2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2008年9月

「コンフォタブルな勝利」ディープスカイ(08年神戸新聞杯その1)

Img_7397

Img_7396

70年代、優駿が模範としたイギリスの競馬雑誌「スタッドアンドステイブル」には、着差は、半馬身でも3馬身でも良いのだけれど、苦しくなく、美しいフォームで駆け抜けて勝利したときに決まって「コンフォタブルウィン」と書かれていたのを憶えています。それはやがてオイルマネーが入ってきた頃を境にして、イージーとか、トレメンダスとかに表現が変わってしまいましたが。

Img_7451

Img_7461

まさに、彼のこの日の勝利はコンフォタブルなものだったと思います。

Img_7300

パドックでは、まだ仕上がり途上なのか、春の毎日杯の時のように、メリハリのきいた歩き方が少しないかなと感じました。それにしても前足が長いのが彼の特徴ですが、どちらかといえばサンデー系の隆盛の中で、後ろ脚の長い馬が標準のようになってしまっていますからサンデー系でありながら、少し前足の長く、そしてそれを持てあますことのない歩き方は、特徴的でもあり、どちらかいえば欧州系であると思います。

Img_7394

鮮やかな勝利の後、彼はどちらに向かうのでしょうか。

中団よりやや前でついていって直線で外を回って差す競馬は菊花賞の競馬ですから、それをトライアルで試したのだから菊花賞に行くのでしょうか。京都には坂が無く平坦な直線の分、前が止まらないので、最後の余力が血統的にあるのかどうかが心配です。

天皇賞に行けば、自分の競馬はできそうですが、レベルは低いと行っても、高い馬がいないだけですので、脱落する馬がいない分、その分外を回って差すことになりますので、なり不利でしょう。

どちらにするのかは、多分、どちらかのレースを使ったあとをどのレースにするのか、海外で来年戦う意志があるのかといろんなことが絡んでくるでしょうが。。。

「輝きだした秋」神戸新聞杯ディープスカイ1着

Img_7396

神戸新聞杯に行ってきました。ディープスカイ鮮やかな勝利。

写真は後ほど。。。。

Img_7450

「まっすぐな快速」アストンマーチャン07年スプリンターズS勝馬

Img_2536_2

Img_2521

愛馬を応援しに行った阪神FRのパドックで、彼女が前の馬の後で入れ込みながらも我慢して、シッカリと真っ直ぐ歩けているのに驚き、自分がレースを勝つために何をしなければいけないかを明らかに実行していることに感嘆しました。

Img_2430

Img_2513

Img_2512

(07年阪神FR)

とにかく、良く調教されている馬、それを一生懸命実行している姿、そしてなにより走るのが好きなこと、それが彼女の溢れるばかりの気合いになっていたように思います。

Img_3667

Img_3680

Img_3704

気合いが乗り、凄いスピードで真っ直ぐ進むことの出来る馬に、真っ直ぐロス無く走らせる騎手が乗るのだから、強いのは当たり前、古馬に混じっても存在感がありました。

Img_3782

Img_3783

(07年スワンS)

「フェアなレース。フェアな結果。ローズS」マイネレーツェル1着

Img_7220

オークスで断トツで一番不利(内側にいたので立て直す進路もない分も含めて)を受けたマイネレーツェルが、直線で乱れがなかったフェアなレースを制したのは当然の結果と言えると思います。

Img_7219

Img_7223

Img_7134

前のレースでクラブ持ち馬のルミナスハーバーが1年半振りに復活したので、この馬が何で人気がないのかが、なにも調べられずに調教が余程悪かったからくらいしか思いつかなかったのですが、きっと何かあるのだろうと静観してしまい複勝すら買えませんでした。

Img_7125

パドックで感じたのは、トールポピーがあまり成長がないかなと思ったことと、ムードインディゴ、レーツェル、メイショウベルーガが素晴らしく見えたこでした。レジネッタは冬に見ていますがその時は細い馬でしたので随分形がシッカリしてきたなと感じました。

Img_7149

Img_7142

1800の毎日杯からダービー馬がでたように東京の2400とリンクしている感じのするコースでオークスと同様な道悪になり、結果的には同じような適性と実力が求められた中でのフェアなレースの結果は、やはり一番不利を受けた馬が1着となり、オークスでの不利がいかに大きかったか、

