤムーンもその中にいます。

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とにかく中2週でどんどん使うことが慣例のようになっている厩舎で、調教師がフローテーションとノットアローンでどちらが3000で走るかわからなかった厩舎ですから距離適性やレースでの負荷などをはかることは苦手でしょうから、強力メンバーなのに勝とうとして、阪神の特別もこのレースも使おうとしたら、ガクんと来てただの馬になる可能性すらあります。今後の敵は自身の関係者であることだけは確かです。ただ関係者は自分の資質が試される楽しみも持つわけでこれはやりがいがあると思います。

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