メジロデュレン 86年菊花賞、87年有馬記念勝馬 兄貴は無頼派だった。
秋の昇り馬として菊花賞戦線に登場して、前哨戦となった3000㍍の嵐山特別を勝って、有力候補になったものの関西馬の弱い時代であり、春の勢力のダイナガリバー以下が順調にきて強力であったので、可能性は低いものだと思って見ていましたが、パドックでは元気だし、最後の直線でも意外と早くガリバーをかわして、簡単に菊花賞に優勝しました。
今考えると、大きなレースの本番で粘っているガリバーをねじ伏せたのはこの馬だけだと思いますが。
長距離を中心に使われて、簡単に春の天皇賞などを勝つのかなと思うとそうでもなく、ガーっと行ってはバテてみたりしてレースっぷりの荒かったのを憶えています。
87年の有馬記念では、本命となったサクラスターオー、メリーナイスの故障や落馬で騒然とする中、ナタを振るうがごとき末脚で圧倒して、画面を見ていた私は悲劇を忘れてしまうほどでした。
今でこそディープの池江さんですが、私にとっては、地味で堅実に60戦以上走り続けたメジロジゾウの鞍上が、池江さんでしたので、池江さんにも地味で堅実な印象があり、また、なかなか大レースに縁がなかったので、菊花賞がデュレンが勝ったときはその分も嬉しかった思い出があります。
弟はメジロマックイーンです。(写真は全て86年菊花賞)
父はフィデオン、これは、日本人数人の馬主がヨーロッパの競りで購入し、走らせた後、日本で種牡馬となった馬だと思います。この一連の動きがとっても素敵な話なんです。
だからこの父にも勝手に夢を乗せていた思いだがあります。
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