Img_7117_2

Img_7173

それによりいかに公正な結果が出ないかを表してくれました。

京都内回りが得意なステイゴールド産駒だけに本番も同じパフォーマンスを期待しても良いのが楽しみです。

牝馬クラシックは、春の2冠ともに勝馬が斜行し、本来勝ったであろう馬を妨害して勝ってしまう結果となりましたが本番も今回はフェアなレースをお願いしたいと思います。

どうせ馬券ははずれるので、その時にプラスしてその怒りがこみあげてくるのだけはとても嫌なことですし、競馬の将来を壊してまで勝ちにこだわる権利は騎手には与えられていないはずです。

皐月賞1角のようにむりに行かせて前が詰まって、いきなり確かめずに外に斜行して後ろの馬が全て影響を受けて、全ての結果どころか、その馬の将来すら変わってしまうことになり、結局フェアなレースをしている側が損を丸ごとおってしまうこともありますので。

誰の上に9月の雨は降るのか。。。ルミナスハーバー復活。8着

Img_6975

久しぶりのレースにしては、少し天候が悪すぎました。スピードで勝負する馬が、これでは。。後が心配ですが。。

パドックでは、雨のかかる場所と、屋根で雨がない場所があり、他の馬よりそれに敏感でした。

Img_6998

Img_7039 

馬体は、HPでふたまわり大きくなったとありましたが、やはり輸送で減ってしまってプラス6キロ止まりでした。

見てみると、肩の筋肉の発達が素晴らしくなっているのとトモの上の部分の筋肉が発達しているのが印象的でした。

JFの後グリーンウッドに伺ったときに、この部分に筋肉があれば素晴らしくなると伺っていましたがそうなっていました。体型的にはマイラー以上の体型になってきていると思われ少し期待が道悪と併せて少し薄らいでしまいましたが。。。

Img_7059

レースは、相変わらずです。スタートして、スピードが乗ってくるとこれ以上行かせないでおこうと、鞍上が無理な格好をして引っ張る。(バランスを後ろにかけて、引っ張り続けると馬が騎手の体重を必要以上に重いと感じてしまい、結局最後のスタミナをなくすことになるとは武騎手の意見です。)

Img_7069

コーナーになるとなぜか休養前と同じように彼女が行かなくなるので、折り合いがつくのだけれど、引っ張っていた姿勢から体勢をもどしているうちに後手を踏む。それで直線入口くらいから、なんであんなに行っていたのにこの位置かっていう後ろから気合いをつけて押しまくるという、外から見ているものにはわざと苦しいレースをして馬に負荷をかけまくっているように見える。コーナーで馬が勝手に折り合いをつけたので極端な姿勢から体勢を戻している間に内に入られて外外を回ることになり、なぜか外枠の差し馬にいつも内から差さされて。。。。

多分ですが彼女は、スタートしてからスピードにのって引かかったように行くけれど、その折り合いを気にしなくても、コーナーに入るところではいつでも折り合いがつくのではないでしょうか。だから、必要以上には押さえる必要はないと。

その方が同じエネルギーで前に行けることになる。坂路ばかりの調教なので、直線では凄く気合いがのるけれどそれ以外のコーナーでは一生懸命走らなくてもよいと条件反射で思っているのではないかと。そうなると騎乗方法は全くの正反対をやっていることになるのですが。

これは多分新馬戦の折り合いがついて33秒台で上がったレースを関係者も含めて理想にしていることと、鞍上が貯めていって最後に爆発するレースが得意なことの2つが原因ではと。

Img_7096

鞍上が是を得意なのは多分これはそういうレースが得意なナスルーラ、ノーザンダンサー系の馬に地方で数多く乗ってきて、そうなったのだと。ヘイロー系だとか、平均ペースが得意だった母父アリダーとか、母方と同じ構成のアリシーバとかは全くわからない。

彼女だってベストレースは、体調最悪ながら平均ペースで粘りきったJFであるはず。つまり正反対の考えで何もかもが進んでいることになる。。。。

意外と他の騎手にまかせたらなんでもなく。。押さえつけるのと、押さえない時の差はつかんでおいた方が良いと思うのですが。。(かつてミホノブルボンやカツラギエースなど、押さえることがよいと勘違いされていた馬たちが、間違いであったように)

