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ミホノブルボン 時代を開いた力 92年皐月賞、ダービー勝馬、菊花賞2着

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(京都新聞杯)

坂路調教の申し子というとどうしても、92年2冠馬のミホノブルボンを思い出します。

すでに91年に無敗で2冠馬を達成したトウカイテイオーが坂路主体の調教で、坂路の成果をだしましたが、どうしてもルドルフの産駒ということで、坂路の効果が、その部分を減じて語られたため、もう一つ印象的に薄く、絶対値がぼやけていたのですが、強烈な戸山厩舎の坂路調教によって、2冠馬ミホノブルボンが誕生したことは新しく登場してきた坂路調教(追切る場所として)の優位性を示して、坂路調教の方法論、坂路調教の地位を確立させ、そしてそれは一気に現代の日本競馬を作ってしまう力となりました。

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ミホノブルボンは1000㍍の新馬戦を出遅れながら圧勝、朝日杯を勝って3戦無敗で2才シーズンを終わります。

本来ならクラシックに向けて充電するはずですが、勝てるレースは使いたくなり、クラシック大本命馬で、逆算してローテを組めば、ほとんど桜花賞楽勝のはずのラブリトウショウでさえ、1月にシンザン記念と紅梅賞を連闘させてしまうほどの戸山厩舎、やはりそのクセが出てきて全てのレースに使おうとし、ビシビシ坂路調教をやっては使おうとしますが、直前になって少し熱が出たりして結局、スプリングSまで調教はするものの使えなくなり、結局はこれが功を奏することになります。

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スプリングSはぬかるんだ道悪になりましたので先行馬有利でしたが、大楽勝で、暮れの短波賞勝ちのノーザンコンダクト、サクラバクシンオーなどに勝ち、朝日杯の時のイメージであるスピードに任せて押し切る早熟マイラータイプのイメージを払拭してしまい、その時代の王者として語られるだけの実力を示しました。

皐月賞、ダービーは問題なく圧勝し、坂路調教と戸山式のトレーニングがにわかに競馬ブームの世の中にでていき、興味本位のいろいろな検証が結局は時代を早く回すことになり、坂路、ウッドチップなど調教馬場の整備がさらに進むことになります。

そしてその効果を最大に出せるサンデーの産駒が登場し、もたらした幸運を最大限日本競馬は得ることに成功するのです。

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秋は無敗の三冠馬をかけて、菊花賞トライアイルの京都新聞杯から始動して、なんなく圧勝しています。風格、馬体、2200のレースをよどみなく走りきったこと、相手が圧勝したライスシャワー(2着)しかいないことで、無敗三冠の可能性は疑いようのないものでしたが、ライスシャワーの神通力のような差し脚に敗れてしまいます。

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(菊花賞、8ライスシャワー)

その後中2週でJCを使おうとしましたが、最終調整で不安が発生し、その後も使うことができず、結局は菊花賞が最後のレースとなりました。

ゴールデンタイムに競馬のドキュメンタリーが放送され続けるブームの中で主役を張るのにちょうど良い、素晴らしい個性の持ち主でした。

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