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やっとやり返した! 大楽勝 85年ジャパンカップ シンボリルドルフ Symboli Rudolf

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Symboli Rudolf

「やっとやり返した。。。。」雨の中でしんみりしました。

関西の広報コーナーが大阪の本町にあった80年頃、関係者用資料が1冊100円で売られていました。それには、当時JCが始まるまで外国馬との対戦の主な舞台となった国際競走のワシントンDCインターナショナルへの遠征記録も含まれていました。

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1ヶ月以上いわば1頭の状態で国際厩舎で過ごし、直前にやっとヨーロッパの馬や米国馬が入ってきてレースが行われて、なぜか道悪が多くて 結果は始めからわかっていたような大差の着外。資料は、環境の変化と検疫の厳しさを克服できなかったことを弱さと後進国であるいう共通語(潜在意識)で綴らざる負えない状態でした。

スピードシンボリの5着を強調しなければならないほどの成績。それほど世界は遠いのかと、自分たちの目の前の馬はそんなにダメなのかと思わなければならない現実は、ディープが示しくれたように馬券を買わなくても多くの人が熱狂できるスポーツとしての競馬の側面を奪っていたのです。

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現在の海外遠征から考えると、こんな遠征のやり方なら今でもきっと結果はさほど良い方には変わらないのかもしれません。たとえば香港国際競争へ数頭で遠征しても、ちょっと国際厩舎の環境が悪かったから体調が整わず等々、少しの不具合で1秒近く負けたなんてざらにあります。環境の変化、不満足な調教環境、初体験の洋芝のコース等のオンパレードでは大敗も仕方がないのかなと思います。

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上:ゴールドアンドアイボリー下:セントヒラリオン

第5回に来日した外国馬は、この5回までの来日馬の中では実績は最低レベルでした。だたイギリス2頭は、バランスの良い馬体、雨の中で光る毛艶、パドックで声が出てしまうほどでした。

その1頭ゴールドアンドアイボリーはミルリーフ産駒でいわば各地を転戦する国際ホースの先駆けというべき馬でした。大きなレース以外は全く情報がないその頃の日本では先入観でダメとしてしまいがちなだけでした。

もう一頭のセントヒラリオンは、3才で走り出しが遅いためにクラシックに乗らなかった馬で、裏街道をひたすら上って来た馬でした。たしか72キロでレースをして大差で楽勝したなんて記録も持っていました。種牡馬となりG1レースの勝ち馬もだしていますので、馬体の見事さは持ち合わせていて当然でした。

ザフィルバートは、NZから来た中で、中くらい実績の馬でしたが、これも出来は良く結果は今までの南半球の馬と同じくらいはでるだろうと思いました。この3頭が相手だろうと思いました。

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ルドルフの方は、「直前の水曜日に東京入りし、木曜の公開調教で追い切り、馬なりの調教、一杯に追った併走のウィンザーノットに大差先着を許すものの、それは無理をさせず順調さを優先したもの、誰がみても万全の状態だ。」と打合せたように各紙から報じられたように、前走の枯れかけた馬体に瑞々しさがもどっており、これならまず間違いは起きないだろうと感じられました。

当日の短波放送で、解説の大川慶次郎さんが、「久しぶりに雨が降って、仮柵を取った内側は、芝生の状態が良くて、他の箇所よりも軽くて、脚抜けが良い、いわばグッドの状態になっており、馬が非常に走りやすいので気持ちいいから、はじめから走る気をだしてグイグイ走ってしまう。けれど道悪には変わりがないから、途中から疲労が脚に来て、ひどい止まり方をする傾向が今日は続いている。だからJCもこうなったら波乱ですよ。」と言っていました。

案の定レースの勝負は、3コーナーの下りから早めに始まりました。イギリス2頭がジワリと気持ち良くいきかけた仕掛けにルドルフが応じて勝負が始まりました。

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大川さんの予想どうり、直線の坂で2頭は止まってしまいました。そのレースが終わってからロッキータイガー、ザフィルバートがやってきて漁夫の利を得ました。その前にルドルフが遊びながら走っていたのだけは超えられませんでしたが。

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道悪で、しかも、相手に脚を上げさせて勝ってしまう。いままでと全く逆のレースをルドルフがしました。場所は日本だからワシントンDCの真逆をすれば、日本馬がレベルが低くないことを証明できる。カツラギエースの三冠馬対決、強豪にらみ合いのスキを突いた逃げ切りでなくて、堂々と勝ってそれを証明してほしい。思いが叶いました。

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「やっとやり返した。。。。」表彰式が始まるまで、少しボーッとしていました。ルドルフの馬上で岡部騎手の「6」のサインには力がありました。ウイナーズサークルを囲んだみんなが歓声を上げました。

白い手が光っているようでした。

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モーツァルト:交響曲第40番

感想:
小澤が感涙した感動のステージ。いい音でよみがえってとても嬉しいです。

おすすめポイント:
あたらしい小澤のモーツァルトを是非。

モーツァルト:交響曲第40番

アーティスト:水戸室内管弦楽団 小澤征爾

モーツァルト:交響曲第40番

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