そのためには、理由が多くつけられる今回が一番のチャンスだったのですが。

新しい悪夢の方が耐えられます。目の前での昔の悪夢のリピートには、短距離、道悪、入れ込み、休養あけと原因は他に一杯あるけれど、大いに失望しました。故障の原因となったレース運びをしてしまっただけに、週明けが心配です。

「雄大なオーラ」ロンググレイス83年女王杯勝馬

App4561

83年の女王杯は、シャダイソフィアなどの名牝を押しのけて秋の昇り馬のロンググレイスが勝ちました。

App4559

父はゲイルーザックでファバージ産駒で、イタリアの名馬です。

テスコボーイの大成功の影響で大人買いで大量に輸入されたプリンスリーギフト系の一頭ですが、父以上に種牡馬成績は振るいませんでした。

彼女が唯一の中央の大レースの勝ち馬となっています。

App2796

App2792

女王杯を、息の長い末脚で快勝した彼女は、4才になり、今度は田原騎手鞍上で直線ためにためて末脚を爆発させる感じの競馬をして、翌年の秋の天皇賞をミスターシービーの外から追い込んで勝ちかけます。

シービーが仕掛けた後、少し離されてからゴーサインをだされて繰り出した末脚は、まさに背筋が凍る感じの迫力 がありました。

App2789_2

App2791

写真は84年大阪杯なのですが、雄大な馬体とファバージ系独特のカッチリとした格好の良い体の線は良質な雰囲気を感じさせて、思わずそちらを向いてしまう雰囲気がありました。

母父はハイペリオン系のテューダーペリオッド、母系は日本の長距離血統で、いま血統表をみても少し血が騒ぎます。

4才時未勝利のまま最優秀古馬牝馬に選ばれているとネットにのっていました。

「燃える秋ふたたび」ダイワスカーレット

Img_4275

(07年女王杯)

ダイワスカーレットも秋の主役の一頭でしょう。女王杯から、有馬制覇を狙うのでしょうか。それとも。。。

Img_4168

Img_4218

確かに兄も名馬ですから、この馬の走る理由は個別なものがあるのでしょうが。タキオンに母父ノーザンテーストという組み合わせは、そんなに珍しく無くできるので、75%同じ血統の馬から、いろんな名馬が出てくるかもしれません。

Img_6556

(08年大阪杯)

ノーザンテーストもタキオンもはじめは早熟系と言われていましたが、早く仕上がってからジワジワ成長を続けるところは共通点であるように思えます。日本の競馬にはこういうタイプがサンデーを含めて種牡馬としてはむいているのだろうと思います。

Img_3332

(07年秋華賞)

「凱旋門賞馬のかたちとは?」

Ecp14

(凱旋門賞日本馬最先着のエルコンドルパサー。

ミスプロ系にサドラーズウエルズの母系)

日本に来日した凱旋門賞馬を見ていると、共通点が

あるのかどうなのかわからなくなります。とにかく、最後

の平坦で長い直線を思い切り突き進む力があったのは

事実ですが。

Aa01

App2098

オールアロング。ラウンドテーブル系父にブランドフォード

系母、83年勝馬、アメリカでも年度代表馬に。

Tb5

Tb7

トニービン、88年勝馬グレイソブリン系父にハイペリオン

系母、5才で凱旋門賞勝ち。

Kh1

Kh5

キャロルハウス、89年勝馬ターントゥー系父に母父は

シルバーシャーク(ネイティブダンサー系)

Ab10

Ab3

アーバンシー、93年父はミスワキでミスプロ系、母は

タンティエーム(凱旋門賞2連覇のフランス名馬)系

ガリレオの母

Herisio

App4492

エリシオ、96年勝馬、父フェアリーキングはサドラース

ウエルズの全弟、ノーザンダンサー系、母方はボールド

ルーラー系(ナスルーラ系)

Mj7

Mj3

モンジュー、99年勝馬、父サドラーズウエルズに母父は

ハイペリオン系、

Ecp18

ついでにエルコンドルパサーをもう一枚。

どうもミスプロ系を含め、ネイティブダンサー系の影響力が

意外と大きいかも。。

母方は古くからのヨーロッパ血統が有利かも。

血統を見ていると何処かに長距離血統が入っている

印象も持ちました。

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »